DIARY
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...... 2005年10月23日 の日記 ......
■ んでもって [ NO. 2005102301-1 ]
昨日の夜、今日どうするか検討に検討を重ねた結果、結局SLに出撃
しちゃいますた。
いや〜行ったらなんかいいことあるかな〜と。
しかし、前回9日は2時間ちょい、今回もまた2時間半の睡眠で行くのは相当きついっすな〜。
普段午前中にやってる業務を全部一括で深夜にやるのはきびしいですわ。まるで医者並に寝ないで出撃はね〜。
ほんで、今朝はなんとエサに手のかかる粒の小さいぶどうが・・・。またんかい!ギリギリなのに・・・。
信じられんような勢いでむさぼったまではえがったのやけど、結局バス停までダッシュ。早朝ランニングは厳しいの〜。しかも機材しょって、徒歩7分のバス停まではね〜。
しかもバスがのんびり走ってくれたので、駅に着いたのが列車発車の2分30秒前。これから券売機をいじって1日散歩切符を買って・・・・という作業をせなあかん。
まあ、なんとかギリギリでセーフ。ワシの人生そのものだわさ。
しかし、札幌からでも普通で小樽までは「なげぇ〜なぁ〜」と思うのによりによって新札から。飽きますわ。
途中、後ろに座ってたアホな観光客が海が見えてきたところで「あ、海だ、これどこの海?」
あんな、小樽がどの位置かしっかり地図なりで見てりゃどこの海か分からんの?その前に旅行する前に位置って地図で見ないんか?
まあ見ないからカーナビなるものがはやるんでしょうけど。(かえってワシはアレを使うと逆に危険を感じるんですけど)
小樽で乗り換え。今日は1両目の後ろから乗ることに。しかし、入ってきた列車がおいおいおどこへ行くんだ〜ってくらいに乗車位置の看板から大きくはずれる。当てにならんのは看板か?それとも列車か?
今日も一人掛けの席で相席。男1人だとあのシートピッチはやたらに狭いわさ。もうちょいひろげてぇ〜な。
さすがに前回から二週間なので紅葉が進んでおる。今日は期待できそうである。
んで、小沢まで行こうかなと思ったんやけどリベンジで失敗できんので、結局行きなれた銀山へ。前回見た駅からの景色が一変でとおくの山々がすっかり色づいておる。う〜ん、思春期やね〜(ちゃうって)
今日は、いつも駅から然別方向へ向かうところを、何年かぶりに小沢方向へ向かってみることに。そこへ同じ方向へ行く人アリ。
なんてことなく、なんとこっちにはS字カーブが・・・。くそ、前回ここに来てりゃえがったがや。
木々がすっかり紅葉してばっちりなんやけど、こんな山の中に適当に針葉樹植えないように。妙に緑の部分が目立つって。
よさそうやなぁ〜と思ったところにはすでに先客が・・・。しかも一緒の列車に乗ってった人もそこで撮ることに。しかもワシまで。3人ですか・・・。
ワシはちらっと時間があったので稲穂トンネルの方まで行ったのだが、こっちはカーブがきつすぎで無理だったので却下。
思えばここにはキハ183系の国鉄色車がリバイバル北海で走ったとき以来やね。
山の上の方がきれいに色づいておったので、ワシが今まで生きてきて初めて縦撮りで挑戦してみることに。縦だと使うとき結構不便なのでやらんかったのだが、どうしても山の上の紅葉をSLを撮ってやりかたっかもので・・・。
と、設定しておると、なにやら線路脇から動物が・・・。キツネじゃねえのか?と思ったら
タヌキであった
い や〜初めて野生のタヌキは見ましたな〜。しかも2匹。それはもう、遠くでSLの汽笛が聞こえ始めているときであった。その後も変わった色の鳥が飛んできた り。いや〜自然ですな〜。ちなみにその場にワシ含め3人おったのやけど、タヌキに気づいたのはどうやらワシだけ。残り2人は下を見てたり、なんかをいじっ てたりしてて見てなかった御様子。
天気がいまいちで、突然太陽が出たと思ったら曇ってくるのでそのたびに露出、絞りがめちゃくちゃ。あたしゃどうすりゃええの?
そして予定時刻。まず比較的近くで汽笛が聞こえ、そのあと銀山駅を通過する際の汽笛が聞こえる。そして機関車と客車がポイントを通過するジョイント音。直後にだんだん力強くなってくるドラフト音。
1 つ並んだライトの片側が見えた時、ワシはカメラを縦に構え、しゃがんでいた。まず、山、紅葉、SLのコラボレーションショット。そのあとお決まりの構図。 しかし、ここでミス。絞りを先に撮った広角側から望遠値に戻すのを忘れておったのでもしかしたらアンダー気味かも・・・。
まあ、あの状態でやれってのが無理かも。
今 日は特にリベンジで今年最後なので絶対失敗できない、余計にかかった交通費のことなんかが、重圧になってのしかかっておった他に、SLの鼓動というものが 重なって、撮り終わった後は若干、緊張がゆるんで手が震えてやがった。これは決してわしがパーキンソン病だからではない。いや〜HMがついてるとか、DL はいらないとか、C62の方がええとか色々言ったりみたりしてるが、実際いっつもSLを撮ると最後には感激してますな〜。なんかやっぱ普通の鉄道車両とは 違う、同じ煙を吐くんでも気動車とは明らかに違うものをSLから毎回受けておる。
だから去年、ついには遠路はるばる細岡まで出撃したんやろうね。
やっと今日の重要任務を終わらせて駅へ。ここで紅葉だとか景色だとかネタになりそうなものを撮っておく。いや〜それにしても、羅臼ほどじゃないけど、しずかでええね〜。
どっかと違って!
今 日は、駅から少し町へ降りてみる。まあなんもないんやけどね。店もあるにはあるらしいんやけど、何年も来てるところだが、今まで見たためしが無い。あんま 町へ降りてしまうと戻るのが大変やし、列車においてかれたらえらいこっちゃなのでほどほどまでしか行かんけど、駅前に自販機1つない。最終列車においてか れたら飢え死にですかな?
ホームでそろそろ来るなと思って列車を待っておるとカメムシが多い。コノヤローとうかつに触るととんでもないこ とをしでかしてくれる甲虫王者カメムシだけにうかつにさわることすらできん。かばんについたヤツを指ではじいたら地面にあたってカツンって音が・・・。甲 虫ですな〜。
列車に乗って余市までは記憶にあるんやけど、気がついたらもう小樽寸前と言う状態。まさに意識不明の重態ですた。
小 樽で乗換えが悪いので、とりあえず昼エサを買う。しかし、もうちょっと配慮してあと4分、快速を遅くしてくれるとか、列車を早くしてくれりゃね〜。それに 乗れないがために、午後、何をしようにもいくところが限られちまう。美々、植苗に行こうにも、その4分前に出る区間快速に間に合わないがために、苫小牧行 きに乗れず、しかも次の苫小牧行きは美々、植苗は通過。次止まる列車となると全然仕事にならん時間帯。
かといって岩見沢方向は?と言えばその列車がまさに岩見沢行き。そのあとの快速で札幌に出て、乗り換えはできるが乗り換える列車は岩見沢行きの普通列車なのでグングン遅くなるというもの。
ああ、あの4分さえなければ選択肢が広がるのに・・・・。
札幌でその普通列車に乗り換え(ほんとはその列車は接続列車にはなってないんやけど)今日は前回9日に人身で達成できなかった上幌向へ。
しっかし普通列車だし、ほとんど終点なので時間がかかるのなんのって・・・。
野幌に止まったとき、例のアブラムシがわんさか飛んでおった。列車の窓の端っこにも黒く線が着くほど虫がひっついてやがった。
上幌向へ降り立ってまず思ったのが
寒い!
である。
山である銀山よりずっと寒い。風はビュービュー吹きやがるし。現場へ付くまでにすっかり冷え切ってしまった。
途中、歩いていると赤色灯が見えたので「またなんか測定でもやっとるんか?」と思ってあるいておると、待てど暮らせどサツの姿がない。どっかへ曲がったんか?と思っておるとなんと、道路わきに1人のおっさんがいすにどっかり座っておる。
そのおっさんは紛れもなく
道警君。
おお?と思って奥へ目をやると奥にはクラウンのパーカーと青のハイエースが・・・。
こ、こりゃ測定だわ。と思って目を凝らせど測定グッツがない。どこへ隠しやがった?と思っておるとさらに奥、ちょうど岩見沢健康ランドのところにさらにおっさんが座っておる。
コイツだ
近づいてみるとはいはい、ありました、測定セットがさ。三脚のついた測定器にそれからコードが延びるジュラルミンケース。おっさんにはヘッドホン形の通信機。はは〜こいつが測定が係りか・・・・。
とそのとき
ピピピピピピピピピピー!
振り返るとさっきの測定係りのおっさんが止まれとかいた逆三角の旗、いわゆるにんじんを振りかざし、堂々と右車線のRVをキャッチ。
ご愁傷様です。
こーやってゼニもうけしてるんやからね〜。しかもこれがお国の機関ですぜ。へ、全く、おもしれーことしてくれるもんだよな。泣く泣く払った罰金は絶対あいつらの宴会代にでもなっとることでしょう。それか幹部の裏金ね。
しかし、ラジオで測定情報が流れたのか、反対車線の人たちがパッシングで教えているのか、はたまた、日常茶飯事にやってるところなのかは知らんが、みんなゆっくり走っておって、どうやらこざかしい測定を知ってるらしい。測定撃退にはドライバー同士のつながりが重要ですな!
さて、ポイントに着いて、さらに寒さに震え上がる。風がとにかくつおい。しかもええ感じで真っ黒な雲が・・・。ナメヤガッテ・・・・・。
それからDD51国鉄色と更新機の重連貨物、785系NE−3編成、相当むりして711系の回送なんかを撮ってたまらずに16時過ぎに終了。撮影しながら震える季節がもう来てしまったんですな。だから寒い季節は大嫌いじゃ!
そのまま上幌向駅へ戻ってもえがったんやけど、次の列車まで時間が合ったので、またしてもバスで岩見沢まで出てみることに。だっていい感じで来るんだもん。
バスが走っておると、となりをクラウンのパーカーが来る。ははぁん、さっきの測定終わって撤退してきたなと思ったらさらに後ろに青ハイエースが・・・。これで決定的である。測定ばっかし命かけとらんでもっと他にすることないの?あるよな!と思うのはワシだけだろうか。
岩見沢についてこれだけ走って190円とは安いもんである。
特にあと十数分ですることも無く、適当にネタ収集してそそくさと駅へ。
ってか駅の入り口と便所遠すぎだから。
帰り乗った列車がなんと、また731系+721系の併結編成。今日2回目だわさ。
その車内で幌向、豊幌あたりで何回かパーカーを見る。なんだ?今日は秋の楽しい楽しい大測定収穫祭〜The荒稼ぎ〜でもあったんか?全く・・・。
札幌ですんなり乗り換えようかと思ったところで用事があったのを思い出し、サクっと用事を足して戻る。ちょうどバスに最適な快速に乗り新札へ。やっと家の裏のバスに乗れますな〜。てかこんな寒空の元歩くのはごめんである。
こうしてやっとこさ任務終了。もう寝てるんだかおきてるんだかわかんないくらい眠い状態だったり。
さ、明日は現像に出す前に今中途半端にあまってるフィルムをやっちまいましょうかね。こうしてSLニセコの2005年分の撮影に幕を下ろしたワシであった。でめたしでめたし。
No.(227)
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