DIARY

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...... 2009年03月21日 の日記 ......
■ 結婚   [ NO. 2009032101-1 ]
つかの間の晴れだったみたいですな。

こんばんは、食い物を粗末にするコントは嫌いなレカ郎氏です。

いやいや、参った参った、ついにこの日が来ちゃいましたわ。

発表します、この度めでたく結婚しますた!













従兄弟がね





まあこの辺りの持って行きかたといい、落ちといい、まずワシのことだと思った人はおらんでしょうな。
ふん、どうせアタシは一匹狼よ。孤独な放浪ライオンよ

ということで今日はまず撮影へ。(全く関係ねえし)

ターゲットは昼過ぎだったもんで、11時過ぎにうちを出る。とにかく詳細な時間が分からなかったもんで大事をとってですわ。
向かったのは北広。どうせ逆光だってのが確定だったもんで、思い切ってもう優先は光線ではなく人が少なそうな位置ってことにしたんですわ。
見苦しいいざこざは見たくないし。

今日はもう日差しがいっぱいで暖房なんて必要ナッシング。
現場へ到着してしばらく待機しておると1人お出でになりまして。ここで同業者とバッティングするってのはよほどのことでない限りそうはないぞ・・・。

んでここで1枚抑えておいて移動。
最 近のデジは連写なんてのがついてて、現場ではよく「ワシシャシャシャシャシャ!!」て連写してる音を聞くんやけど、ワシはフィルムだし、そんな下手な鉄砲 的な撮り方で成功を収めるのではなく、あくまでも自分の腕次第で、全てを1枚に注ぎ込んでという撮り方なもんで、多くて2枚、最近は1枚でキッチリ収める ように心がけてるんですわ。確かに腕も伴わないくせにこういうとり方をしておるのではデメリットは多すぎますわ。ミスったら1枚しか撮らない分滑り止めが ない、量産できない

これが一番大きなデメリットですわ。ただ、ビシっと1枚に決めれるようになってくれば、下手な鉄砲的な撮り方よりも腕 は確実になってくるし、写真1枚から伝わるものも変わってくるかと。まあその辺捉え方の違いかもしれませんな。記録として撮ってるか、美術、芸術的観点を 重視して撮ってるかの違いですわな。

まあまあ、そんなわけで、次に移動。とにかく時間がない。
混みそうなところ、信号効率がふざけんじゃねえな場所は避けて裏を抜けて。それでも目的地到着はぎりぎり。ほんとはこんな撮り方はいけないんやけどね。きっちりアングルを決めて設定を厳密にだな・・・ってまあいつも撮ってる場所だから構図は大体描いてはあったんやけどさ。

で、ここでもう1枚。2箇所目の方がまだ光線状態はマシでしたわ。
その後どうすっかな〜と。2枚残ったフィルムをどう処理しようか悩んでおったんやけど、結局この先シャッターを切りたいような対象物が無いと判断して移動。まあ近場ですわ。

朝から伊達方面から追っかけてきてたやすもも殿と合流して。
しかしまあ現場の足場が超悪い。急な斜面は雪解け水が流れてその下は泥がぬるぬる、着いた先は雪が緩んでてズボズボ埋まる状態。
で、ここで2枚キャッチ。今日は2人同業者が他におったんやけど、どうやら長万部からずっと上がってきてたんだとか・・・。なんか近場でチョロチョロしてたのはワシだけか?と。

まあなんだかんだ言うたところでなんかあんまし思い入れができなかったというか、そこまでせんでも・・的な感じだったんですわ。

で、1090号機ともう1枚を撮って終了。フィルムも終了。

ワシはそのままウチへ。やすもも殿と残りお二人さんは朝っぱらから遠出だったってことでお疲れモードでしたわ。

ウチに帰ってから準備を。やれやれ・・・

16時前にウチを出て結婚式へ。いや〜ついにワシも夫となる日が来たわけか・・・(だから違うっつーの!)

都心のホテルへ到着してベッドイン・・・じゃねーよ、そりゃもうちょい奥のすすきのじゃん!

こーゆーイベントでは本務機も引き連れての活動?ですわ。

詰め込んだのはISO800。暗い会場じゃISO400じゃ無理、でも1600じゃザラザラ、我慢できて800だな・・というわけなのと、36枚撮りのが余っててどうしょうもなかったんですわ。なもんでここぞとばかりに派遣したわけですわ。

首からは本務機とコンデジの補機。補機は内ポケットに入るからええんやけど、本務機はねぇ〜・・・。

前回参戦した結婚式というのは親戚のお嬢さんの式。あの時はISO1600のナチュラを込めて撮影に挑んだんやけど、ザラザラでいまいちだったもんで、今日はISO800。

今 回結婚したのは24歳の従兄弟。同い年同士の夫婦らしいんやけど、なんかまあ色んな形があるにせよ、人生やら愛というものには形なんぞはないにしろ、年下 がこうして結婚してゆくというのはなんか情けなくなる時でもありますな。結婚するというのは、まあ一般的には足場が固まってる人のすることなわけで、そう いう観点からするに年下にまで負けたという意味でもあるわけでしょう。まあ足場が固まって相手がなおかついるという条件があるわけやけどさ。
でも相手ってのは少なくともフラフラなのには着かんわけですわ。そう考えるといろんなことがグルグルで、ワシにおける要素が全てマイナスだってことを思うとなんかもうどうでもよくなっちゃいますな。

そんでまずは両家の紹介。
正直な感想、新婦側はなんか若いのが少ないな〜と。若いったらバブバブレベルで極端に若いんですわ。食い頃の・・・いや、年頃ってのはあんましいないんですなぁ〜・・・。

その後記念撮影。まあまあ、一応「ニセカメラマンモドキの仲間」としては気になる場面でもあるわけですわ。
そして、あーじゃねえ、こーじゃねえ、ああしろ、こうしろ・・・とうるさううるさい。そこで思ったのは「ぶっちゃけ顔だけ入れ替えればいいじゃん・・・」

おそらく、どの結婚組みの写真を見てもみんな同じ位置、同じカッコ、同じ角度で写ってるはずなんですわ。だったら雛形でも作っておいて顔だけ入れ替えりゃいいじゃん・・と。

さらにカメラがフィルムだったんやけど、撒き方が・・・。手巻き式カメラでそんな乱暴に撒いたらフィルムに傷はいるじゃん・・・。
その割りにふつーの、ワシでも撮れるような写真が仕上がりなんやけどね。

そしていよいよ結婚式。前回親戚の結婚式は「かしこめぇ〜かしこめぇ〜」の神式だったんですわ。でも今回はワシの思い描くウエディングドレスに十字架と賛美歌というあれ。

さぁ〜活動開始だがね。
おばさんのプロが今日は担当だったんやけど、なんかそれを見ると妙に闘争心がめらめらと。オヌシよりいいのを、オヌシが撮らないような、撮れないような写真を撮ったろやないかい!みたいな。

でもまあ機材が機材だけにねぇ〜・・・。ワシのスタイルはストロボを使わないというスタイル。どうもストロボを使うと電池ばっかし食って硬いというか、あんまりいい表情にならないのが嫌なんですわ。色だってなんか違うし。
まあこだわる割には腕が悪いんやけどさ。

でもストロボを使わない分苦労も多いわけで。特に室内はね。
おまけに式が始まったら明かりを落とされるんですわ。

でもなんか今日の挙式は変な会場で、「ここはホールかレストランかい?」みたいな感じなんですわ。
だからすぐ後ろに自販機はあるし、吹き抜けになってて上を見ると他のお客の顔が見えるし。おまけにその辺を歩いてる関係ないガキはピーピー騒ぐし。
普通こんな開放的なトコじゃなく、きちんとしたチャペルみたいな部屋があってさぁ〜・・・ねぇ〜。

フィルムをメインに撮ってはおったんやけど、どうも自信が・・(コラコラ)というわけで、コンデジでも抑えておくことに。最悪こっちでいけるべ・・みたいな。

最後に階段の踊り場からブーケをポイしてたんやけど、アタシ拾えなかったわっ。
あ〜あ、ワシは結婚式なんておそらく出来ないでしょうな。いっつも脇役&カメラマンで・・・。
ま、ある意味ワシみたいな男と一緒になるような人がいない方がいいってもんですわ。ワシといるとろくなことがないわけで、相手のことを思うならば・・・ですな。なにせ天下御免の不運小僧(筋金入り)ですからな。
でもこんなレカちゃんって    かわいそうっ!

式でのこと、アーメンという言葉の意味について説明しておったやけど、こらこらこら、キリスト系の大学出てきたヤツの前でウソはいかん・・・。

おまけに神父殿の声が高校時代の担任に似てて「ぶっ!」

式の後は披露宴。新婦がデパート関係にいるもんで、まあそれ系のオナゴがおるわけですわ。でもこの中にアタシのお嫁さんはいるわけがない。どう間違ってもそれはない。

親戚にもう1人カメラ小僧がおるんやけど、これだけいればプロっていらないような・・・。
それにプロ、邪魔しすぎ。
皆が撮りたいシーンなのにど真ん中に棒立ちになって撮ってるならまだ許せるかもしらんけど、画面で仕上がりを見てるんですわ。

おめー、どかんかい!

ど うもプロとか言っておきながら回りに気を配れない、周りが見えてないプロが多すぎですな。なんぼ仕事とはいえ、仕事だからってマナーとかそういうのを守ら なくていいかといえばそうでもないわけでしょ。あんたがいいと思うシーンは皆も撮りたいの。ワシはこれが出来ないカメラマンはたとえプロで売っててもプロ とはワシは認めませんな。そしてニセカメラマンモドキの仲間だと思いますわ。つまりワシと同類・・・。

でもまあ最大でも1/20とかいう低シャッターなもんでおそらく半分はブレブレな写真かと。コンデジで思い切って流した・・・なんてカットもあったりなかったり。
だって・・・露出がちょうど除雪車の撮影で使ってた数値だったんですもの。

結局使い切れるか不安だった36枚撮りフィルムは全て消化、最後は補機に頑張ってもらいましたわ。
いまさら800のフィルムを突っ込んでももてあますだろう・・・と判断したもんで。

しかしまあ今日はフォークとナイフの食事だったんやけど


使いこなせない

こーゆー時育ちが分かりますな。
それにキャビアが数粒あって、初めて口にしたんやけど
お味の方は


ん?なんや?イクラのような生臭い感じが・・・で終わりですた。

そしてフカヒレは

ん?これ春雨とちゃうの?


食いつけない料理を食うとそんなもんですわ。

おまけに最後のケーキなんてケーキを切り分ける道具でしばらく食ってたし・・・。ナウイお嬢さん方がその道具で切り分けてフォークで食ってるのをみて「あ〜・・・なるほど」みたいな・・。超田舎もん丸出し

最後にキャンドルサービスやらを薄暗いところでやってたんやけど、人のストロボでなんとなく撮れてたり・・・。

21時頃終了。
ま、すでに一緒に暮らし始めて久しいんやけど、この結婚式が何かの区切りになった?でしょうな。
しかし愛のある場面ってのはいいもんですな。愛というものはなにも男女の間の云々だけじゃなく、色んな形の愛が色んな場面に転がってるわけですわ。そういう場面を見たりするのはいいもんですわ。
特にお互いを信じあい、愛し合う男女の仲というのはいいもんですな。ハラ立つけど・・・


血のつながりもない男女が出会い、お互いを信じあい、理解しあって愛が生まれる・・・いいもんじゃないの  ワシにはないけど



ま、こーゆー状況だけに正直幸せそうなシーンは「ケッ!」ですわな。(コラコラ)
もうだいぶ精神がさぁ〜・・・

帰りはワシがドライバー。酒飲まない免許もちは必ずこうなるっと・・・。

で もまあ今日式を挙げた従兄弟はすぐ内地へ転勤になってそのまま辞めるまで帰って来れないんだとか。それもなんだかねぇ〜・・・。親戚筋から忘れられた存在 になるような・・・。親戚の付き合いってのは確かにめんどくさいけど、やることはやってこかないといざ自分の身になった時に思い知らされる結果になるで しょうな。
まあ葬式はともかく、結婚式みたいな時に何人祝ってくれるか、これがふだんの付き合い方の評価みたいな感じになるんでしょうな。

ということで、不運小僧が出席した結婚式、果たしてあの夫婦はどうなっちゃうの?  なぁ〜んてね。悪運を振りまく風雲児、レカ郎さんですからな。お〜病んでる病んでる、心が痛てぇ〜や。

No.(1472)


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