■ フラッシュバック フルカラーズ [ NO. 2012020601-1 ]

スーパーで売ってる緑のピーマンは熟す前で、ピーマンは熟すと赤くなるんですぜ


こんばんは、火の点くような貧乏人レカ郎氏です　　　年齢と預金残高照らし合わせたらほんとみんな驚くよ　マジで。

月曜ですな。なんかずっと寒い寒いで来てたのに、今朝はー３度とか４度くらい。急にこうなるとなんかあるんじゃないかってうたぐっちまって怖いわな。　　まあ確かにこれは騙しなんだけど。

いつもはしょっちゅう結露した窓の水きりをしなきゃならんのに全然だったし。

で、まあ月曜なわけですわ。月曜と言えば職安巡礼の日。さあ、今週もどんだけ求人がワシを待ってないか見に行こうではないか。

こう緩むと歩きやすいっちゃ歩きやすいものの、ところどころに巨大な水溜り出現とか困るんだよな。しかも時々その下が凍ってたりするとやばい。
まあ毎度のことながら、徒歩３０分強でバス停へ。ふと見上げると木の枝にはまだ硬いながらも新芽が準備してましたわ。明らかに冬の始まりとかよりおっきくなってる。
木々も色鮮やかな季節の準備をして春を心待ちにしてるんだね。　　　そこ恥ずかしいこと言うの禁止だ

で、バスで職安へ。３０分歩いたところでやっとバス停だからね。毎週のことながら参るわこれ

んでもって職安到着。さてさて、今日はどんだけないのかな？

あったぞ、あった。あったけど応募するとかじゃない。あったのはワシを以前落としいれた会社の求人だった。業務内容見てなんかあの会社みたいだな〜と思って会社名見たらモロじゃん！って

もうその瞬間あれだよ、脳内には当時のことが色鮮やかに、フルＨＤで蘇ったからね。
もうマダオスパイラルの始まりというか、決定的な始まりはあそこだったんだよ。ひょっとすると人生における最大の過ちだったのかもしれんとすら思える。

でっかい箱があったら会社に被してやりたい。そう、シュレディンガーのの猫ならぬ、シュレディンガーの会社ですわ。　　

シュレディンガーの猫、箱の中に猫を入れる。そうすると次にこの猫が生きている場合と生きていない場合の２つの平行世界が、パラレルワールドが生ずるというやつですな。

そ う、シュレディンガーの会社はあの会社に入っていないワシとあの会社に入っているワシ、２つの平行世界があったわけですわ。そしてもう１つ、あの会社にい 続けた場合のワシとあの会社を辞めたワシ、この２つの平行世界が生まれるわけですな。だからとっくに辞めたあの会社ながら、シュレディンガーの会社だと、 今もあの会社にいるワシが存在するわけですな。まあ存在しないんだろうけど。たぶんあのままやってたら遅かれ早かれお陀仏さんになってたことだろう。

もし世の中にシュレディンガーが存在したらどうなってるんでしょうな

・シュレディンガーの投票箱
・シュレディンガーの病院（治る場合と死ぬ場合とか）
・シュレディンガーのおみやげ
・シュレディンガーの棺桶　（死んでる場合と蘇ってる場合とか）
・シュレディンガーのテスト　（お！って場合とあぁぁ〜って場合とか）
・シュレディンガーの原発
・シュレディンガーの富士山
・シュレディンガーの日本　（滅んでる場合とそうでない場合）
・シュレディンガーの首相
・シュレディンガーのマーシー（現在のマーシーと堅気になったマーシー）
・シュレディンガーの増税
・３日放置したシュレディンガーの弁当箱　（目も充てられないことになってるか、めちゃうまそうな状態のままか）


世の中開けなければ・・・ということが結構あるもんですぜ

で、その会社の求人票を見て横っ腹で笑っちまった

就業時間
・６時〜１５時
・９時〜１７時
・１５時〜２２時

あれれぇ？ワシの６時半〜翌２時ってのはどこにあるのかなぁ？

休憩時間　６０分

あれれ？昼飯食う時間すらなかったのはなんだったのかな？ハッキリ言われたからね。昼はいつ食べるんですか？って聞いたら「そんな時間ないって」ってな。１９時間労働なのにね

時間外にはありとだけかいてあって具体的な時間が書いてない。　　こえぇぇぇ〜　　これだね、１〜３のどれでもない第四の就業時間、６時半〜翌２時ってのは
もうね、就業時間より時間外の方が長いからね
前後で出てるもの。ほんとは９時から１７時の就業規則だったのに、朝２時間半早く、夜は・・・９時間残業

リフレッシュ休暇なるものがあったけど、あまりにも労働時間がひどすぎるための調整なんだろう。
し かもタイムカードすらなかったからなぁ。まああれもあれで、あったばあいでもインチキやるからね。就業時間内で押しておくとか。６時に出社してるのに９時 で押して、１７時で退勤で押してその後も残業させられるとかね。パチンコ業界なんてそのタイムカード勝手に押し係りなるものがいるらしいぜ。

しかも仕事内容はインチキばっかしだった。下請けの仕事もあったんやけど、その発注元の社員のツラして入ってったり、使い捨ての測定機器を何べんも使い回して適当な数値で記入、会社に戻ってから数値がおかしい部分があったりしたら、おかしくない数字に改ざんしておく。
おまけに劇薬とか使うのに管理がずさん。

もうね、ワシが労基に訴えでもしたら、訴えた内容以外のこともボロボロばれてあの会社今頃消滅してたぞ。いや、マジでさ。あんま言わんけど立ち入り制限のかかってるトコにも発注元の社員のふりして入るなんてこともしてたからね。

も うね、新入社員なのに１９時間労働じゃん、辞めるって決めた時なんて朝６時に出社する時幻聴聞こえたし、気づいたら運転しながら思考停止してたからね。あ の時はそれまで生きてきた中で一番これはヤバイって思ったなぁ〜。挙句の果てに上司がクソばっかしだったし。全く気遣いの１つもないのな。自分のやらかし た違反のせいで免停になっててクルマ使えないってのに、人に重たい機材全部持たせて自分はクリップボード１つだけ。それで２ｋｍ３ｋｍ歩かせて、そのくせ 「早くしろ」だもの。
人を陥れるような問いばっかししてくるとかほんとむかついたな、アイツら。それでなくとも寝不足でイライラしてんのにほんとさ、劇薬ふっかけてやろうかと思ったわ。

まあでもね、いい勉強になった。もし人の上に立つことがあったら、コイツラみたいな人間にだけはなるまいと。

あの会社にいたのはごくわずかな期間だったのに、いい思い出が１つもなく、思い出すのは辛いことだけ。絶望に満ちた毎日だった。
そんな寝不足の状態で劇薬扱ったり、長距離の出張あったりもしたし。

あの会社にいたら事故死か劇薬で死ぬか過労で死ぬかのどれかだったと思う。
だ から若手が全然育ってなかった。みんな辞めるから生き残った使えない人材が役職ついて居座るようになる。ほんらいその器じゃないようなのが。だから新入社 員の扱いがひどい。自分勝手もいいところだった。なんぼ上司だからって限度があるべ。まあね、世の中にはビンタする上司もいるらしいけどさ。新人いびりで すよこれは。

ま、決定的なマダオスパイラルの始まりはあそこだったんだろうなって今になってみるとそう思える。あの時が転落人生の決定的 な始まりだったんだろう。まあそれまでも転落人生ではあったけど、あの時から今日までがほんとそれまでの人生で最も酷な期間の連続ですわ。何をやってもダ メ、何を始めてもダメ。次の会社で仕事になれてきたところでドクターストップで退社、それまで少し上向きだった雇用情勢もワシが一連の入院、治療を終えて 出てきたらがた落ちですわ。その他にも深く傷つく出来事が多々。そしてこの間いいことなんて１度もなく今もそれは現在進行形。

不幸が不幸を呼び、必死で這い上がろうとしても地獄の底から手が伸びてきて足は引っ張る、上からしがみつく手を踏みつけられて落とされるの繰り返し。気づけば奈落の底で這い上がるのすら半ばあきらめかけてたりする。もう地獄の底で生きようとしか思わなくなる。

伏目がちで物事全てをネガティブにしか受け取れなくなった最大のターニングポイントであり、さらに追い打ちをかけるようにあった不幸な出来事と絶望が眠っていた根っからの根暗を呼び覚ましてしまった。

も う脳内はそれをきっかけに今まであった残念な出来事のフラッシュバックで端末の画面はただ見てるだけで頭には情報が入ってこないなんて状態ですわ。それと 同時にこの先にも待っているのは絶望的な人生という現実を改めて突きつけられたショックでどんな求人があったのか覚えてない。
積極的に死ぬのは嫌だけど、蒸発しちまいたいとか、２０１２年人類滅亡しないかな〜とか、富士噴火熱烈歓迎、福一上等！とか思うようになったきっかけもこれかもね。

くそ〜たった１件の求人なのになんて攻撃力の高いやつだ・・・

いい思い出は後々までは心を和ませたりしないが、嫌な思い出ほど後々までずっと引きずりますからな。忘れたころに思い出すと尚更攻撃力があがってたりする。本当に恐ろしいことですぜ

というわけで、いつもよりよりダメージを受けて帰ることに。まあ帰るっても絶望的な田舎なんだけどね。

ってなわけで、帰りも絶望的な田舎にバス停から３０分歩き。ま、人生はこれにたとえられる。

散々苦労してバス停から歩いてった先にはろくなことが待ってない・・・。

今日はあれか？２０１２年になって１ヶ月ちょいやけど今年最大のネガティブ日記か？え？　まああれだ、今季一番の冷え込みってのも寒気が入るたびに更新されるからね。

No.(2524)