DIARY
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...... 2009年04月29日 の日記 ......
■ お勉強 [ NO. 2009042901-1 ]
GWってやつですな
こんばんは、ディーラーにはよく勉強させてあげたレカ郎氏です(まあ値引きってやつですかい)
さてさて、今日も撮影・・・ではなく、今日はお勉強ですた。いや〜高校からやり直そうと思ってさぁ〜、女子高に入ろうと思ってんのよ・・。
まあそんなわけあるわけがないんやけど。
今日はちとまあ取材みたいなもんですわ。
前にもチラっと話題にしたことがあるんやけど、白石区の白石亭に関する取材ですた。
14時からだったもんで間に合うように会場へ。ん〜やっぱ休日ですな、ヘッタクソな運転してるカンカラ野郎が多すぎ。
まああらかじめ予想はしてたものの、会場に入ると
「老人クラブ状態」
まあまあ目立つ目立つ・・・。
こ れに参加したのは、白石亭を郷土館にすんべという話があって、市、区ともめてるんですわ。その保存会の会員に元白石区民のオッカサンが入ってるんですわ。 その会の役員に知り合いがいてそれで入会したとのこと。去年見に行った話をちらっとしたことがあったんやけどそれですわ。
で、それをネタに記事を起こしてたんやけど、どうにも行き詰ってたんですわ。で、動きとしても市も区も最初と言ってることが180度違う話だし、歴史ある建物、素晴らしい日本庭園が市の試算では価値なしと判断されて、ぶっ壊して更地にして売るとのこと。
これを聞いちゃ黙っていられんでしょうというのがワシ、そこで今日は取材に出たわけですわ。
ちょうどオッカサンがいけなかったってのもあるんやけどさ。
14時から開始して一通り総会が進んでいくんですわ。で、今後の方針なりで議論が交わされるようになってきたんですな。
その知り合いというのが元教員でワシの母校の小学校にいたことがあるし、その場につきさっぷ郷土資料館の主もいたし、さらに地域、環境という問題にも議論が発展したんですわ。
も う月寒だし、地域問題、環境問題だし・・・ワシの専門分野をわざと話し合ってるみたいな感じ。まあ余計なこと言ってえらいことになったら面倒だなと思った もんであえて黙ってたんやけど、ほんとは挙手して一言三言言いたかったもんですわ。それにもしかするともしそこでしゃべりだしたら止まらなくなる可能性も あったもんで・・・。某ワシの研究室の教授のように・・・。
まあその内容に関してはいつものように終わりの方でガタガタぬかすとして。
で、今日のお目当てを最後にゲット。白石亭の基礎資料をもらってきましたわ。これがなかったもんで苦労したんですな。ネットにもあんまり詳しいのが出てないし困ってたんですわ。
そもそもワシは白石区に住んでたことも関わったこともないもんでさ。
久々に文字というものを書いたんやけど、文字らしきもの・・・ですた。
元々字はワヤなワシ、仕事してない今、応募する企業もないもんだから履歴書も書かない、書けないわけで、文字を書かない日がかなりあるんですわ。やっぱね〜、小学校の先生が昔言ってましたわ、1日1回は字を書けと・・・
書いたらまず筆記具が自由に動かない感じすらするし、漢字が出てこない・・・コソコソ携帯で調べたりしてさ。
ま、書き終わったらワキゲとかが張り付いたんじゃね?って感じの字・・・。習字習った方が・・・
で、16時半過ぎにウチへ。それから昨日の配線作業の続きをすることに。
今日は昨日組んだハーネスをくっつけるというもの。
バッテリーから電源を得ようと思ってたんですわ。ところがエライ運転席までが遠い・・・。ボンネット内を斜め横断すれば早いものの、それが出来れば苦労せんのですわ。
な もんでボンネット内の端っこをずっと回して。でも配線をフェンダー内側を通した段階でどうもアカンな・・・ってことに。ほんとは雨風、雪なんかにリレーを さらしたくなくて車内におきたかったんですわ。でもそれがどうにもかなわなかったもんで、バッテリーを抑える金具に固定することに。
電源はバッテリーから結局ヒューズ電源を使うことに。
車内に配線を引き込んで、今回は助手席側から通すことに。バッテリーが左配置なんですわ。で、一回助手席のサイドステップを外してその中に配線を通して、ソケット自体は助手席の下に置くことに。
まあスポーツ系以外なら結構収納とか開くところとか隙間があるんやけど、インテRの場合隙間どころか収納がとにかく少ないもんで全然モノを挟めたり、設置したりするスペースがないんですな。無理に押し込んだり内装剥がしたりしない限りは・・・。
最後はアースをとって通電
ま、一応通電しましたわ。でもどうにも納得できんのですな。明日もう1回配線検討してみますか。
暗くなったからもう作業できないってのもあったんやけどさ。今日は車庫ふさがってたもんで。
ま、続きは明日だ明日
さ てさて、その白石亭の話なんやけど、詳しい話は省くとして、札幌市が6億だかをかけて作った旧札幌文化交流館なんですわ。それはそれは見事な日本庭園で、 下手な円山よりも素晴らしい桜の木を初めとして約2000本の木々がある大庭園を構えた建物で、中の茶室には雪見障子があってそこから庭を見たり、2階に は金張りの天井の能舞台があったりするんですわ。
その舞台も下に音が響く工夫がしてあるらしくて、音鳴りが素晴らしいんだそうですな。
そして少なくとも札幌にはここまでの京都風の造りの茶室は無いといわれる茶室があったりするんですわ。
まあ洋館といえば洋館なんでしょうな。実は小豆で出来ている・・・なんて冗談は置いておいて。
そしてここまで価値のある建物は白石だけでなく、札幌市の宝であるとも言われるんだけども、札幌市の担当者が試算したけっか、価値0とのこと。
そんなわけがないでしょう。どんな建物だって0円なんてのはないでしょうにと。
これを聞いてから「なんだと、ふざけたことをぬかすのもいい加減にしろ」と思うようになったんですわ。大体見に来た役人は土地家屋調査士でもなんでもないわけですな。そんな人に歴史的建造物の価値なんぞわかるわけがないんですわ。
まあその話は置いておくとして、今日の総会の感想なんだけども、はっきり言って同じ会員ながら考えも、知識レベルも意識レベルもバラバラだし温度差がありすぎると思いましたわ。
片 方では白石亭でなきゃダメだという人がいながら片方では後々作るといわれている新白石区役所庁舎の中にブースを設けてもらおうという意見、地下鉄白石駅近 くに閉園になる保育園があってそこを使えばいいという意見等々があったりするんですわ。中には白石亭なんてぶっ壊してしまえってもかまへんという意見すら あったんですな。それが役員だったのがびっくりだったんだけども、参加して市議の1人も言ってたことではあるんだけども、一体どこでどうしたいのかを明確 にしてもらわないと我々も協力できませんよとのことだったんですわ。
はっきり言ってワシはその通りだと思いましたな。もっと突っ込んで言えば、この会の会員なんだもの、勉強会なりを開いてまず皆が同じ知識レベルなりを共有した上で同じ方向を向くべきだと思うんですわ。
そもそもその会の始まりは白石亭を文化遺産とした上でそこでやることに意味があるとしてはじめたことのはず。それが2、3折れた意見や白石亭をぶっ壊してもいい・・・そんな考えがあるようでは甘いと思いましたわ。
まずは全員が同じレベルで知識を共有することが大事ですな。白石亭が何年何月にいくらかかって立てられたか・・・なんてことを知ってる人、意外といないんじゃないかと思ったんですわ。
何かするにはまずそのものを知ることって言うのが大事ですからな。その上で、皆が本来の道筋であった白石亭でやる意義というのを確認し、その方向を向かなきゃアカンのですわ。
そしてそうした意識を会員だけでなく、市議なり役人なりとも共有して、それぞれの専門分野で力を出し合う関係になる、これが大事なんですな。
住民は歴史や白石に関しては詳しいかもしれないけど、設立に関する法律なりは分からないし、予算もないんですわ。
じゃ、 そういう部分で力を発揮できるのは役人なり市議なんですわ。じゃ、予算をつけましょう、設立に協力しましょうということになるわけですな。ただ、そうした 人、特に役人なんてのは他区から来てる人の方が多いとワシは思うし、白石に関しては全く知らないし分からない、当然歴史も分からないんですわ。そうした人 に建物や土地を評価しろというのは無理であって、そこは住民が力を発揮するところなんですな。
なので、知識をそれぞれで共有した上で、お互いの足りない部分を補うというような関係を気づかないとワシは無理だと思うんですわ。
そ してワシも白石亭でやらなきゃ意味が無いと思うんですわ。白石区役所内にブースを設けてもらって・・・という話があったんだけども、それじゃ意味が無いん ですわ。歴史を感じながらさらに展示物等々で歴史を振り返ったり勉強したりする、これが大事なんですな。それに区役所内に設置したところで見に行く人、リ ピーター、いるとは思えんのですわ。少なくともワシは行かないと思いますな。
それに郷土資料館だもの、やっぱりごみごみしたところにポっと大きな 日本庭園があって、四季折々の姿を見せる、鳥や虫がやって来たり、子供が前庭で遊んだりする、そうしたいこいの場、安らぎの場としてあることに意味がある と思うんですわ。そして今回思ったのは、白石亭は白石の歴史を伝える場以外に、茶室があったりするわけだから、たとえば季節ごとにお茶会なんかを開いて庭 園を見ながら住民が色んな話をしてお茶を飲むとか、歌やら楽器の発表会を開いたり、演奏会を開いたりなどという文化交流の場、そして素晴らしい緑あふれる 庭園では自然環境や動植物観察等々の環境教育の場として使えるだろうし、単純に子供の遊び場でも使えるし、近くにはアサヒビール園もあるわけだから、出張 サービスでないけども、たとえば夏には素晴らしい庭をビアガーデンにして季節を楽しむ、緑を楽しむ、花見を楽しむ、そうした場でも使えると思うんですわ。
ようは白石の歴史、文化、環境教育、もっと言えば白石は宮城県白石市から入植してきて開拓されたという経緯があるだけに、白石市との交流の拠点とする、発信の場とすることがワシには出来ると思うんですわ。
当 然運営費というものもかかるわけだけども、そこは100円なり200円なりを徴収するようにする、その代わり500円も1000円も、値段がつけられない ような価値を持つ施設にするとか、内容にするだとか言うことにしたり、今流行の環境というキーワードを持つことで、企業からの協力を得ることが出来るんで すわ。今環境という言葉を出すと意外と企業は財布の紐が緩むそうなんですな。不況と言われる中でも環境をキーワードにすればおそらく出資金なりスポンサー なりが着くはずだし、それが白石区の商店街なんかであればなおさらだとワシは思うんですわ。
別にハコモノを望んでるんではなく、小さくても輝ける郷土館であればワシはいいと思うんですな。それに足元から見ていくことというのも大事だと思うんですわ。
た だ、今のままでは札幌市・白石区VS設立の会という構図なわけで、ここを解消し、お互いを理解しあうことをしないと、結局なんだったのか分からない活動で 終ってしまうと思うし、歴史的、文化的価値のある白石亭がただただ壊されて更地にされた上でマンションなりになってしまうと思うんですわ。
これが一番悲しい結末だと思うんですな。
そうならないためにも今一度立ち止まって見直す必要が、他区に住んでてなおかつ会員でもない第三者のワシが思うことではありますな。
No.(1511)
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