DIARY

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...... 2005年10月09日 の日記 ......
■ リベンジか?   [ NO. 2005100901-1 ]
宣言どおり、今日は銀山ですわ。早く寝ようと思っておったのだが、いくぶん、終わ らん作業があったので結局、2時間強の睡眠で強行せざるを得なくなる。7時40分に起きてさっさとエサを食らってあっという間に8時に家を出て徒歩7分か けてバス停へ。最近走らんで済んどるね〜。

珍しく、バスが定時で来る。しかし、日曜で本数が少ないので車内は混んでおった。おまけに通路の頭上のてすりにクモがいたっけ・・・。

新札についてためしに券売機で今日使う1日散歩切符を買う。(1日散歩ったら散歩のレベルじゃないような・・・。遠足じゃないの?)出てきたのがコレ  
こちら

ちなみに窓口(窓がないところがあるのに窓口ってのは・・・)発行の通常版はこっち。こちら


出てきたとき、はじめ定期みたいな感じかな?と思ってたのにいきなりこれ?
めちゃ田舎風じゃん。でも珍しいかも。まてよ、珍しいってことは、ワンマンカーなんかで降りるとき提示したらマジマジチェックされるじゃん。つまり不正乗車かなんかと一瞬思われねぇ?

このタイプの券は券売機発行の特急券やら、新札ー札幌の往復切符(ちなみに値段は安くならん)と同じやん。ちょっと抵抗のある切符で早速改札へ。
しかも縦書きってのがくせもの。パスケースをもってあるいておるのだが、たてに提示したことは今までねえぞ。

やってきた列車は731系と721系の併結。これ乗り心地あんまよくないんよね。
6連だったのでしっかり座れる。ま、休日やし・・・。これが平日なら8時半前は地獄絵そのものである。

しっかり721系の方で陣取る。これで小樽まで行かなあかんのか・・・。なんで朝快速ねえの?と高校のときから思っているワシであった。
しかも札幌では接続のすずらんが遅れてきたので、発車が遅れる。
じつはすでにこのときからこの後起こることをあらかじめいやな予感がするの〜と予感していたワシであった。

高 校のとき見慣れた懐かしい車窓を半分寝ながら見る。今日の日本海は荒れており、サーファーがかなり来ておった。あれって見た以上に難しいらしいね。まずあ のアザラシのように寝そべって手でこぐってだけで十分難しいらしい。立てるようになるまでに相当かかるらしいし。そう考えるとアッパレである。

やっと、小樽へ到着。ってここで終わりではない。ここから今度はキハ150系のワンマンカーへ乗り換え。先にすでに入線してるエアポートが出てからの入線である。田舎ものはこうしてバカにされるのである。
後ろでは今乗ってきた併結列車の切り離し作業をやっておるので、待ち時間は暇はしない。

しかし、秋の観光シーズンなのか、やったら人が多い。それもおばはんチームとか親子チームが多い。

やっとこさ入線してきた列車。ドアが開くと同時に順番なんてあったもんじゃない。かき分けるやら走るやらでまるでいす取りゲームである。

ワシはそんな中、かき分けてきたオバハンをしっかりマイケルジョーダンバリにディフェンスし、まんまと座席をキャッチ。ざまあみれ。

車内はわんさか人でごった返す。ほんでもって定時に発車。ここでSLを追い越す。しかし、駆け込み乗車の2人がおった。外人と日本人の女2人タッグであった。

しかし、キハ150系のボックスは対面してる座席とくっつきすぎじゃねえ?これじゃお見合い列車かなんかじゃん。
ちなみに目の前はばーちゃん。(ほっとけ)

塩谷までのちょっとした山を見ても葉っぱからそんなにクロロフィルが失われて、葉っぱそのものの色が出てきておらん。(素直に紅葉と言え)ちと早いか・・・。

それでも、ツタウルシや、ナナカマドの赤、カバ類の(カバさんの方ちゃうで)黄色がところどころに見える。ちなみに、ナナカマドは七回かまどに入れても燃えにくいというほど燃えにくい木だそうで。安直な命名だこと。

塩谷でばーちゃんは脱落。かわりに、みんな座れないで立ってる中、先ほど駆け込んできた2人組みがちゃっかり着席。なんという技。

おまけにワシに外人の方が「スイマセン、コノカンジはナントヨムンデスカ?」って聞いてくる。それは室蘭であった。
し かし、列車が揺れるので、コレとさしてる指がどうも母恋なのか室蘭なのかぴんと来なかったので、「コレデスカ?コッチデスカ?」とカタコトな日本語      ではなく、ふつーに言ったのだが、再度確認。室蘭くらい読めないか?だって蘭島読んでたし・・・。それより母恋、御崎、輪西とかの方がレベル高いよう な・・・。

余市で客が半分くらい降りる。何があるんやろか?

この時期に余市からなんと、冷房が入る。寒いちゅーねん。さすがのワシも吹き出し口をあっちの方に向けてやった。

然別を出て山にさしかかるとエンジンが急にうなりだす。いよいよやねん。
しかし、まだ紅葉は先のようである。
銀山到着。するとSL撮影の同士がたくさん。老いも若きもである。

ここからひたすら線路脇を歩くこと10分、半分道なき道である。しかも山の中なので熊がひょっこり出てきそうである。実際、珍しい掲示板に紙を貼り付けてある駅ノートにも、駅で熊を見たという書き込みも・・・。

こ、こいつは食われる・・・


ま、死んだら就職活動しなくてええし〜。


し かし、今日はどうにもポジショニングがうまく行かない。去年はスッといったのにだ。あれあれ?と思っておるとどんどん奥へ行ってしまう。仕方ないので戻っ て去年撮った場所からにすっか・・・と思ってもその場所がわからん。だって山で同じような景色だし1年前やしね。そうこうしてるうち、11時になり、しか も汽笛にドラフト音も聞こえ始める。これはまずいからねぇ〜。
結局かなり戻って銀山駅構内にもうちょいで入るってあたりの斜面で撮ることに。ほんとは線路渡っちゃえばええんやけど、それはルール違反やしね。
しかもSLの進行状況と後ろで撮影してるやつらに気を使わねばならんという板ばさみや。

結局、よくわからんうちに終了。気がつけば一帯が石炭のにおいで包まれておった。

こ れは結果次第では22日あたりにリベンジやな・・・。その確立60%ってとこやろか。5年間もSLを追い続けてて1,2を争うほどのポジション決めの悪さ だったことであろう。リベンジの際は今度は小沢へ行ってみるとするか・・・。ワイスもええけどあそこは行くのも帰ってくるのもえらい目にあうからね〜。


駅へ引き返し、ネタ写真を撮って終了。駅の階段にはトカゲがチョロチョロおった。焼いてすりつぶして粉にして惚れ薬にしてまうぞ!(そりゃイモリの黒焼きじゃ)

絶景を見ながら列車を待つ。列車到着の3分くらい前、稲穂トンネルからと思われるジョイント音が聞こえ初めて列車到着。

今日は比較的空いておった。5年間来てて初めてボックスなるものに座れた。ひどい時はたったまま1時間近くかけて小樽とか、今は立ち入り禁止になっちまったが、中間運転台の座席なんかに座ってたっけ。
ちなみに去年はロングシート部分やったな〜。人の横でカップルがいちゃついておったし。バラすよ!

半分の時間は寝ておったのであっという間に小樽到着。そらそうだわな。2時間ちょいの睡眠じゃ。

と、駅に着くと放送がかかっておる。



「ただいま、11時40分頃に小樽築港ー朝里で発生しました人身事故により、列車がただいま不通になっております。お急ぎのお客様は他の交通機関をご利用ください」







マジで?





おいおい待ってくれよ、午後は今日は上幌向行くつもりなんやで・・・。
しかも昨日もだべや・・・。あれは火災だったけど。


いやな予感とはコレのことである。どうも不通になりそうな気がしておったのだ。まるでワシは細木数子、ドクターコパ(ちょっと違うような・・・)北海道でいえば、観さん神さん(あの人たちどこいったんやろね)なみに予言したのである。
どうせならいいことを予言したいものである。

ま、たまにはバスもええか・・・と思いつつも先に2040円払っておるのでなんぼ元はすでに取れてるとは言え手痛い出費である。


なんてことを思いながらバスターミナルへ行ってみて再びマジで?

ドル箱路線の札樽間の列車が不通なので客がみんなそっちへ流れたらしい。バスターミナルは高速バスに乗る列車乗客であふれかえっておる。こ、これじゃいつになったら乗れるかわからんぞ・・・・。


と思ってJRバスが止まっておったので、まあ普通のバスで宮の沢まで行ってそこから地下鉄でかえって今日はあきらめましょうモード。
んですでに来てるバスはいったい何時発?と時刻を調べて再度マジで?


なんと、13時半発である。まだ40分先の話である。こらあかんわ・・・
と思ってた矢先、13時8分の臨時手稲行きから運転を再開しますとのこと。ほほ〜と同時に、再開直後は大体1駅ごとに長時間停車があるんよね〜と・・・。
先にお茶とパンを買いこんで準備。あんまり進まなかったら星置からバスでピヤ〜ンと宮の沢か手稲へ行くことも覚悟の上で、運転再開の始発に乗り込む。

列 車は順調に走る。築港を出たら、現場を見ようと車窓を見るもどこにも怪しいものはない。おかしいな〜と思ったんやけど、それもそのはず、あとで家でTVを 見たらなんと、築港の駅を出てすぐのところの熊碓トンネルが現場。なんと、アホがトンネル内を歩いてやがって列車にボンだったらしい。


ほんとさ、どうせならもっと人に迷惑かけない方法で死ねば?

しかもなんで?普通鉄道のトンネルを歩こうなんて思うか?といったところで、こういうことするクレージーなやつには何を言っても通じない。常識が通じないからタチが悪い。

乗った列車はなぜか手稲が終点。思えば高校のとき、同じく人身で不通になったときも手稲行きで、おろされてその後乗るものがなくて参ったっけ。結局あのときはバスで宮の沢まで行ったんよね。

それにしても、この連休、それもドル箱路線、JRはなぜ代替バスを出さないのだろうか。いきなり押し寄せられる高速バスにしたら、もうかるかもしれんけど遅れたり、裁き切れなかったりするんとちゃう?

こ ういったときはささっと代替バスを出すようじゃなきゃ。バス会社を子会社で持ってるんやし。車両は手稲なり小樽なりにあるし、なきゃ他のバス会社に応援頼 むとか方法は色々あるはずやで。地下鉄だってこのまえ、代替バスを市営交通ながら中央バスで出してたぞ。まあ、市営バスがないからってのもあるんやけど。

手稲からすぐに今回は乗換えがあった。これもまた普通列車。この段階ですでに岩見沢方面へはいけないこと決定。選択肢の1つにあった札沼線も行けないこと決定。
すぐにダイヤを調べなおし、リロードしたところ、札幌から快速で一気に千歳まで行けば先に出てる苫小牧行きをサッポロビール庭園で追い越して乗換えができることを知る。


こ れは行くしかないっしょ。すでに今日は仕事にならんから撤退しようと思っておったが予定変更じゃ。ただ、美々、植苗に止まらないのが痛い。南千歳の次がい きなり沼ノ端である。とりあえず今日は沼ノ端まで行くことに。あそこまで行けば、室蘭線の列車も貨物もいけそうである。

快速はやったら早く到着。ってのもワシが寝てたからやけど。危うく千歳でおりそこなうとこであった。まあ、南千歳でも乗り換えできるけど。

これは快速?と思うほど豪快に駅を飛ばし、湿地を駆け抜ける普通列車にゆられやっとこさ沼ノ端へ。考えて見ればものすごい移動距離である。

とりあえず、近くの踏切へ。そこには「きしゃにちゅうい」の看板が・・・。おお、このフレーズ、田舎やん!しかも全部ひらがな・・・。


しかし、沼ノ端は室蘭線も複線で入ってきているので、構内がやったら広い。広すぎて結局何枚か撮ってみたが、いまいちやろね。

16時過ぎに、帰りの列車まで時間が結構あったので、それより早く来るというか、苫小牧で折り返して帰りの列車になる苫小牧行きに乗ってぶらっと苫小牧へ出てみることに。

しかし、苫小牧到着後、時間を見たら意外と折り返しまで時間がない。15分弱といったところ。

そこでわくって駅前をぶらつく。バスターミナルにはなつかしの日産+富士5Eの古いバスが・・・。5Eなんて札幌じゃもうないですぜ。

札幌になくて苫小牧に市営バスがあるのはちょっと負けた感じがするのであった。

早々に時間がきたので駅へもどるとやっぱし、さっき乗ってきた列車が入れ替えをして3番線に移っておった。

帰りもまた、植苗、美々は通過。そんな乗る人おらんの?

南千歳で快速に乗ろうと思ったら、遅れてた785系の新空港行きが来たのでぶらっと足が向くまま乗ったら空港へ連行される。まあ当たり前やな。

空港到着後、みんなは各出発カウンタなりへ向かって駅を離れるが、ワシは今乗ってきた列車に再び車両を変えて乗りなおす。新札についたら階段近い方がええからね。

車内誌を見ておると、なかなかポイントの高そうなスポット発見。これは後日行く価値ありか?

若干遅れてた快速も島松ー北広島で遅れ整理に成功して定時に戻る。これで新札からのバスに間に合うだがや。

先に空港へ寄って時間をつぶしたので、バスはすんなりだったわさ。

でも地下鉄生活ならさっさと時間を気にせず帰れるんよね〜。

というなんともハードな1日になってしもた今日であった。
やっぱ22日か23日、リベンジ行かなあかんやろね〜。たぶん。あの撮り方じゃね〜。今度は不通になるなよな。

アホのせいですっかり午後の予定がひっちゃかめっちゃかになった管理人であった。

No.(213)

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