DIARY
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...... 2007年06月03日 の日記 ......
■ コンディション悪 [ NO. 2007060301-1 ]
なんですわ。
というわけで今日はお出かけですわ。今日の行き先は富良野・美瑛。数年越しで狙いたいと思ってたもんがあったんやけど、やっと今日そのチャンスが来たわけね。
今日のお相手はM氏ですわ。
朝、結構遠いもんで日曜だってのに8時に出発。まあ本当は8時にM氏の家へ行く予定だったやけど、予定は未定ってなわけでして。
挙句の果てに、腕時計忘れる・・・。いつもなら車に時計ついてるからまあいいかでいいんやけど、今日は時間にシビアな被写体なもんでそうはいかん・・・というわけで、彼女を拾った後で再びウチへ戻るという無駄な行為を。
というわけで、高速を使うことに。江別東から参戦ですわ。
しかし今日は鼻は水漏れしてるし、せきもくしゃみも出るし、腰は痛いしで最悪な状態ですわ。
ン出11時近くに現地到着。本当は美瑛で・・と思ってたんやけど、時間の関係上むりになったもんで却下、得策をとったわけね。
なんとかギリギリセーフでキャッチ、フィルムに納めておきますた。
し かし、喉の具合が悪くなってきて、時々ワシの美声(!)が途切れるほどに。あの車内という密室の中で窓は開いてたとはいえ(エアコンがさぁ〜)、Mちゃん に伝染った可能性大・・・というかアレで伝染ってなければおかしいわな。この場を借りてMさん、伝染ってたらすいませんね。もし寝込んだら苦情は受け付け ませんので。近くの医者かブラックジャックにでも診てもらってくださいな。
まあ、隣で汚らしくせきしたり、開いた窓からくしゃみしたり、鼻水ズーズーやってたワシは超みっともない。
その後、一旦富良野駅まで戻って、近くの農協さんのスーパーの駐車場を失敬。
ま あ止めるだけ止めるというのはアレなので、昼を買おうかと思ったんやけど、ワシはなんでもいいし、どうでもいいや・・・と思ってはいたんやけど、相棒が 「ここ種類少ない」とか「んじゃパンでも食うか?」って言うたら「パンならサンドイッチがいい」とかないものねだり。そんなことばっかり言うてるとワシが サンドイッチにしちゃるけん!
で、ワシは飲み物だけ買ったんですわ。したら78円だったんですな、ペットボトルが、78円やったで〜って 言うたら「うそ!」って買いに行った相方、しばらく来なかったもんで、車まで行ったついでにちょっくら移動させたところにやってくる。「98円だったんだ けど!」って言われても・・・農協屋さんに言ってちょ!
しかし、農協さんの道路挟んで隣の楽器屋様、すばらしい!ワシが最初にその前を通ったときから1日何度も通ったりしたんやけど、ずっと1日店頭でZARDがかかってますた。実にすばらしいよ!ファンを代表して勲章を・・・。
まあ、追悼って感じなんやろうけどね。そんな意味があるってことを考えると正直素直には喜べんけど。
しかし、パッと聞いて「アレだ」とか曲名が分かる、即歌えるというワシも相当やな。
ちなみに、最初に到着してドアを開けたら聞こえてきた曲が「ZARD!」って分かったそのとき、車のスピーカーからはZARDの違う曲が流れてたりして・・。
まあ、乗ってきて即「ね、ZARD聞こうZARD!」って言うた相棒のせいもあるんやけどね。時計をとりに戻った時、同時にベストアルバムも手にしてたし。
ちょっと分かる曲はさりげなく口ずさんでた相方、ワシも・・・とは思ったものの、喉と声が・・・。声優とアーティストにとっては(誰がよ!)致命傷や
んで、その後美瑛へ向かうことに。あーだこーだー言う相方なもんで、途中のコンビニへ寄ってえさを食う。豚丼弁当、襟裳でも食した気が・・・。
美瑛に着きました。とりあえず駅前へ。そこをグラウンドゼロにすることに。
地図とワシの高2の時1人で富良野・美瑛を歩いた時乗ったツインクルバスの経路を思い出しながら・・・しかし、記憶の彼方になってしもた記憶は当てになるわけもなく、何年もアレから経ってるだけに町並みも変わったもんで、駅前を出た後「うっ・・」状態。
とりあえず観光用看板を見つつ走るも、最後のポイントでやられる。丘や有名な木シリーズへの入り口の手前・・・ではなく、入り口に看板出されてもいきなり曲がれるかっての。
ま、どっかに他のわき道あるべ・・・と言う考えも甘く、そのまま国道を転がし続けたら旭川は千代ヶ岡に。え?え?とりあえず戻るべ・・・とわき道グルグルのお得意な技で戻ることに。で、戻りつつかなり行き過ぎてたことを知る。
まずはセブンスターの木から。駐車場付だからいいねぇ〜。
でも木の解説なんかが一切ないくせに、ちょうど写真を撮るアングルから撮るとファインダー内に余計な小屋やら自販機が・・・。景観に気ぃつけろって。
んで、トラクターと木を撮りたいというわけで、ワシがアングルを選んでやったとたん、トラクターがサァ〜っと去っていく。戻ってくるっしょ・・・と言うたものの、そのトラクター、遠くの方へ行った後、公道に出てどっか行っちゃった・・・。
その後、小道を走ってみたら親子の木って看板があったもんでそっちへ行くことに。美瑛の丘の辺りは原動機がなきゃマジでつらいだろうね〜。
到着してから、遠くに望む残雪のこる十勝連邦を撮るやら色々と。カラシナを撮ってたM氏、「これ食えるの?」といいつつ採取しようとしない!食うななんでも。あんたは牛か馬か!
その後はケンとメリーの木へ。なんでケンとメリーなんやろうね。大正に植えられたポプラやろ?タゴロウとオヨネ」とか「ゴンザブロウとトメ子」とかでもええやん。
その後は富良野へ。トイレ行きたいという相方、そーゆー時に限ってトイレがない、時間もない・・・ときたもんだ。
愛車を転がしつつ「まだ持つ」って聞いたらまだOKとのことだったので、富良野駅まで直行で我慢していただくことに。ワシはもっとすごいもんを我慢しつつ戦ってるんやから・・・・眠気ってヤツね。
んで、また農協さんのお世話になることに。まだ楽器屋でZARDが・・・。ワシ入ったら閉店まで出てこれねえな。
相棒がトイレにイットイレしてる間に乗車券を購入。土曜とこの日限定のSL牽引ノロッコにちょこっとだけ体験乗車させてあげることに。ワシ自信、SLを追いつつも乗ったことが一切ないんよね。
汽笛一発駅を離れると煙が車内に。たいしたことねえ・・・と思ってたんやけど、後々鼻をかんだり、顔をタオルで拭いたら薄黒くなってたりして・・・。恐るべし黒煙。
中富良野で降りて、すぐに乗り換えをたくらんだんやけど、ダイヤをよくよく見たら、ノロッコ到着と同時に対向列車が出ることに気づく・・・。
こりゃいかん・・・というわけで、SLとノロッコにはしゃぐ相棒を横目にダイヤとにらめっこ。1時間後に折り返す列車があるというわけで、同じ料金やし・・・ということもあって、1個向こうのラベンダー畑駅まで行くことに。
昔来た時もラベンダー畑で降りて、ファーム富田を見た後、ブラブラ中富良野駅まで歩いたもんですわ。
当然16時過ぎの列車で乗る客はいても、降りる客はワシらぐらいのもの、張りぼてチックの駅をバックに写真撮ったり。
ブラブラと中富良野までの約2kmをランデブー(コレが正しい使い方やな)
と、突然隣から消えたと思ったら、道端の草やら花を見つけてしゃがみこんだり。おいおい、黄色い小さい花、摘んじゃったよ・・・・。
スキー場の芝桜が素晴らしかったね。
中富良野駅に到着、弧線橋をわたる必要があったんやけど、ガラス張りのその施設は蒸し風呂状態。ウダウダ歩くM氏の背中をグイグイ押したら「そんなに押したら足の長さ違うんだから足がついていかんて」って言われた・・・。ウチのばーちゃんじゃねえんだから・・・。
駅でワシは地べたリアンしてたら、Mちゃん、ホームギリギリでしゃがんでるし。落ちるって!
2人でコーラを飲みながら列車を待つ。え?ブラブラ・・・じゃなかった、ラブラブ感いっぱいで1つのコーラを2人で飲んだかって?そんな仲じゃねえよ、当然1人1つね。金出したのはワシやけど。
買って渡したら「気持ちい〜」って言うから何やってんだ?と思って、しゃがんでたワシが見上げたら頭に缶当ててるし・・・。ぬるくなるっての!ビールとコーラはぬるかったら飲めたもんじゃねえぞ(ビールはどうか知らんけど)
そ の後誰かの車と違って冷房がかかった車内で車窓に目をやりつつ、富良野到着を待つ。なんか車内には奇妙なオルゴールの曲が聞こえてたっけ・・。なんか不気 味感あふれる感じの曲調で、列車の保安設備の音なのか、誰かの携帯の音なのかは分からんかったけど、ありゃ夜聞けないわ。
富良野到着後、観光センターへ今更入って、めぼしい資料をゲッツ。
それから富良野を後に。帰り、まだZARDかかってますた。
帰りはペースが速いよ〜。平均80Kmやもの。オービス付近ではレーダーがきっちり反応やしね。
ん で、途中の滝里ダムへ立ち寄る。17時で門がしまってしまうらくて、通行止めの柵が・・・。そこで手前のスペースに4輪を投げて徒歩で行くことに。柵を通 り抜けるとき、結構柵の高さがあるもんで、ワシの背丈ならくぐれるんですわ。かかむと腰チャー(チョー)痛かったけど。
くぐるとき、「あ、もしかしてノーマルで通れる?」ってMちゃんに言ったら無言かつものすごい目でにらまれますた・・・。
その後、国道をアンダークロスして反対側のダムへ出るんやけど、橋下に1台の車が・・・。柵されちゃってるのに?しかも無人?
で、ダムまで降りてって水辺をブラブラ。なんでか知らんけど、芽の出たたまねぎから始まってにんじん、芋なんかがところどころにあって波に揺られてるし・・・。
水辺でしゃがみこんで何かを見てたM氏を後ろからお決まりで「ほら!」って2,3回押すふりしたら、「おりゃ!って投げるよ」って言われますた。彼女の場合、合気道やってるからマジでやられそうで冗談に聞こえないわな。怖い怖い・・・。
写 真を撮ってブラブラ戻るとき、まだ来るときみた車がいたもんで、夕暮れ時で誰も居ないダム、物寂しい感じが漂う中で「あの車のトランクの中で絶対誰か死ん でるぞ」って言うたら「ちょっと、なんでそーゆーこと言うのさ!」って言うから「ありゃ間違いないぞ、助手席で誰かグッタリしてるとか、車体の下からポタ ポタ血が・・・とかさ」って言ったら「うるさいなもー!」って言われちまいますた。怖がりを怖がらせる趣味が若干あるレカ郎さんやからねぇ〜・・・。ちな みにガキの頃はナメクジやらを持って女の子を「ほらほら」って持って追い回したりしたもんだわさ。
コンクリートの壁を指差して「この辺にこっちをにらんでる顔が浮かんだりとかさ」って言ったら「叩くよ」ってほんとにやられそうになりますた。あんたのが怖いよ。でもワシの頭を叩こうとして背伸びしてるM氏がちょっとかわいらしいわな。
その後は夕日に向かってダッシュ・・・みたいに夕日に向かって帰って来るわけやけど、途中で曲がって歌志内へ。温泉へ寄ろうってことになってたわけなもんで、んじゃ・・というわけで2、3年前にウチで泊まったことが在る歌志内のチロルの湯へ。久々やねぇ〜ここ。
んで、温泉といえば傷やら痛いトコを突く・・・じゃねえや、治療するもの、でワシは風邪は置いといて、腰が激痛というわけで、風呂に入りながら腰をもんだり、打たせ湯で人が肩に当ててる中四つんばいになって腰に当てたり。ついでに露天風呂で思わず寝たり。
1時間も入ってなかったのに、上がってみりゃすでにお出ましで「ずいぶん長いこと」って言われますた。ワシはただ入ってたわけじゃないの(寝てたし・・・)
で、なんか珍しいアイスがあったもんで、買って食おうと思ったら開け方のところに「1人で」「2人で」って開け口が・・・何?っと思ってそれに沿って開けたら最後は折れってヤツで折ってせっかくなので片方あげますた。
そ の後温泉を後にして札幌へ。途中でR12をはずれ、R275を渡って農道へ。農道こそ飛ばしの場よ。真っ暗闇もいいところ、真っ暗闇といえば強姦・・・ じゃなかった、星空というわけで、運転してない暇人に「星見える?」って聞いたら「よく分からん」とのことだったもんで、止めてドアを開けて降りてみたら びっくり。うちゅくちぃ星空が!
さそり座がどうした・・とか言うてたらなんと2人の見上げる空を流れ星がサァ〜っと・・・。いや〜二十数年生きてきてはじめてじゃ、ありがたやありがたや・・・ナンマンダブナンマンダブ・・・
星を見ながら
♀「わぁ〜きれい」
♂「いや、君に比べればあんなの足元にも及ばないよ」
とか
♂「そうだ、美しい君にぴったりなあの美しい星をプレゼントしよう、どれでも好きなのをあげるよ」
とか
♀「きれいな星空」
♂「残念だな、星のきれいさに俺が負けちまったよ、でも俺はいつまでも君の星として君の中で輝いていられるようにするよ」
とか
♂「あの夜空で無数に浮かぶ星の数ほど僕は君を思ってるよ」
とか
♀「なんて素敵な星空なのかしら」
♂「いや、俺は君の宝石より星より美しく輝くその瞳の方がずっと素敵だし、それ以外は美しいとは認めない」
とか
♀「なんだか寒くなっちゃった」
♂「おいおい、そんなにくっつくなよ、星たちが見てるぞ」
とか
♀「すごい、星がたくさん」
♂「夜空では無数の星が輝いてるけど、僕の心で輝くのは君だけさ」
とか
♀「(♂の手をぎゅっと握って)あなたとこんな美しいもの見られるなんて私幸せで怖い」
♂「(手を握り返して)じゃ、これからもまだ見ぬ僕らの未来を共にこうして手を握り合って見に行こうよ、そしてあの星のようにお互いの心で一番輝く存在になろうじゃないか」
とか、そんな会話なんてのは微塵もないですよ〜。(まあこんなのあるわきゃないでしょうが)
ワシは腰がいたいもんで「あたたた・・・」って車のお尻に寄りかかり、M氏は空を仰いでみてるうち「寒い」って車内へ。
そこで、車内のベストポイントのリアシートへご案内。ワシだって横になれるんだし・・・と言うわけでリアシートに寝転がってみなさいってことに。
ワシは迷った挙句撮影することに。星を見るためには真っ暗にせなあかんわな。というわけで、ライトを消しただけじゃなく、ダースベーダーの風呂場みたいな車内の電飾をも消すためエンジンOFFどころか、キーもOFF位置に。
車内にはリアシートで寝そべって星を見るMちゃん、外は夜風に吹かれながらファインダーを凝視してるワシが・・・。だってあんなでかい夜空の中に浮かぶ点のような星やで、ファインダーで空のほんの一部覗いたところで目の前は真っ暗け。
星星・・・と探すも目の前は真っ暗け。三脚から外して手で持って見てもどれか分からん感じ。結局、目をしばらく閉じてからサッとファインダーを覗いて覗いてこれかな〜星・・・ってな感じに見えたところでなんとなくピントを合わせて(つもりかも・・)10分間露出開始。
その間車内へ。ワシとて寒いわ。
その間、星を見ながら車内で「いやぁ〜ん」とか「もっと・・・」とかそういういやらしい声が出るようなことを一切せずに(やったら殺されるかも・・・)、ワシはレカロシートでホールドされながら星を黙ってみてるだけですた。
あ、せっかく静かな車内なのに鼻ズーズーやったり、「あ、鼻が・・・紙紙・・・」ってゴソゴソしてもうしわけない。出るもんじゃーないって。
しかし、狙ったかのように見る見る星が薄くなる・・・。え?夜空が薄まった?ってんなわきゃない。雲が・・・。
その後10分間に出たり引っ込んだりを繰り返す星、ナメくさりおって・・・。
あきらめ半分の中、10分経ったところでレリーズロックを外して終了。
あとは農道を爆走ですわ。
ワシも眠いし、喉も痛いしでだんだん無口に・・・。というか、眠いから話題が途切れたときはなんかしなきゃ・・・というわけで、かかってる曲を口ずさんでたり。
レジャスポ近くでラーメンを食らう。今考えればなんでハナタレボウズなのにタダでさえ鼻が出るラーメンなんぞを食ったんだか・・・。
ってこらこら、Mちゃん、頼んだチャーハン半分食ったところで七味かけたりしない。ゲテゲテ・・・。
で、軽く間違ってからM氏を送り届けてワシは部落へ回送。途中で給油を食らわせてきますた。
腰が痛くて疲れてる中、よ〜やるやっちゃなぁ〜ワシは。
No.(815)
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