DIARY
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...... 2008年07月20日 の日記 ......
■ か、カメラ・・・ [ NO. 2008072001-1 ]
ってなわけで北へ行って参りますた。
カメラ忘れて…
こんばんは、カメラなしのレカ郎氏です。
話しは昨日にさかのぼるんだまんねん。
朝は10時にウチを出る。カメラを置いて…。
まずは江別へ。そこから新篠津へと向かいますわ。カメラ忘れて。
新篠津から月形へ。ここまでは順調ね。カメラ忘れたこと以外は。
しかし、知来乙から道民の森方面に向かうつもりがやってもうて新十津川まで行ってしもた。しかたなしにR451へ入って浜益に抜けることに。
だがしかし、今度はにわか雨が…。雨雲が分散してるのか、線引いたみたいに降ってるトコ、降ってないトコが分かれてやがる。くそ〜出発早々に車体が汚れたのだ。
浜益から海沿いを北上。やっぱ海の匂い、海風、いいっすなぁ〜。
苫前でゴリ氏からメールが入ってチェックで停止ついでにちと海を見てみたら利尻が!
おお!北上の証ってやつか。
その後さらに北上。羽幌を過ぎた辺りから
…寒い
初山別ではすでに窓はクローズ。んで天塩の道の駅でついに天塩の地に降り立ったら
マジ寒い!
しかも天気が…
くぅ〜…
んで先にキャンプ先の兜沼まで行くことに。
なんとミスターゴリ氏のご教授で真実発覚。
去年来たときから鏡沼だと思ってた場所、実は天塩川の河口だったらしい…
ま、紛らわしわ!
んでワシは更に北へ。右には宗谷丘陵の終氷河地帯、左にはサロベツ原野と日本海、そしてそこにちびっと姿を見せつつ浮かぶ利尻。なんて景色のごちそうなんでしょう。
ワシがゴリ氏の立場ならネタ集めに苦労しなさそうですな。某最北の師匠の写真が素晴らしいわけだ。
で兜沼到着直前、時間が合ったもんでラッキーと思って写真撮ろうとカメラを…
な、ない!
なんとここまで来て初めて気付く厳しい現実…
あたしゃ半分何しにきたの?
あるのは首からネックストラップで下げてるコンデジのみ…
ビケーロォー、カメラ忘れてどうやって写真撮るんじゃ!
ガックシしつつキャンプ場へ。
受け付けして中へ。
って小屋前の駐車スペースなにこれ!
車の幅分しかない…。
しかも小屋部分だけ台に載せたような作りなもんで、ミスったら車輪逸脱で車転げ落ちってわけ。あれほど神経使った車庫入れもそうそうないわな。でも見事に成功ですわ。道路と小屋部分だけが小高くなってる構造、やめてくれ。
荷物を下ろしてすぐ準備。
まずは野菜を切りましょうか。
夫の帰りを待つ妻ですわ。
そういやこの前某氏から「女」言われたし…。
次は火を起こしましょうか。
でセッティングして着火…
なんぼやっても着かない。オガ炭は火つきが悪いけどこれは特別。たきつけ二シート半使ってしもた。
それでも着かないもんで、近くのキャンプファイヤーの場所から燃え残りの木材を調達してそっちに着火。
これでようやくですわ。
火がなんとか着いたトコに夫…もとい、ゴリ到着。1時間半格闘したわさ。
それから遅い晩飯。しかしとにかく風がキチガイな寒さ。
最後は豚軟膏でもチマチマやろうと思ってたのに、たまらず一気に焼き上げて片付けて室内へ。
その室内もヒンヤリ。しばし焼いたニンニクやら軟膏をチマチマやりつつしょうもない話ししてましたわ。
寝る前、洗面に行ったらエライ遠回りになってしもて、真っ暗な森を洗面セット持ってさ迷いますた。
就寝後、下に毛布敷いて寝袋に入ってたのに寒さで目覚める。それほどの寒さ、異常ですわ。
そのあとも日の出が早いから早朝から明るさで目覚めたりとぐっすりとはほど遠いことに。
朝はレトルトカレー。米は鍋で炊くんやけど。
朝は昨日コンロの下で乾かしておいた拾ってきたキャンプファイヤーの燃え残りに着火。なんとたきつけ1枚だけで着火成功。
炭も入れたけど、枕木みたいなでかい木片だったもんでそれで十分ですわ。まあ鍋のケツは黒くなるけど。
出来はまあまあ。ウヌ、男同士で作った方がうまくいくってどういうこと?
10時に片付けて撤退。まずは豊富温泉へ。
今日は豊富温泉にインテRを置いて、ゴリ氏丸で行こうってことに。
ウヌゥ、さすが宗谷って風景が…。
で、ゴリ氏HRーVに乗り換えてレッツラゴー。
豊富バイパスを通って稚内へ。旭川紋別道以上に車少ねぇ〜。
で稚内入り。いや〜横で景色をじっくり見てるのはいいねぇ〜。某氏はいつもこうなのだろうか…。
まずは稚内公園へ。ロープウェイがあった頃は来たけとあったけど、車では初めてですわ。
しかも稚内の百年記念塔に発登頂。塔も高いが何気に400円ってのも高いような…。
海抜240Mからの景色は確かにええけどサハリンが見えなかったのと、カメラが…。
下界に降りて、稚内で旨いと評判のラーメン屋へ。
お味は?
ウヌゥ〜、魚だし使ってるね。オススメの塩ラーメンを食ったんやけどそんか味ですた。でもあっさり系でなかなかでしたわ。
そんでその後は豊富へ。その前に抜海駅へ。
なんてわかりにくいんだ。
そこでついに師匠設置の駅ノートに対面。
ちょうど数少ない列車が来る時間だったもんで少し待ってみる。
あ、カメラ…
悔し紛れにコンデジで撮りますた。
しかし1日1本の旭川直通列車に当たるとは…。
抜海駅を後にしょうとしたら駅前の家にたくさんのネコ!
残念ながら寄ってきはしないものの、あんなにネコがいるトコ久々に見たわな。
で豊富温泉へ。
石油臭い風呂に入ってから休憩室でひと眠り。このあとの戦いに備えねば。
40分くらい寝てから今度は湯治用の濃方の温泉へ。
ぬるくていい感じですた。
で、やっとインテRに乗って天塩へ。
んで昨日やり残した花火を明るいのに鏡沼でやりますた。まあ消化ですわ。
花火が終わった時、ちょうど利尻の浮かぶ海に夕日が今沈まんとしてまして、日没までを見てますた。ここでもやっぱし「ああ、カメラ…」と一言。
で、鏡沼でゴリ氏と別れてワシは南下開始。
まずは遠別で停車。メールが入ってたもんで・・。
その後再び初山別でも停車。メールが入ってきたもんで・・・。初山別の道の駅はよりづらいねぇ〜・・・。国道沿いにないんだもの。
平均80kmを巡航速度として運行。しかし、130kmを過ぎたあたりでなんと燃料計が・・・。
というわけで、巡航速度を5キロ落として75kmで南下。
初山別を最後にあとはノンストップ。まあカメラを持って行っていれば途中撮りたい風景がいくつも。
初山別から留萌、浜益にかけての漁火はとても幻想やったし、日没後の水平線のあのきれいなこと。ああ、なんでカメラを忘れるかねぇ〜・・・。(アホやから)
増毛を過ぎ、大別刈の駐車帯にて久々の停車。そして休憩。増毛のコンビニで仕入れた晩飯ですわ。
んで帰ってからの負担を減らすべく途中までコレを書いて少し寝ようかな・・・と思ったんやけど、到着したのが21:50分頃、で、寝ようと思ったのが23時過ぎ・・・どんだけ止まってるのよ。
眠気も極限ではないし・・・とイグニッションを回して運行再開。
再び巡航速度80kmでトンネルの連続を越えて南へ。しかし、途中から霧雨が・・・。おい!
浜益から今度は内陸へ。そのときには霧と霧雨ですわ。道路がぬれるほどの降り方。しかも湿った中で虫共がものすごい発生の仕方。
R451を走った後、今度は道民の森方面へ進路を変える。ああ、ここは学生時代毎年来てたっけ・・・あの頃は楽しかったわなぁ〜。
ここも途中途中霧雨攻撃。さらに虫が群がってるところに何度も突っ込むし・・・。
真っ暗な山の中を走ること1時間で当別。そこからR275で札幌方面へ向かう。
ずっと向こうに車がいるな〜と思ってたんやけどなんと、しばらく行ったところで
「事故ってますた」
おおお!!!何やってんの・・・
あとは道が分かるトコやからウネウネっと来て集落へ。途中いつものエネ♂でで給油して帰り行程の成績を。
な・・・リッター14km・・・。不振やね。やっぱはじめから75km設定に抑えとけばもっと行ったでしょうな。
ちなみに行きはリッター18kmですた。
帰ってきてからまず荷物を下ろす作業。疲れきってる中でのコレはつらいよ〜。
その後車をインチキ駐車場へ回送。
ってなにこれ!!!
フロントはびっしり虫・・・車体にはどこでひっかけたのか太いクモの巣・・・。こりゃ明日洗わなきゃだめだわ・・・
という明日はお出かけなのよねぇ〜。疲れてる中、少し早く起きて洗車せねばならぬの。
というわけで、カメラ忘れた最果てへの遠征は全く持って不発で終わったのであった・・・。予算がつけば近いうち最優先でリベンジね。というかカメラ忘れた罰。
で も宗谷方面って道内で一番地球規模で大自然を、北海道の自然を感じることができる場所なんじゃないかね。日本海にあんなでっかい山が浮かんでるところなん て他にないし、その横に夕日が沈んでいくというダイナミックな光景は「すごい」に尽きるはず。地球が回っていることを再確認できますからな。
さらに地平線まで続く台地とか、広大な丘陵地帯に牛が放し飼いになってるとか、どこまでも続いてるような道、スケールの大きいものばかりなんですわ。
冬はものすごく厳しいところやけど、それもまた見方によっては大自然の流れの1つやし、丘陵地帯だって氷河によってできた地形、そう思えば地球規模で時間をも巻き込んで自然に触れることができる場所やな〜と。
なにもないというのが似合うところは宗谷のほかにはないかもしれないわな。
っつーわけでコンデジ写真を土曜日分とあわせてまとめて紹介↓
こちら
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戦いの後
こちら
No.(1228)
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