DIARY

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...... 2012年05月22日 の日記 ......
■ 山菜にはそのままだと有毒ってのが結構ある   [ NO. 2012052201-1 ]
ライチはだいたい中国産でほぼ100%カビだらけの状態で入荷してくるものを軽く水洗いしてそのまま売るらしいですぜ。  さすが!

こんばんは、DQNを一言で表すと「亀田」だと思うレカ郎氏です。ああいうのをDQNというんだって教えるとみんな納得だべさ。
亀田っつても「亀田のあられ、おせんべい♪」の方じゃないよ。柿ピーは亀田製菓のが好きなんだこれが。

で、火曜ですな。今朝はよく晴れ渡ってたもんで、お、今日は日食よく見えるぞと思ってたら今日は日食やってないのな。    あたりめぇーだバカタレ。
肝心な時晴れないから腹が立つ。晴れといえばさ、ワシって結構晴れ男なんですわ。でもさ、これはいい時と悪い時があるんだな。好きなイベントの時はいい。でも嫌なイベントの時に晴れると困るんだこれがさ。
こ の時期なら運動会とかさ、あと高校の時あった強歩遠足とかさ、あと中学、高校の体育祭とかさ、嫌だったんだけど晴れちゃうんだこれが。特に小学校の運動会 なんてまだこの時期は降ってなくても曇りで気温が低い時に当たるとあんた、運動会なんてもんは競技に出てる時より待機してる時の方が長いもんだからまあ寒 い寒い。それで風邪引いちゃったりなんかしてさ。見てる保護者とかもみんな厚手のジャンパー着込んだりして大変なんだなこれが。もうただでさえ嫌なイベン トだってのにその上そんなクソ寒い中座らされて御覧なさいあなた、もう辛くて辛くて。

で、まあそんな今日はと言えばまた山菜採り。っつか今日が本番みたいな。
オッカサンの京都の知り合いがくれくれって言うもんで行ったわけですわ。だからこの前行ったのは下見みたいなもんなんですな。どのくらいまで育ったかな、味はどんなもんだべか?とかさ。
んで、今日もせっせと現場へクルマで行くわけですわ。今日はオッカサン乗せて。

着いたらすぐ近くの小学校で運動会の練習してましたわ。あれ見ると今でも嫌だったこと思い出すんだよな。
校 長がさ「今日はみなさんが待ちに待った大運動会です」とかなんとかまた言うんだこれが。  誰も待ってねえんだよこの野郎!  っつか大運動会ってなんだ よ、中運動会とか小運動会が他にあんのかよ!とか思ったりなんかしてさ。そういう校長も実は待っちゃいなかったりしてさ。じゃ、運動会は一体誰が楽しみに してるイベントなんだ?と。まあ運動得意でさ、リレーの選手とかに選ばれてるやつとその親だわな。そんなさ、足速くて将来なんの役に立つんだこの野郎と。 どうせ成長して大人になるにつれて運動なんてしなくなってメタボ腹のおっさんになるんだよって。むしろ普段からチャリ乗ったり冬場はエライ歩いたりしてる ワシの方が今運動会やったらお前らより早いはずだぞ、しかもジャンクなのに。なんて思ったりなんかして。嫌なやつだなほんとにもう

で、まあ現場へ入るわけですわ。
雨 もあれから降ってないし、そんなに変わってないだろうと思ってたんですわ。しかし、植物と言うのはすごいもんですな。まあ一応と思ってある意味間伐みたい な感じで他のフキが育てるようにちょっと刈り込んだりしておいたら、まあこの前より太いのが結構あったりなんかして。もうワシ顔負け。  お前の粗末なも のとそもそも比べるんじゃねえ

たださ、成長してたのは植物だけじゃなく虫も結構入ってたりなんかしたんだな。成長してねえのはワシだけよほんと
で、思った。これは虫が増えたのかもしれないけど、この前ワシが収穫したから残りにみんな集中したのではないかと。住処を奪われたやつらが路頭に迷った挙句というやつですな。

多分虫も「あ、また人間の野郎来やがった!」とか思ってたかもしれませんな。

今 日は2人でやってたもんだから、気づけばフキだらけだったところがなんだかミステリーサークルみたいになってたりなんかして。さらに今回で最後だと思って はおるんやけど、もう1回あった場合に備えてうっそうとしてるところを少し切り開いて日の光が当たるようにしたりなんかしてさ。どうせなら薬剤散布して虫 がつかないようにしておくか?え?

でもこれがまた食うとうまいんだ。この時期は山菜のシーズンだからさ、やっぱり旬のものは旬のうちに食うのが一番うまい。な、男女もそうだろ?旬を過ぎるとまずくなるんだよ。劣化もするしさ。

この時期フキの他にウドとかコゴミとかタランボとかワラビとかがまたうまい。他にもセリとかアズキナとかタケノコなんてのもあるわな。
特 にタランボは天ぷらに、ウドはそのまま焼いて皮剥いて食うのがうまいんだこれが。 完全におっさんだなおい。こういうもの食わないから今の子供はダメなん だよ。大体その辺に生えてるフキが食い物だなんてゆとりは知ってるか?知っててもどうやってとって処理するかしってるか?
採るだけじゃないんだよあれは。採った時に中を覗いて虫がいないか、虫にナメられた跡はないかを見るんだよ。
ウ ドとか特に癖のあるやつなんて今の若者は食わないんだろうな。まずいとか言ったりなんかして。今の若いのはまずいとうまいしか知らねえのかって思うし。っ てかね、何か履き違えてると思うんですわ。単にまずいからまずいんじゃなく、うまいからうまいんじゃなく、食ってみてその味を自分が知ってればうまい、知 らない味ならまずいと判断するんじゃないかと思うわけだ。つまり、幼少の頃から色々食ったり食わせてもらったりして舌が肥えてるか肥えてないかの差だと思 うんですな。
だから連中の言う「うまい」は例えばレトルトとか出来合いのおかずのあの化学調味料の味だったりするわけなんだよ。だから、素材本来 の持つ味を知らないもんで、まずいとこうなるわけではないかとおじさんは思うわけだ。  誰がおじさんだ、まだ半分しかその領域に足突っ込んでねえぞ。 
だからさ、子供の頃にいかに親が食事に手間隙かけたかという結論に行きつくんではなかろうかと思うわけですな。
そして便利さを求めるばかりに人間は味覚がどんどん退化していくんじゃないかと思うんですわ。

だからさ、野菜なんて特にそうなんだよ。前にも言ったことあったような気するけど、野菜=ドレッシングみたいな考えは捨てろと。野菜はまず何もつけずにそのまま食え、そして野菜本来のうまみとか甘み、時には苦味みたいなのを感じてからドレッシングなりをつければいい。
そうじゃないと一生野菜本来の味を知らないで人生終えちまうぞと。

こういうのから例えば味で鮮度が分かるようになったり、旬が分かるようになったり、季節を感じたりできるようになるわけですな。
キャ ベツ食って「あ、甘い」と感じたらなぜ甘いのか、なぜそうなるのかってことを考えるようになる、そしたら、越冬してる間に糖分をたくわてる、だからあんな に甘いんだなということが分かるようになるわけですわ。やっぱり食材本来の持つ味を楽しむようにならなきゃいかんと思うわけですな。

舌はエロイことするためにあるんじゃなく、味を感じる機関なわけだからそこんところを磨かないとさ。作られた味じゃなく自然の味を我々はもっと知って楽しまなければいけないのではないかと思うわけだ。


でだ、今回は送る分もあるもんで、20kg前後ってところかね、収穫量は。ワラビもあれからまた少し出てきてたり育ってたりしたけどパス。あれは来年のために育てておくんだ。

で、帰ってからはクルマのガラスがボ腐れ駐車場のせいで泥だらけになってたもんで窓拭きをしたり、庭に肥料撒いたり。  もうやってることがおっさん通り越してジジイそのものだ なあ。 もう半分棺桶に足突っ込んでんじゃねえかって感じだわ。

あの肥料撒くのもすごいよ。ウチの周りをどっちから撒きながら回っても必ず同じ地点で肥料が切れる。だからその地点だけは肥料がなかなか撒けないんだこれが。
今日は風が相変わらず強かったから撒くのも大変。通行人がいないことを確認しながらやらないとみんな通行人にかかったりしちゃうんだこれが。肥料は人間には効きませんよ〜、効くなら今すぐ頭から浴びるわ。

ま、そんなわけでジジイなことしてた日でしたわな。

No.(2630)


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