DIARY

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...... 2008年04月22日 の日記 ......
■ ニセコ再開   [ NO. 2008042201-1 ]
しますた。

こんばんは、やっぱりじいさんのレカ郎氏です。

退院後の経過も順調で異常もないし、そろそろ行かねば関節が痛くてかなわぬのだ・・。
ってなわけで、ニセコへGOですた。
10時過ぎにウチを出ていざ。日中は遅い黄色いのとか、おばはんミニバンがえらく邪魔くさい。オラオラオラ、レカ郎様のおとおりだ、どけんか!

いつものように石山のスーパーで2L入りのお茶を入手して中山を攻めましょうか。
今日は温泉治療の他にも、夜の羊蹄撮影って目的もあり。でもどうもここんとこの晴れはすっきりした青空でなく、かすんだような青空なのがいやなところ。
頂上まで6Km地点からすげぇ〜行列になってたもんで、こらかなわんわ・・と道の駅によることに。寄って写真館があるもんでそこで写真の勉強を。人の見るのも勉強になるもんでの。
中山にはまだこんなに雪が・・・
こちら
まあこれは除雪で積んだ山なんやけどね。

中 山を降りて留寿都までR230を爆走。やっぱしルスツリゾート付近の札幌方向車線での測定場所にオマワリいますた。生意気に昼エサ食ってて仕事してなかっ たし。おめーらほんとにやる気あんなら全員でエサなんて食ってるバヤイか!交代制にすりゃいいだろうが。ったくどこまでタクランケなのよ。

んでもって今度は道道66へ。入院前最後のニセコはまだスタッドレス全開の冬道で車のケツが白くなったもんですわ。

ほ いでいつものフラワーPAへお立ち寄り。ここで夜の準備を。真っ暗な中の長時間露出は山影が見えるか見えないかのものに向かっての撮影。ピントあわせなん ぞ目視でできるわけもないわけで、先にレンズに目印をつけておいて、夜に来たとき、それを合わせればピントが合うっつーわけ。

んで、今日はこんな感じ。こちら


W・・・やっぱしなんかぼんやりしてる。

その後真狩を通過するとき、湧き水のあるトコでちょっくらよっていこうかと思ったらあらま、どしたの?ってぐらいの車・・・。帰りにしよう!

しかし、2ヶ月ぶりなもんで、いっつもエサを調達するニセコのSコーマートを通過してまう・・・。腕が鈍ったの〜。

ほんでニセコ駅近くでちょっと写真撮ったりしたあと再び。
んで、途中昆布温泉付近の坂本公園の甘露水を久々に飲む。ウチにも汲んだのがあるんやけど、その場で・・ってのは今までないもんでの。今日はコップ持参だし〜♪
真狩の湧き水とここの水、ワシは甘露水の方がよりうまいと思うんですな。ちと一味違う感じがするのだ。

ほ んで今日1軒目は鯉川温泉。鯉川の入り口は1〜200mくらいダートなんやけど、そこにちょっとした池と湿地のような場所があって見事なミズバショウの群 落地、そこにヤチブキなんかも混じってたり、道端にエゾエンゴサクやらカタクリやらヤマスミレなんかが咲き乱れてますた。こちら

ってなわけで、車を駐車場に止めてからかれこれ30分以上、写真撮るのに没頭してますた。
池にはエゾアカガエルがウジャウジャうるし、どこからか「コココココココ!」ってキツツキ類が木つつく音聞こえてきたり。もしかしてあの辺ならどっかの田舎にいるコアカゲラみたいなけち臭いキツツキでなく、クマゲラかもしれませんな。

さぁ、退院後最初の温泉は日本秘湯を守る会に登録してる温泉。そこらの循環ろ過、消毒済み偽温泉なんぞ入れませんわ。
平日なのになんか人いるし・・・。傷が気になるわぁ・・・。
今日の鯉川はなんかこの前より熱い。あの〜今ワシ熱いの入れないんですけど。まあ元々熱いのよりぬるめのお湯に長時間浸かってる方が好きやし。
早々に露天へ。胃炎にも効くかしら・・・とコップが置いてあったもんで飲泉したんやけど、一口飲んで却下。
うまくない! 鉄くさいんですわ。クソくさいよりええけどさぁ〜・・・人間の飲むもんじゃないような味ですわ。
冬場はチョロチョロだった目の前のちょっとした滝も雪解け水で豪快に流れてて、いや〜写真撮るにはもってこいのアングルじゃん・・・って思いつつ。
でも熱いもんでここも少し浸かっちゃ淵に腰掛けて・・・ってなことをやてったもんで、ほとんど足湯状態。

早々に上がったのにロビーというかなんというか・・・とにかく座って休んでてもなかなか汗が引かない。これぞほんもの温泉・・・けど熱い!
新見とここは秋から冬にちょうどいい温泉ですわ。

2回目の入浴をしてから次は本命薬師温泉へ。
ニセコのワシが行ったことのある温泉を薬みたいに処方するとすれば、ワシの温泉は薬師でしょうな。まああそこは万病に効く奇跡の湯なんて呼ばれてるんやけど。
入院中と仕事でダメージ受けてる関節痛がねぇ〜。腕と腰は仕事、肩は入院中と仕事ですわ。
到着してかばんの中からカメラを出そうとしたらなんかモギャっとした感触・・・。

モギャ?

なんと見たらニセコの道の駅で買って、車の中に放置しておいたら逝ってしまうと思ってかばんに入れて持って歩いてたミルクプリンが1つ容器から脱走してやがる!

テメェーなにさらすんじゃ!(泣)

なんとか回収はしたものの、食えるのは8割くらい。残りはかばんにひっついたりでワヤ・・・。
ミーンミーン、ツクツクホーシ・・・・と泣きながら拭き拭き・・・。
そのあと「とをきりなおして」(気を取り直して!)露天の様子を見に行く。うっそうとしたササを掻き分け分け入っていく。さすが雪解けが早いだけあってもうたどり着けますわ。
しかし、着いてびっくり。こちら

映像で見ればまだマシ。実際みたらこれは入るトコじゃないのが一目瞭然よ!
近寄っただけで無数のコバエがブワァ〜っと飛び立つの!

浮いてる湯ノ花のすごいヤツをかき出すため用?のスコップでそれをさわろうものなら、その上に着陸してたハエ共がワァ〜ンっと飛び立つのよ!


ノオオォ〜!なんとおぞましい!
目が慣れると周囲の岩の上にも相当数いるのが分かるし。試しに底ざらいしてみたら、バクテリアがついて緑ががってるいつのよ?って感じの落ち葉やらがたくさん沈んでるし!
こ、こんなトコ人は入れないぞ うん。少なくともワシは・・・。絶対この中か周辺にこれらのハエのウジ虫がウジャウジャいるはず・・・きったねぇ〜!40キロ制限のトコで測定してるオマワリみたいにきたねぇ〜・・・。(汚いの意味が違う)
せっかく自噴してて珍しいし、いい温泉なんだからいくら無料とはいえ経営者側はここも草を刈るとか、少し掃除するとかした方がいいわな。そうじゃないと露天はウチの管轄外ですから〜って言っても客は全部同じって見るから印象悪くなりますな。

んで建物へ。靴箱を見た段階で誰かいるな・・とは思ったものの、男女4人のグループが・・・。たぶん夫婦同士か親戚関係かってトコですな。
そうなればしずか〜にゆっくり入るのが薬師温泉道なのに、ベラベラとしゃべくってておとなしく入ってられませんわ。それにワシのポジションが・・・。
くそ〜こうなれば根競べだ・・・(ローマ法王を選ぶのをコンクラーベって言うたっけ・・・)

ワシの温泉道は
・「入る前必ずかけ湯をすべし」 体の汚れを落とすのと同時に、体を温度に慣らすって目的で

・「湯壷でうるかしてから体は洗うべし」 今は体洗ってから湯壷に入る人が多いけど、そうじゃないと垢は取れぬ

・「入るときは静かに」 しぶきが人にかかったり、余計なお湯が流れ出てしまうから

・「最初は5分程度入って体を慣らしてから徐々に延長すべし」 これは看板なんかにも書いてあるとおり。

・「中で飲食するべからず」 散らかったりする他に入浴中の飲食は体に悪いから。特によく風呂で酒飲んでる人見るんやけど、医学的にもアレは体に悪いらしい。

・「入るときは足元に気をつけるべし」 にごってたりすると深さや中の構造が分からないため。それに滑るから。 あっち脛(向う脛!)をにごってて見えない岩にぶつけたり、思いがけなく薬師温泉のように胸近くまで深い場合もあるため。

・「体調にあった入浴をすべし」 いっつもこのくらいだから・・・と同じ時間いっつも入れるとは限らないため。体調のに入っててぶっ倒れたらもともこもないため

・「使ったものはもとよりきれいにして返すべし」 桶やら椅子は終わったら床と一緒に流してきれいにして整頓しておくと次の人が気持ちよく使えるから

・「騒ぐべからず」 話をするのはええけど、馬鹿騒ぎしちゃいかん

・「可能な限り味もみてみるべし」 飲用に適さずともなめてみるくらいはして、温泉を味わってみる ということは必然的にろ過循環式の偽物だとこれは出来ないってこと

・「見た目に悪いことはするべからず」 ゴロ〜ンとところかまわず寝そべったりはするなってこと

・「基本的マナーは最低限守るべし」 なんだってそうだから

etc・・・

まだまだあるんやけど、この中の「飲食するべからず」、結構やってるひと多いんですな。
薬師で出くわしたグループもそう。中身はなにかはしらんけど、ご丁寧に水筒まで持ち込んでなんか飲んでるんですわ。体に良くないし、ツルっと滑って湯船にトプンなんてことになったらお湯が汚染されるでの。特に中身が水以外なら。

結局コンクラーベはワシの勝ち。ぬるい温泉だからどこまでも勝負できますわ。

その後少し1人の時間があってグースカ中で寝てたんやけど、そのうちじいさんが「こんにちは」って1人やってきた。

この段階で何かを感じたんやけどね。

ん で、やっぱしだった・・・。それから延々と1時間もしゃべってまして・・・。薬師初体験だとか言ってて薬師の説明からお互いの傷自慢まで・・・。なにやっ てんねん・・ってかなんでワシはどこ行っても年寄りハンターなの?ワシはそんなつもりねえのに。ギャルならええのに・・・(ギャルって言い方がすでにじじ い)

結局2時間半も入ってたもんで、透明湯はスズメの行水程度。
閉めは次の雪秩父は譲れん!

外へ出たらひさぁ〜しぶりに薬師温泉で飼ってるニャンコ2匹に遭遇。1匹は年寄りネコで中に入りたがってたもんでちょこっとドアを開けてやったら入っていきますた。
もう1人はまだ若いネコ。呼べば来てスリスリしてくるなんともメンコイネコ。なんでネコってあんなにやわらかいんでしょうな。突っついたらそこから腐りそうですわ(モモじゃねーんだよ)
久々に大好物のニャンコと戯れますた。で、このネコ、今時珍しく何食ってるのかしら?と思ったらネズミ捕って来ててそれを食ってますた。姿形によらずきかんぼうのようですな。まるでバンビーナのようだ・・・。姿かたちにだまされるな・・・って。

んで薬師をあとにして最後は雪秩父へ。
この時間ならば車も少ないし、測定もやってないし・・・ってなわけでワインディング攻め込んでみますた。

到着すると数台の車が。ここは大体いっつも空き室があるとは言うものの、逆に大体平日でも宿泊客がいるってのはすごいわな。
1時間程度しかない中で雪秩父を堪能。やっぱ硫黄だねぇ〜、しかもワシは登別より雪秩父の方が好きだったり。
んで、体洗うとき、ここで出してる石鹸がワシが今日から持ち歩きように使い出した泥炭石鹸なもんで、同じもんならワシの減らないほうがいいや・・ってなわけで、ここの石鹸をレンタ。この石鹸確かに脂が落ちるんですわ。顔洗ったりするとほんとよく分かる。高いだけあるわな

8時過ぎ、全ての行程を終えて帰りたくない集落へ帰ることに。いや〜泊まっていきたいな〜ってのと、あんなトコには帰りたくないってのと両方

帰りもワインディングを攻めまくり。夜は違法ラブですわ。
んで真狩の駐車場でバルブ撮影。しかし、心配してた事態であることが判明。
かすんでた=周囲の明かり、特に車のハイビームが乱反射して大きく干渉するんじゃないかってこと

ファインダーを覗いて車が通過するのを見てたらずいぶんと特にハイビームだと干渉するんですわ。
ん〜これは今度やる時は場所自体考えなおさなあかんかもな。それに夜になったら余計霞が・・・。ま、今日のは勉強勉強っと・・・。

1時間程度なんだかんだでかかりますた。待ってる間エサ食ってたし。

で、R230からは再びワインディングですわ。ただし、日中と違ってえらくここのペースは速いもの。しかも頂上付近まで登坂車線つきだからどんくさいのはどんどん置いて行けるってわけ。
で、頂上のトイレに寄ったんやけど、これが運のつき。なんとそこから先延々と定山渓まで目の前を製粉会社のトレーラーがモタモタと・・・。おまけにトンネルで作業だとかでまた交互通行。ここいっつもやな・・・。

定山渓で製粉トラックとさよならしたのに今度はさらに前にトレーラー・・・。えーんえーん・・・

2車線になる小金湯まで長かったこと・・・。
で、今日は定山渓から20分後西岡4条付近にいますた。やっぱトラックに邪魔されたのが響いたわな。

23時半頃、やっとうちにつきましたとさ。
さ、次回はいつになるのかしら。ワシみたいなヤツは術後の回復かねてしばらく湯治で泊まってるのがいいんだろうけどさ〜。お金ないもの。

No.(1139

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