DIARY

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...... 2007年06月17日 の日記 ......
■ 珍道中   [ NO. 2007061701-1 ]
ですた

こんばんは、「良いこのみんな〜、こんにちはぁー!」ってよく言うけど、んじゃ悪い子はどないすんねんと思うレです。

さてさて、今日は明日も休みってなわけで思い切って腰の治療を〜てなわけでニセコ方面の温泉にGOですわ。
今日は1人でランデブー。あえて1人を選択したのと、突然お思い付きに近かったもんで相手が誰もおらんかったってなわけね。
まあワシとしては今回はワシだけの時間、ワシだけの都合、ワシだけの思い、ワシのための〜をモットーにしたかったもんで1人でええねん。

朝はそんなわけでてきとーな時間もええところ、11時近くに出発。
る んるんと進めるとなんと、南区で捕まってしまう。ポリ・・・じゃあないですわ。なんと車椅子マラソンだかをやってたらしくて真駒内駅付近からどえりゃー混 んでるのよさ。進まん・・・のほかにさらに原因その2、2輪がその先で事故ってる・・・というわけで進まんの他に進めんですわ。対向車線を逆そうして救急 車が行ったな〜と思ったら行き先はその現場だったりして。
R230に出たらスイスイ、さっきレーダーが振動感知しないもんだから電源切れちまったとは思えんほどですわ。渋滞中となりの車線に新シビックR並んじゃったし。

しかしまあ前ガッツリ空けて走るオバカサンがいるもんですわ。速度が一定じゃねえな・・・と思ったらやっぱそういうのは女ドライバー。着いてく方が大変ですわ。
んで中山到着。競馬じゃあないですよ〜。

天気もえがったので羊蹄がこんな感じですた。
こちら

ここで10分くらい休憩、腰のためにもね〜。

んで今度はくだりですわ。くだりはワシが先頭になっちまったもんだから70Kmまで落として走ってやることに。
留寿都の道の駅の先で道道66へ。あとは1本道だわさ。

時々羊蹄がきれいに見えるもんで、所々で止まって写真撮ったり自由気ままですわ。こちら

ほいでまず行った先はここ こちら

こんなトコを通って行きますわ。こちら

車1台半くらいしかスペースがないのに山道なもんで、カーブでホーン鳴らしまくりですわ。

んで着いた先がこんなトコこちら

で、なんで向かいの建物に入浴券売ってんねん・・・。
入り口には「キタキツネが靴を持って行きますのでドアを必ず閉めてください」との注意書き。ワイルドだねぇ〜。これで300円だわさ。安いねぇ〜

早速浴室へ。そういや大浴場ってな文字、どこにも躍ってなかったっけ。

入って目に入って来たのがこれ こちら

なんてインパクトの強い注意書きだこと。
まず、絵ね。その次に「すべります」あるいは「かなりすべります」だけでいいものを「すべります かなりすべります」と二度押し。見た瞬間ニヤっとしてしまうレ氏。

ってドア開けたらいきなり3段くらい段差があって湯船ですわ。どうりでドアのすりガラス越しに水面のゆらめきが見えてるわけだ・・・。

しかもここ、滑るほかに超深い!

中は電球が3つのログハウスか?ってな感じの中に湯船のみがあって、中にはぬるめのお湯が。そのお湯からは源泉そのものが湯船なもんで泡が湧き上がってるんですわ。出てくる場所次第では「屁」でもしたみたいですな。疑わしいこと

昼間でも薄暗いってからには夜はちと1人じゃ入れんかも・・・
それに深さは171cmのワシが最深部で肩ぐらいまで埋まる感じ。もちろん立った状態で。しかも底は砂利ですわ。

ちょうどいい深さだったもんで、深みになる前に木の段があるんやけどそこに寝転がるような感じですわ。
こんなボロいところに普通は来ないわな。来たってからにはそれなりのもんだってことですわ。
温泉博士が星4つ半つけるほどの温泉ですからな。当然かけながしで源泉そのもの。鉄の匂いが非常に強くて、底を手でさわったりすると手が赤錆色になるんですわ。入浴して手汚れる風呂・・・ってなわけですな。

ええ加減してから簡単にふいてTシャツとズボンでずかずかと移動。なんと湯船は2つあるんやけど、あっちとこっちの浴室に分かれてるんですわ。
ワシみたいに着替えてから行く人もいれば、タオルだけ巻いて廊下を渡る人も。こちら  ここね。
2つめは透明なお湯。ここも鉄臭いんですな。
こっちには洗い場があるものの2つしかない・・・。同じく温度はぬるめでかけ流しで深いんですな。プールにあるはしごみたいのが浴槽のふちにあるってのが尋常じゃない深さの証拠。


で、一旦上がって休憩。ブラブラっとしてみたらなんか毛皮見たい塊が落っこちてたもんでなんだ?と思ったらネコじゃないですか!

ナデナデしたらほどほどになつくんですな。そのうち厨房へ消えて行きますた。久々にネコにさわったねぇ〜・・・と思いつつ外に出てみたら
こちら

あら、もう1人いたんですか!
コイツの方がもう少し人懐っこいんですわ。ワシにスリスリしてだまってナデナデされてますた。思わずヘタレコンデジの動画モードで撮ったりなんかして。

そのあとで、ブラブラしたら2階が見えたもんでちょっと行ってみることに。
すると部屋1つ1つが個性的だこと

こちら

うわー、ガチャガチャタTV!それに何この作り!

こちら

え?なにこの作りは・・・

こちら

ここも窓の位置と大きさが変

こちら

おお!なんだこの部屋は!窓ねえぞ!!

こちら

で、ろーか。最後に使われたのっていつなんでしょうなぁ〜・・・。

その後もう一回にごり湯につかってから退却。薬草茶があったんやけど、飲めないほど熱いのは勘弁ね。

移動の前にちょっとブラブラしたら露天風呂発見!
こちら

ってこれに入る勇気ある人いるんですかねぇ〜。
当然入れんとのこと。まあその気になれば入れるだろうけど。
で、風呂の底から泡が・・・ってのがこんな感じ。こちら

こちら

こんな階段を上り下りしますわ。なんてバリアフリーだこと!

しかし、奇跡の湯と言われるだけあって、朝より腰が少し良くなりますた。んじゃ逆立ちで入れば頭も顔も・・・。

次に行ったのが神仙沼。去年行ったらまだ雪がガッツリあったあそこですわ。エアコンが死んでるもんで窓全開やけどこんな光景も
こちら

これが見え始めたら妙に入ってくる風が冷たいんですわ。

んでここが入り口
こちら

夕方だったもんで人もまばらでその人も出てくる人ばっかし。
森には野鳥の声だけが響き渡る・・・。あと耳元を掠める虫の音ね。

こちら
こんなトコを歩いていきますよ〜

で、途中こんな絶景が!
こちら

絵に描いたような光景ですな。ってさすがヘタレカメラ、下の森がつぶれてる・・・。


こちら
こちら
こちら
ゆっくりのんびり歩くと湿原地帯に到着。
こちら
こちら

さすが湿地帯、カンス(蚊のことである)がいっぱい飛んでますな。

その水の中にもこんなのが
こちら

さらに高山植物のチングルマも咲いてますた
こちら

で、神仙沼がこれ。
こちら

風がないと水面に対岸の森が写るんですわ。
時が止まったような風景の中、鳥の鳴き声のほかに何も聞こえない・・・ええねぇ〜

帰り、来るとき見た絶景を夕日と共に見れるかね〜なんて思って行ったらこんな感じ
こちら

まるで絵ですな。

駐車場についてこんなのを発見
こちら

看板に「営業中」

うそこけ!

ちなみに17時でトイレすら閉店ですた。

んで、山をヒールトゥー使いまくりで下りましょうか。
で、行った先がワシのお達し温泉の雪秩父。
しかし最後でとんでもないことになるとは思っても見ませんですた。

風呂へ行く階段を下りてるときから、照明がチラチラしてたんですわ。

なんだ?電圧以上じゃねえか・・・・。と思ってたんですな。トイレに行って出て来て、おヌードになりましょか・・・と脱いでるとき














ジリリリリリリリリリリリリリリリリリ!














と非常ベル。

誰よ〜いたずらっ子は、うるさいわね!
とその場は思ってたんですわ。しか〜し、なにやら上でトタバタ走る音、「消火器もってこい!」って声が・・・。

あん?

と思ってぬっと更衣室から顔を出したら













煙出てんねん!















マジかよ〜
ととりあえず服を着る着る

とそこへ「火事ですのですいませんが避難してください」とおばちゃんが飛び込んでくる。
ワシはいい。まだ脱ぎきってないし、そのままでも避難できた。
しかしだ、脱衣カゴには複数の人の服があるわけだな、ってことはだ、何人もが入ってるってことになるわけだ、しかも当然裸で・・・。
風呂場にも「火事発生ですのですぐ避難してください」と呼びかけるおばちゃん。ワシは出来るけど入浴中、ましてや頭洗ってたりしたら絶対無理じゃん・・・

というわけで、退却させられますた。
幸い、消火器でまず消えたらしいんやけど、煙がすごいすごい。
黒煙がモックモク出てますわ。

浴衣姿の宿泊客(へぇ〜いたんだ・・・)も何組かいたんやけど、浴衣姿と私服姿の初老とおっちゃんたちが避難せずにやたら手際よく消火活動してる・・・。
と思えばなんと、どっかの消防団と消防署員の組じゃあないですか!
消防呼ばずしてすでにいた・・・と。

消火栓も使って放水したらしいんやけど、ホースのつなぎ目から水が漏れてて室内は水浸し。

原因はボイラー室で、扇風機から出火したらしいんやけど、干してた洗濯物にも引火して云々ってなことらしいね。
だから照明がちらついてたんだわさ。建物、変電設備がぼろいからだべ・・・と思ってたら・・・。

で、館内では「火事です、火事です、もちついて(落ち着いて)避難してください」との放送が繰り返す。

で、サイレンが聞こえて消防車が来たのは火災発生から30分後、これ、マジな火事ならもう燃え尽きてるやん!

さらに、放水の必要がねえのにホースまで出して通水しちゃったよ・・・・。
現場の様子↓
こちら
こちら

2枚目、消防隊員が館内に・・・「ゆ」って書いてある付近にある洗面所から煙が出てたんですな。「ゆ」って書いてあるところにある階段を下りると浴室ってなわけ。

この後、お!っと発見した金星と三日月の写真をのんきに撮ってるレカ郎さんがいますた。

落ち着いた頃にまだ入ってないとのことを伝えると、入浴料500円戻ってきますた。

ってことは今日はもう入れないってことか・・・。ワシはここにトイレ入ってポカリ買いに来ただけか・・・

夕方、五色温泉までちょっと行って写真撮ったりしてたんやけど、五色はどうだ・・・と思って再び。
営業時間をチェックしたらまだ35分あるじゃあないですか。

薬師温泉で洗ってないだけにねぇ〜・・・。
入ったら誰もいませんよ〜。五色は5年ぶりやけど、相変わらず熱い!こげる!(そりゃない)

なんとか制限時間内に終了。で、温泉の成分なんかを見ようかなと思って見たら、額縁に白紙が貼ってあるんですわ。なんだ?と思ってよ〜く見たらそれが成分分析表・・・。おーい、字焼けて見えないぞ〜

気のせいかな〜と思ってたんやけど、サイレンが聞こえるんですわ。
え?まだ雪秩父事件?と思ったんやけど、どうも騒いでるのはポリらしい・・・。んな山ん中でなにしとると!

帰りにちょっと雪秩父に寄ってみたら、小さい消防車とミニパンダが来てますた。

あとは帰るだけですな。
途中駐車公園ってとこで星の写真と撮ったりして。

平均80Kmですわ。夜こそ走りのゴールデンタイム。
途中の中山峠で40分ほど寝てますた。峠で寝るの好きやねぇ〜
いくら時間を気にせずに・・・とはいえ、火災事件で1時間遅れになっちまいますて、1時頃帰って来ますたとさ。

まだ腰痛が続くようなら
1、薬師温泉は確かに効く
2、火事で雪秩父は入れなかった

ってなわけで近いうちにまた行こうかね〜。あの景色、星空は1人じゃもったいないから誰かと共に。
ニセコ、倶知安方面は北海道内で1位、2位くらいに好きなトコやし。


とまあこんな珍道中ですた。珍獣にはピッタシやな。


No.(829)

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