DIARY

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...... 2009年02月21日 の日記 ......
■ 大アレ   [ NO. 2009022101-1 ]
荒れましたわ

こんばんは、いつも気分は荒れ模様 レカ郎でございます。

さてさて、昨晩は0時近くから猛吹雪。宗谷方面は国道まで通行止め。天塩共和国人も埋まったべな・・と思いつつこっちも気が気じゃない状態。
作業しようかと思ったものの、スキャンやら更新準備みたいな作業は中止。ってのは電線が暴風でブッツン行ったら停電でデータがみんなパァーですからな。外に出なくてもやっぱ悪天候の影響ってのは多少なりあるもんですわ。

14時過ぎに今日は起きる。どうせ吹雪ですることもないし、うちからも出られまいし、7時半頃までなんやかんやで起きてたもんでさ〜。

それから15時過ぎに駐車場へ。完治はしてない腰なもんでまだウチから除雪禁止令が出てるんですわ。そこでクルマの雪下ろしだけでも。
オッカサンが駐車場の除雪をしておったんやけど、今日は除雪来ないらしい・・・。というかこれないっぽい感じ。なんか不必要な時に限ってひょっこり来て、頼むぅ〜!!って時には来ない・・・嫌がらせか?

ワ シのは昨日後始末をしておいたからいいものの、弟のクルマは足回りがゴッチゴチ・・・。それもハンマーで殴ってもちょっとやそっとじゃ落ちないレベル。 ん〜変やな、湧き水を今コップに入れて凍らせておるんやけど、昨日からやってるのに全然凍らないんよね。でもなんで足回りの雪は・・・

30分くらいかけてクルマ2台の雪下ろしをしたあと駐車場の出入り口を見ると・・・

こりゃまずい

かなりの段差+出入り口の幅が狭い

これってもしクルマ出したら上がってこれるのか?って感じの段差がついちゃってるんですわ。
これはもはや人間の手じゃ無理。やっぱ戸建て住宅の場合、特に足腰がポンコツ人間ばっかしの家庭は除雪機も必要かもねぇ〜・・・・。

というわけで今日はこれでおしまい。元々ハナっから大荒れだって聞いてただけにどこにも行くつもりなかったんですわ。だからまあいいかな〜なんて。



さて、今日の新聞にでておりました、非正規雇用の失業者に給付金ということを政府与党が考えてるんだそうですな。
雇用保険も現在は原則1年払ってて資格が生ずるという制度を半年にするんだとか。

ま、そのほか云々ということが書いてあったわけなんですが、ワシがまず最初に思ったのは2つ

・おかしくねえか?
・それは違うだろう

ってことだったんですわ。
まず非正規という雇用に頼ってる人間になぜそこまでするかということなんですな。
正社員と非正規との違いというのはそこだとワシは思うんですわ。社会的保障なんかの身の保障があるのが正社員、非正規はそれがないというのが大きな特徴であり、違いでもあったわけですわ。
で、 まあ理由は色々あると思うんですわ。この場でも何度か言ってきたことでもあるわけですな。中高年で何らかの理由で失職し、その後再就職が困難であるがため に非正規で働かざるを得ないという人を初め、まあ働きたくても働き口がなかなかないという仕方なしに非正規という道を歩む人がいるのは確かな事実なんです わ。ただ、誰かじゃないけど、一方で自由を、拘束されるのを嫌がって、ある意味では人生を甘く見すぎたその日限りの生活を選んだ若者というのも絶対いるわ けなんですな。ワシの周りにも多かれ少なかれそういう人間はいますわ。まあある意味では働く意欲がない部類ですわな。こういう人たちがいるのも確かな事実 ではあるんですわ。
そうした人たちまでもが対象になるのはおかしいと思うんですわ。ってのは、拘束される、仕事に縛られる代わりに身の保障が約束 されるのが正社員なわけで、非正規と違って仕事の面でも納税という面でも、義務という面でも色んな責任を果たしているわけですな。非正規というのはそれに 対してそれらは軽いもんだし、会社側もそういった1人1人にかかる費用を軽減するために非正規という雇用スタイルをとってきたわけですな。
それな のに、まあこういう言い方もどうかとは思うんだけども、ある意味ろくすぽ正社員に比べれば納税もしてない、保険料もどうかしたら納めてない、世の中に納税 等々という面では貢献してない部類の人たちがなぜ手厚く保護されなきゃいけないんだというのがまず1点だったんですわ。
ワシの知り合いに税務関連の仕事をしておる人がおるんやけど、非正規が増えると納税率が下がるから困るという話をしていたことがあるんですな。
まさにそこなんですわ。
人生を甘く考えてる若者がある意味世の中を苦しめているともいえるわけなんですわ。まあ失職しておるワシがガタガタ言うのはもっともおかしな話ではあるんだけども、ワシはそう思うんですわ。

ワ シはある意味交換条件だと思ってるんですわ。ってのは、仕事に拘束され自分の時間もなくなってしまう、自由が少なくなる代わりに社会的保障がついてくるの が正社員だと。で、それが嫌だ、自分の時間を大事にしたいというばかりに非正規を選ぶ、その代わり身の保障はありませんがいいんですか?となったときに、 どっちを選ぶかなんですわ。
そこでまあ理由はあれど、自由を選んだ人間には保証がなくてもその道を選んだからにはそれなりの道を歩く使命があるとワシは思うんですな。それが嫌なら嫌でも正社員になればよかったじゃん・・・ってことであって。
だからなんだってそんな保障をしてやらにゃならんのだと思ったのが1点。

そしてもう1つは、それは違うだろうと思ったことなんですわ。
非正規が増える、増えて増えて増えすぎたところに経済危機が起こった。みんな切られた。簡単に切れるのが非正規ですな。ワシはある意味簡易雇用だとも思ってるんだけども、その結果街には失業者があふれた。
じゃ、非正規の雇用保険制度を見直しましょう云々と言い出した。

ワシはそもそもこの議論が間違ってないか?なんか違うだろうと思ったんですわ。
非正規がみんな住む場所も食べるものもなくなった。これが非正規の現実なんですわ。企業の手ごま、捨て駒ですな、これが非正規ですわ。
でもこの政府が言ってることというのは非正規ありきのことであって、非正規という雇用体系を見直すものでもなんでもないんですわ。
ワシは非正規という雇用体系自体おかしいし、とんでもないものだと思ってるんですな、人を人とも思わない扱いをされる、賃金を与える奴隷じゃないかとも思うんですわ。
そういった大問題の制度を根底から見直し、やめましょうとか廃止する方向で本来考えていくのがワシはスジだと思うのに、全くそれがない、これが一番の問題点だし、今後こんなことが起きないようにするための根本的な解決方法だと思うんですな。
それを雇用保険の対象を6ヶ月働いた時点で資格が発生するようにするというのはおかしな話だと思うんですわ。つまりこの理論からいくと、非正規は首切られてもいい、首切られるのが前提となってるわけでしょ。それはおかしいじゃないのってことなんですな。
だ から、今官僚の渡りというのが議論になってるんだけども、ある意味職の渡りも議論にした方がいいと思うんですわ。ただこの渡りの場合官僚と違って、たとえ ば非正規が切られたりする度に非正規、非正規と渡り歩くような不安定でフラフラな身分の労働者を生み出し続けるのではなく、渡らなくてもいい身分、つまり 正社員に1人でも多くなれるような法整備なり制度なりを作るべきなんですわ。そうすることで生産、消費も安定してくるだろうし、収入や身分が安定すること で結婚率や出生率というものも上がってくると思うし、納税率だって上がってくるだろうし。これが経済対策であって、経済対策が省庁を超えて出生率や納税率 なんかにも反響するわけで、麻生という男が無理矢理今推し進めようとしている金をばら撒くのは経済対策にはならんのですわ。

こんな理論は 現実的ではないとする人も実際はいると思うんですな。ただ、少なくとも東大だ、早稲田だといったいわゆる名門校と呼ばれるところを出てきた人間達が考える のがばら撒きだの一時しのぎの経済対策だのてめーらのことさえよければどうでもいいような振る舞いをしているのはエリートでもなんでもなく、名ばかりエ リートだとワシは思うんですな。
名門と呼ばれてる大学もたいしたところじゃないなとすらこれじゃ思ってしまいますわ。

ま、この非正規という雇用体系を廃止し、身をどっしりと固められる労働者、国民を作っていくのが首相の言う活力ある国づくりではないかとワシは思うのですがいかがでしょうか。

No.(1444)


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