DIARY

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...... 2005年10月31日 の日記 ......
■ 生きてますた   [ NO. 2005103101-1 ]
はい、どうもなんとか生きてた管理人です。
いや〜昨日からどこに行方不明になってたかって?それは



えりもへ行ってますた


えりものぉ〜はるぅはぁぁぁぁあ、何も〜ないはるでぇ〜す♪(ちゃんと森進一風に歌って読むように)
でおなじみのえりもですわ。ちなみにチャッペ氏は襟裳を読めなくてどこへ行くんだか分からんで「行くか?」と問いかけに「行くわ」で返事をしていたというオチ。しかも昨日、鵡川付近で室蘭ではなく、襟裳にいくってことに初めて気づいてたし・・・。

ほんで、まず、昨日は10時に家を出る。深夜にまで及んだ特製CD作成で数時間しか寝れてないわしにはきついっすわ。まあ、毎回こうなんやけど。

CDに入ってるのはまあまあ、アホなファイルを音楽CD化したやつだったり、キン肉マンとかハクション大魔王とかのアニソンだったり。ネットで拾ったやつなんやけど。

行きはなんとなくの流れでネコ目氏が運転。まずは学校方面にすんでいる2人をお迎えにあがる。8氏の家からは8氏がドライバー、江別恵庭線を走っておると、なんと、測定に向かう途中のパーカーに遭遇。日曜だとこれだ!
それから北広のインターから高速へ。いや〜高速は早っすな〜。途中から日高道に入って終点鵡川で強制的に降ろされる。

あとは国道をひた走り。これで高速代が1200円くらいだっつーから安いもんである。ただ税金で作ってるのに有料ってか?

太平洋を、あの海の彼方にはハワイがあるとか考えながら海沿いをひたすら走る。この日は天候がいまいちやったので、景色はやっぱグレードがおちるわな。
途中どっかに寄ってうまいもんでも食いながら・・・とは思ったのだが、様似駅でゴリラ氏が待ってる、その前になんか食べ歩くほどの金もないってなわけで、途中エサを買いにスーパーに寄った程度で一気に向かう。想像するのはただやしね。

静 内を通った時、ワシがガキんちょの頃、キャンプしたことを思い出す。そう、そこは前はダブ〜ンと海、後ろはバラセンの張ってあるたか〜いフェンスでしかも フェンスの向こうは日高線の線路で、もう津波が来たら死ぬしかないというなんともおぞましい海水浴場、川が流れておってその川が心室細動でもおこしそうな ほど夏でもチベタイものである。
おまけにワシが行った日は、夜中に豪雨に襲われ、テントのいたるところから雨漏りがしてえらいめにあったのである。そんな場所に2泊もしかたからこりゃまたすごい話。朝起きたら海上ってのもありえなくはない場所なのである。
しかも入り口が、分かりにくく、一旦道路と線路の下をくぐり、川におっこちそうなくらい狭い道幅のところを行った先という逃げ道が一箇所、それも対向車が来たら終わりという場所。
そのことを思い出して、見てみると、まだ出入り口は覚えておった。しかも場所は健在であった。ただあれは防災上やばい場所である。冒険心のある方はどうぞ。

三石、浦河を通る。浦河と言えば地震の巣である。今地震来たら・・・・と思うとぞっとする。あの水平線の向こうの海底に震源地があるんやろね〜と考えてしまうのである。

こりゃさ、ありゃさと走ってやっとこさ様似駅到着。ここで今回のきっかけになった卒論調査に行くゴリラ氏と合流。
彼 はほんとはワシらと行った方がず〜っと早く、安かったのだが、またまた某K大をクビになった教授が「車は危ないからやめとき」ということで合えなく列車に なってしまったわけ。本来、全行程を公共交通機関に頼らねばならんのだが、そんなことできるような場所かどうか考えてみりゃ分かるのである。ということ で、彼は形としては公共交通機関で行ったことにはなっておる。しかし、裏ではこーゆーことになっているのである。発案者は何を隠そう、ワシである。こー ゆーことにはパパパ、ピピピと頭が働くワシである。

しかも、優駿浪漫でおなじみの列車に乗り継ぐには、北斗8号を使わねば相当時間がかかってしまう。そこで今回、浦河までのS切符を買って、乗車券だけ様似までにしてもらったという手はず。これもワシが発案者だったり・・・。

どっ ちにしろ、札幌からだと、苫小牧まで普通なり、特急で向かい、日高線に乗り換え、(ちなみにワシは日高線は乗った事ございません)様似でさらにバスに乗り 換え、えりも駅から別なバスに乗り換え・・・・とそれだけでえらい時間と金がかかってしまい、おまけに一日じゃ宿に着かず、そんなことをしていたら一泊2 日では調査にならんのである。

そこで、今回、様似ー札幌は列車という形で形としては公共交通機関を使ったことになっておるわけ。これはちなみにヒミツなのであった。

様似に着いたのは、彼が様似について40分後、ちなみにワシらは、カーナビの字がみずらく、間違って一回西様似へ行ってしまうということをしてしまう。ちなみに見間違えたのは何を隠そう、ワシである。

様似から車で一気に北海道の先っぽへ。しかし、今回のカーナビはぼろい。全然案内しないし、かと思えば見りゃ分かるのに「トンネルです」とか言い出す。うざいので、今回の行程中、ヤツの電源はほとんど切ってあった。

しかし、田舎ほどおもろい看板やら光景があるものである。漁船が牛のえさ場になってたり、ソフトパンチとか書いたパーマ屋があったり、バスのえりも駅には「え」って書いてあるし・・・・。

ち なみに襟裳のJRバスの元淡路交通のキュービック見ましたわ。たまにワシもこっちで乗る車両だけに、海岸線を悠々と走ってる姿はちょっと変に見える。しか し、同じ年式の同じバスなのにやっぱえりものキュービックはちょっと錆が早く来てるようやったね。同じもんとは思えんね。まさか淡路人は、かつて自分達が 乗ってたバスがこんなしかも襟裳で走ってるとは思っても見ないことであろう。

とりあえず、いきなり襟裳岬へ行ってみる。さすが風がビュービュー吹いておる。しかも寒い。ただ札幌よりは気温が高いのである。

この日は海から風が吹いておった。しかも海が若干あれておったので、アザラシはかなり見るのに苦労する。ワシは商売道具の望遠レンズで見物。ちなみに300mmね。

15時半頃ついたんやけど、すでに薄暗くなりかかっており、灯台がグルングルン回っておった。三脚を車におきっぱにしてしまったので、やもうえず、石垣の上にカメラを置いてタイマーで記念撮影。アホなやつらがずらり5人である。

そのあと、風の館へ。ワシとしては、結構気候関係のものをじっくりみたかったんやけど、そーゆー雰囲気ではなく、アザラシを双眼鏡で見て終わったと言う感じ。
ちなみに、双眼鏡でチャッペ氏がやっとアザラシを探し出し、誰かに見せようとするたびに足をひっかけ、ポイントがずれてしまうということを繰り返しておった。何を遊んでるんだか・・・(遊んでないって)

そのあと、風速25mの風を体験できる場所へ。まあまあ、色々実験しましたわ。でも25mったら台風が来た時くらいやね。どうせならどどーんと50mいってほしいものである。
ちなみにワシがこの風体験機で思いついたのは「風上で屁をこいたら風下にものすごい勢いで流れてくな〜」であった。風上でカメムシをつぶしても大丈夫である。

そのあと、朝8時からがんばって開いておるという売店へ行って土産をあさってからすぐ近くの宿へ。ユースらしいのだが、普通に宿でもやっておる。厳しいんやろうね〜経営が。

襟裳岬まで歩いて20分という場所、風がやっぱしつおい。
宿のおばちゃんはHPで見たときよりはそんなテンションは高くなかったが、若者的な頭のおばちゃんではあった。

築40年近いという宿、なんか羅臼とかいうどっかで聞いたような・・・。
部屋は、8人部屋でユース特有のB寝台のような二段ベットでカーテン付。当然、便利で快適な下の段を確保。

そのあと、近くの商店へ買い物へ行く。しかし入ってみてびっくり。



た、高い!


カップラーメン平均で160円とか平気でするのである。泣く泣く、弁当とかもないので、それと、インスタントの飯を買う。おかず?そんなもんは売ってませんよ。

宿に戻ってから笑点を見ながらえさ。子一時間エサを食い、部屋へ。するとネコ目氏が漫画を宿にあった持ってきたそれはなんと





サザエさん第一巻





おや〜超レアですよ、これ。ワシも読んだんやけど、すごいね。GHQやら、満州からの引き上げ兵とか、「かつお、わかめ、やみ市へ行くわよ〜」とか、配給とか、米は没収とか時代を感じさせるを通り越して骨董品、時代を伝える文化遺産化してますた。
しかもなんと、この頃のサザエさんはマスオさんと結婚してない=タラちゃんもいないのであった。あるいみこれ、トリビアに出したら金もらえるかも・・・。

宿に風呂があったので入ったんやけど、ふつーの家の風呂であった。しかもシャワーの調整が職人でも無理である。

うわー!チベタイと思ったら今度は熱湯が出たりするのである。これは死ねと?

この日はなんと誰も酒を飲まず、0時には寝ておったというよい子ぶりであった。やっぱもうちょい若くないと夜は盛り上がらんのだろうか・・・。酒なしじゃ。


朝は8時半に起きる、ほんとは9時の予定やったんやけどね。火の気のない部屋なのでまあまあ、寒い寒い。まいったね〜。

9時半に宿を出て向かったのがチャッペ氏が朝、歩いて襟裳岬へ行った途中に見つけたNARUTOの看板。早速使われてるとは・・・。「交通安全だってばよ」ってしっかり書いてあった。

そのあと、昨日のうちに見つけておいたアホなものなんかを撮りに行く。そして、襟裳と言えば植林であるが、その植林した場所の遊歩道をあるいてみる。

途中、木のチップを敷き詰めたところがあったんやけど、厚すぎで足が埋まって疲れるってばよ。

なんか、ずっと終点まで行ったら宿の裏手に出てしまいそうだったので途中で引き返す。しかし、そのあと、実際に宿の裏の森林センターが調査先だったゴリラ氏を迎えに行ったとき、ほんとに遊歩道を歩いてたら宿の裏手に出るということを目で確認することになってしまう。

ちなにみに、ゴリラ氏の調査先は裏なので、宿から歩いて1分程度であった。


ゴリラ氏を混ぜて今度は下から遊歩道をあるいて見たが、作業中で折り返すことに。

そ して今度は悲恋沼へ行ってみる。それはそれは悲しい物語のある沼だそうだが、そんなことを書いた看板は一枚もなし。しかも普通に水鳥がガーガー泳いでるだ けであった。その後ろの森へ入ってみる。ある程度歩いてから戻り、今度は百人浜へ。こっちも悲しい話がある浜であるが、こっちはそれなりに晩秋ということ もあって、荒波が物悲しい海岸に打ち寄せておった。

しかし、ゴリラ氏、そんな海岸でもしっかりとやってくれた。
波打ち際にいた彼、なんと大きめの波が来たとき、逃げ遅れて足首から上辺りまで並をかぶってしまう。いや〜靴をはいてこの季節に海水浴ですか?(ちゃうって)

それで切れた彼は靴下まで抜いて波打ち際でちゃぷちゃぷしておるのであった。

ワシは写真を撮ったりうんぬんである。

最後に8氏が砂に書いたとあるものにワシが長い流木をぶっ刺して終了。トーテンポールってとこっすかね。

ほんで、今度は水産博物館のような場所へ。

そ こでまたおもろいもんを発見。潮汐の解説をしてる展示物があったのだが、なんと、本来なら「おおしお」と書いてある部分、なんと「お」しかない。しかもそ の「お」の点がないので「お」でもない。さらに「小潮」と書いてある場所に至っては「小朝」・・・・・。おいおい、小朝師匠になってるで〜。

さらに、座礁事故の展示では、韓国船と書くべきところが「韓国線」・・・。

どこ走ってる線路なんですかねぇ〜。

そこも見終わり、様似へ。15時半にゴリラ氏を駅に放置。しかし彼の乗る列車は一時間後の発車であった。

ちなみに、ワシが今日、改めて列車のいない様似駅を見たらなんと、DMVの線路へ載せたり出したりする三角のガイドがあった。まだこれが残ってるということは今後、U−DMVが試験する可能性アリなんだろうか?

そして車は今度は静内へ。途中、夕日を撮ったり、浦河で日没シーンを撮ったりしながら。

静内の例の海水浴場を見せてやろうと思ったんやけど、暗くて道が分からず。分かっても通過してしまったので却下。そのまま静内温泉へ。

実は、この温泉、キャンプの時に銭湯代わりにきたり、改めて宿泊しにきたことすらある場所。しかし、前回がガキんちょだったのでもうかれこれ十数年ぶりである。
たしか宿泊客と日帰りとの玄関がわかれてたはずなんやけど、なんと今日は宿泊の入り口しか開いてない。

長 い廊下を歩いて行った先に風呂があるんやけど、本来、ワシが日帰り玄関だと覚えておる方に柵があって行けなくなっておった。もう使ってないんか?と思った んやけど、これもワシが記憶しておったロビーの噴水がまだ薄暗い中出ておったのでボツにはなってないらしい。おそらく混雑するときとか日中使ってるのでは ないだろうか。

風呂もこんなんだったっけ?と思うほどで、おそらくリニューアルしたのであろう。しかし全然以前の大浴場を覚えておらんので比べようがないがや。

温泉からはいよいよワシがドライバー。実はワシは昨日の運転距離は0m、今日は数キロ程度で、スルスルとめんどくさい運転から逃れておったのだがついにワシの番である。わーったよ、終点までワシがやっちゃるけん!

海岸線をずっと走り、鵡川から高速へ。そして沼ノ端で降りる。高速がここから有料になるというわけではない。苫小牧の方が燃料が若干安いので、そこで石油を入れておこうというわけ。ここで満タンにし、札幌へ帰り、札幌で減った分を追加する作戦である。石油も高いからね。

しかし、札幌より2円しか安くないというオチ。まあ、沼ノ端から苫小牧東までの150円が浮いたのでまあええか。

車のメーターに出る数値では、残りの石油で75キロしか走れない状態までになっておった。

石油も満タンにし、今度は高速で一気に北広へ。そして学校近辺連中を届けに行くが微妙に道を間違える。まあ、偶然入った道で修正できたので結果OKっつーことで。

2人をポイっとおろしてあとはネコ目氏ととんでもない土地に帰るだけ。帰り際に近所の某Jモで石油を追加。800円くらいかかったわさ。

ほんでネコ目氏を送り届け終了であった。

い や〜でもコレを1人でやれったら無理かも。まずあの海岸線の飽きる道がやばい。おまけに、様似付近で測定やっておったし。バス停に怪しいおっさんがおっ て、なんかトランシーバーっぽいのでしゃべってるな〜と思ったら警官がこざかしくその先にいたし。私服警官で測定するとはほんとにあきれるばかりである。

しかし、ワシは以前、積丹でワシが制限速度60キロ以下で走っておったらパーカーがなんでもないのに80キロでぶち抜いてったってのを知っているのである。これはどうなるんじゃボケ。

さ、明日から一気に現実にたたき戻される。今週は木曜が休みやけど、(ってかもう11月なんやね〜)土曜に就職試験だわさ。気が重いってばよぉ〜。しかも現像代、約フィルム3本分とですか・・・。あ〜金がないわさ。

No.(235)


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