DIARY
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...... 2008年11月14日 の日記 ......
■ ついに・・・か? [ NO. 2008111401-1 ]
今日からずぅ〜っと天気悪いみたいっすな。
こんばんは、疫病神に取り付かれた一族のレカ郎氏です。
さて、そんな今日はもう金曜、なんか随分早いっすな。
んで、いつも通りに起きる。
今日も厚生労働省の施設、まあ職安ですな。
14時にウチを出てまずは月寒へ。
今日は三つ予定があったんやけど、どう回るかで悩みますた。
ネタ集めは明るくないと無理、かといって職安に遅く行くとまた…ねぇ〜
まあ、スカですぐ終わるだろうとふんで職安先回り。
職安に着いたら…
激混み
久々に職安行列に並びましたわ。
行列の出来る職業安定所ですな。
やっと入って検索開始。
ウヌゥ〜…
でも一件ヒット。
まあどうしょうか迷ったんやけど、書類選考だったもんで、書類準備するくらいならまだ楽か…てわけで応募してみることに。
しかし
28人待ち…
これが今の世の現状っすよ麻生閣下さんや。
でもこの前より待ち人数多いのに30分くらいで順番回ってきましたわ。
で、早速応募手続きを…って今日出た求人なのにじ、18人も応募してるってかぁー!
…やる気出るわぁ〜
まあでも紹介状は出してもらいまして。
今晩はまた履歴書書きですな。
んで、ネタ集めかなぁ〜と思ったらもう暗くなってたもんでボツ。
んじゃ病院だ
ってなわけで病院に行くことに。今度は場所も近いし楽ですわ。
病院に到着して病室へ。エレベーターを降り立ったとたん、どっかから奇妙な音が…
あん?と思ってたら音源はなんとおっちゃんの部屋。
ガラリと戸を開けたら
「ヒー…ヒー…」
ってすごい声。
というかありゃ文字じゃ表現出来ん音で、人間の音じゃないっつーか、殺される前のブタみたいなって言うか、そんな声で呼吸してるんですわ。
部屋は真っ暗。で、ワシが行っても反応薄っ(泣)
というか反応する余裕がないというかね。
目は半開き状態でそこから覗く眼球はあっちの方にいきかかってるし、死んだ魚みたいな目してる。さらに話もろくに出来ないほどで、下手にしゃべらしてもアカンなってのと、そんな状態の人と話なんざできませんわ。
っつーことで、二言三言会話・・というか会話にならん会話して10分ほどで退却。
喉から胸にかけてみたけど、なんか腫れてるっていうか、むくんでる感じ。あれは恐らくもうガンが増えるだけ増えて満タンになってるって証でしょうな。
なんかねぇ〜、ボンクラのワシが見ても生気を感じませんでしたな。
来週中には仏さんかねぇ〜なんて思いつつウチへ。
と、その前に金曜恒例の立ち読みを今日はちと違ったところでしておきますた。まあ働いてる時給料日に給料下ろしに行ってたT急やけどね。
ウチに帰ってからちょいちょい作業をしたりしておったらオッカサンがやってきて、おっちゃんがヤバイとのこと。
すぐエサを食らってから病院へ。ってのは夫人は石狩、どうやっても来るのに40分はかかるわけですわ。そこで万が一に備えて病院に近いウチが行ってくれと頼まれたわけですわ。
そんなわけで、オッカサンを乗っけて病院へ。なんや、ずっとワシいればよかったじゃん。
そう、オッカサンが今日午前中にいった時は起き上がって話するほど余裕があったらしいんですわ。で、そのつもりでワシが行ったらあんなだったわけですな。
ようは峠に差し掛かった辺りにワシが行ったわけですわ。
病院に着いたらすでに連絡を受けたオットサンが到着しておりまして、おっちゃんはさっき見た時とあんまし変化はないんですわ。でもオッカサンが昼間見た時はこんなんじゃなかったとのこと。
まあ変化といえば酸素吸入がついていたってことですかな。それと意識はあるけど心ここにあらず状態。
熱も出てるらしい。で、ワシはさっさと看護体制に。例の初代主治医の介護の時も同じやったけど、バっと上抜いてTシャツですわ。これが一番動きやすいんですな。
黙ってみてたら、今にも「ウッ!!!」って喉詰まって呼吸困難になってワシの腕辺りを血走った目してつかんできそう、そんな感じすらしますわ。
しばらくして夫人と息子夫婦と孫が到着。じいさんが危ないと見たか孫まで連れてくれば絶対本人も「俺ヤバイって連絡行ったんだな〜、俺死ぬんだな〜」って思ったことでしょうな。
ワシらはいたって普通に汗拭いたり検温したり介助してた感じやけど、明らかに夫人と息子家族は死に際そのもので「手握ってやんなさい」とか・・・。
おいおい、それってもう最後になるかもしれんから・・・って言ってるようなもんじゃん うん。
そのうちモッコリ起き上がってきまして。えー!起きれたの?ってヤツですわ。
どうやら何かをして欲しいらしい。みんなで着替え?とかなんだかんだ頭ひねってたんやけど、ワシだけピンとくる。そう、なにせ元患者だからの。
これはもしや・・・便所?
飲食してないとはいえ、点滴はしてるわけで、点滴するとおしっこが出るわけですわ。
ワシがボソっと「便所でないの?」って言ったら本人もうなずいてるし。ほらみろ当たりだ。
しかし、どうしても自走したいとのこと。恐らくワシが思うに、最後のトイレ、最後の自走になるかもしれないから最後までキッチリ自分の足でトイレぐらい行きたいと思ったに違いないわけですな。
何度も夫人も看護師も尿瓶とか簡易トイレを進めたのに頑なに自走にこだわった、これは恐らく最後に歩いておきたいと思ったのかもしれんわな。これが最後になったら最後に歩いておきたかった・・・と思うだろうと考えたのかもしれんわ。
みんなは「カッコマンだからねぇ〜」って言ってたけど、恐らくワシはそうじゃなく、自分の足で最後に歩いておきたいと思ったから、そう考えますわ。
そのうち医者からの話がありまして、夫人と息子が聞きに行ったんですな。その結果、持ってあと2、3日だそうで・・・。
やっぱねぇ〜、ワシの予感って悪いほうに関してはあたるんですわ・・・。
今回も「ホスピスに移ったところで何日ももたなかったりして・・・」と思ったらでしょ・・・。
ほんとウ我が一族って呪われてるっていうか、疫病神に取り付かれてるっていうかね。
こんなに怪我、病気、死人、そして不運小僧が出る一族もそうそうないような・・・。
あ、そっか!ワシだ、不運小僧のワシが全てか・・・。
ま、しばらくそんなわけでゴタゴタしてたんやけど、とにかくワシはすることがない。でもいつ帰れるか分からん。
というわけで、この日記の半分とちょっとを携帯で作ってたり。しかも
うぬ〜、葬式になったらどうやって書こうかねぇ〜と真剣に考えてたり・・・。そう、魂の日記、「タマ日記」はワシが書けない状態に置かれる以外欠かさないのだ。
21時過ぎ、とりあえず夫人と息子を残して解散することに。
で、そうなると足がなくなる方々がでるわけで、オットサンが送っていくことになってワシは1人で帰ることに。
ウヌ〜しばらくの間は24時間気が抜けない状態になるわけですな。下手に撮影とか出てられないし・・・。
来 週はずっと雪が降りやすいとのこと。札幌はたいしたことねえよ。もしうっすら来てもその時は車に乗らなきゃいいんだ・・・と思ってたんやけど、もし葬式っ てなったら場所は石狩でしょ・・・、雪が・・・ねっ!変えなおしておいた方がええんかな〜・・・。ま、様子見ながらですな。
というわけで、2回も病院に行くことになるとは思ってませんでしたわ。
ちょっとこの先どうなるか、来週は一応火木で職安の予定やけど、下手すりゃ来週1週間は動けないってこともありえそう。
まあ来るべき時が来てるのかもしらんけど、同じ死ぬならもうちょっと楽な死に方ならねぇ〜と。だって窒息死やからね。喉詰まって呼吸できなくなるんやで、意識がなくて・・・じゃなく意識がある中でハッキリ苦しいんだから・・・。
ホスピス病棟はみんな部屋の入り口の名前、赤や黄色の印の人ですわ。
おっちゃんは赤でしたな。
入院中ワシがここで説明したけど、赤、黄色の色分けってのは赤は動かれない人、黄色は介助等々で動くことができる人ってことなんですな。
まあ言うまでもなく無印は自走可能な人ですわ。つまりおっちゃんは動かれない人の部類、一級品ですわ。
まあワシだって術後個室に移った最初の一瞬は赤、すぐに黄色ついてましたからな。
あの病棟の人は「よかったですね〜治って、お元気で」って正面入り口から送り出される病棟じゃなく、「残念です」って言われて裏から出される病棟やから・・・。
一部屋空いてる部屋があったんやけど、たぶんお亡くなりになった人が出たから空いてるんだな〜と思ったり。
回復が見える病棟と違うから気分的にいい気はしないわな。
というわけで、まあついに・・・ってな感じですわ。明日はどうなることやら。
追記
再び日付が変わる前におっちゃんの呼吸が変わってきたってことで呼び出しされて今度はフリードでオットサンとオッカサンを病院へ配達してきましたわ。
ワシがいた時から夕方と1回目呼び出しされて行った最初の時に比べて帰り際は呼吸の音から察して、吸う量が少なくなってね?と思ってはおったけどやっぱしか・・・って感じですわ。ムヌ〜ワシ医者になればよかったのかねぇ〜・・・。道を誤ったか。
今晩が山やけど恐らく随分体力落ちてるから無理かねぇ〜・・・。ほんとは6月、7月に・・・って言われてた人だから持った方やわ。
No.(1345)
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