DIARY

[PREV] [NEXT]
...... 2017年06月02日 の日記 ......
■ 量販店のチャリは組み方が間違ってることがある   [ NO. 2017060201-1 ]
こんばんは、物語ではイヌは正義側、ネコは悪の側ってのが多いよなと思うレカ郎氏です。

でもこれが現実だとちょっと違うんだよ。犬野郎とかバカ犬とか言うじゃん。悪ではないもののやなやつとかそういう扱いになること結構あるんだよな。政府の犬とか軍の犬とか。
対してネコは神様扱いになったりすることもしばしばじゃん。
やっぱしネコの方がずる賢いイメージっつーか犬より人間くささがネコにはあるってことで物語ではいいイメージで描かれないことが多いのかも知らんな。犬で「あ〜こういう人いるわ」ってのはそんなにないのにネコだと「あ〜こういうオッサンいる」とかって行動パターンがあったりするじゃん。どこか人を見てるところがあるってか。


ってなわけで週末金曜なわけなんだが、結局天気は雨って言ってたのに時々パラつく程度で済んでたんだよ。ありがたやありがたや・・・ナンマンダブナンマンダブ。そこまでかよ。

で、やってまいりましたスポーク修理。昨日の点検作業で発覚したスポーク折れ。お前は何回スポーク折れるんだよ?ってやつなんだが、結局頼んで直してもらうことにしたんだよ。とりあえず今回はね。でも次ってなればさすがに新しいホイール買うだろうな。修理2回で買えちゃうんだもの。もう10本前後交換してるはずだし。

チャリ1号の方でスポーク折れたのって1回あったかなかったかぐらいだし。2台で比較してもチャリ2号がいかにボキボキ折れてるかがわかるわけだよ。

で、午後からチャリ屋に来てもらったんだけど、チャリ屋が覚えてるほどだもの。「また折れたってかい!?」ってやつで。
で、合うスポークを在庫の中から捜したところ   ない・・・。
おいおいおいおいオッサン頼むよ。問屋行って買ってくるわってんで作業中断。
参ったぞ、何してりゃいいってよ・・・と思ったところで、だったらワシは昨日の続きでチャリの分解整備してりゃいいかと思ってそこで作業開始したんだよ。
今日は後輪の分解作業をメインでやることに。
まず後輪を外してからこの前ダメだったギアの分解を開始。あれは車輪に着いた状態じゃないと蓋開けられないのね。
ほんとはカニ目レンチで開けるところ、そんなもん滅多に売ってないってんでみんなやってる力技で開けることに。ハンマーとワシはセンターポンチでガンガンやってあけたんだよ。なるほど、ギアの表と裏に小さい鉄球がぎっしり。22個だかたったっけか?
これを1つも落とさず回収して洗ってギアの方も洗浄してグリスアップ。で、ギアの軸部分に鉄球をグリースでひっつけて戻してくわけだよ。表側にも球を戻すんだが、このギアの分解ってのは初めての作業だったりして。ってのは今までギア自体が摩耗してたもんでギアごと交換してたんだよ。だからバラして整備する必要はなかったわけ。
まあとりあえずちゃんと回るから問題ないかと。

次にチェーンを一旦切って車体から外してこの前買ってきたペイント薄め液、早いななしシンナーにドボン。みるみるシンナーがまっ黒け。あ〜こっりゃ利いてるわ。

ちなみにギアもそれで洗ってたりして。シンナーに漬けながらブラシでこするという。洗濯的に言うとドライクリーニングみたいな感じだな。あれは揮発油を使って洗うからドライクリーニングなわけじゃん。
3回洗うからドライクリーニングではないんだよ。じゃ2回洗うと? ツヴァイクリーニングってか。 んなわけあるか。初回はアインクリーニングなんつって。

ってやってたところにチャリ屋再来。

スポークがまた折れまして・・・ってそこのくだりからまたやってねえって。 それじゃボケ老人じゃねえか。とんでもねえあたしゃ神様だよ。

時々ワシが手伝いつつ作業して無事スポーク交換完了。
作業中いろんな話聞いたっけね。
なんとかマックで売ってる激安チャリンコはチューブがヤバイとか。薄いらしいよ〜。なもんだから空気入れたら膨らむことでゴムが伸びて薄くなるじゃん。それに薄いと耐久性もないわけじゃん。なもんで「パ〜ン!」って風船みたいにパンクするらしい。
ゴムで薄くていいのはコンドームだけだろ。

で、修理しようにもパッチ当てるとその部分だけ伸びないから穴空いちゃうらしいんだな。なもんで修理不能ってことでそのチューブで修理依頼来た時はチューブ交換しちゃうらしい。
あと激安すぎるチャリは最近だとインドネシアとかベトナムで作ってるらしい。なもんで下手すりゃ国産の部品が合わないから修理不能になっちゃうらしいんだよ。そりゃ下手すると工具すら合わんかもしらんな。

ワシも店頭で外装式シフトついてるのに8千円台ってチャリに「ええ!?」て思ってたけどやっぱしね〜。普通1万は高いもの。大体その手のチャリだと1万7千円から2万が相場って感じだからね。ワシのは9800円だけど新古車だったからだし。
スポーク交換できないチャリすらあるらしいからね。いやいやすげえなそりゃ。

修理完了後ワシも作業続行。ギアを組み直してすぐそのギアを今度は装置ごと車輪から外すという作業をやったわけなんだが、これが外れない・・・。ペダル漕ぐほど締まる部品なだけに開かないんだこれが。ワシのも固着してたけど弟のはさらにガッツリ固着しててえらい目にあって開けたもの。これやらないとハブのメンテナンスができんのよ。
かといってあんまり力入れるとスポーク折れちまうことあるし。

壁に車輪押しつけて両手で押さえて足でレンチ回すって感じだからね。血圧あがるわほんと。

ブレーキも外したんだけど、実物を見てローラーブレーキの構造をそこでやっと理解。そして案の定グリス切れ起こしてたし。ローラーブレーキはグリス切れ起こすとお釈迦になるらしい。めんどくせーやつ。

そういや組み方間違ってるシリーズが何か所かあったんだけど、すごいのはシフトのケーブルがスタンドのスプリング内側を通ってんのね。なもんで後輪外そうと思ったら取れて来ないのなんのって。量販店で買ったチャリで、当初から組み方の間違いとかチューブのねじれがあったらしいんだが、まだこういう箇所があったとはね。高いチャリの割にチェーンはシマノじゃなく安ものだし。

で、後輪のハブも清掃とグリスアップ。こっちはグリス切れおこしてたし。まあ新車で買って10年以上になるものながら1度も開けたことないからね。グリスだってなくなるわそりゃ。

で、タイヤ、チューブ、リムバンド交換して最後にペダルクランクの軸を分解。
ついでにクランクからペダル取ろうと思ったらここはどうしてもダメだった。クレ556様を使ってもダメだった・・・。もうガンガンに締まってて開かないのね。まあクランクについたまんまでもペダルは分解できるからそれでもいいっちゃいいんだけど。回転部分あるところに軸受けありだからね。

と、軸受けを分解したらなんと片方ベアリングの枠、リテーナーが破損一歩手前な感じになってるではないか。手で持ったら鉄球がリテーナーから取れてくるんだもの。これ走行中に外れたらそこでそのうち鉄球粉砕でその破片なんかが他の鉄球もダメにして軸受け全体がお釈迦になっちゃうからね。幸いストックしてる新品の部品があるしここはチャリのサイズに関係なく同じ部品だからストックしてあるのも使えるけど、まさかここで新品登場になるとは。またそのうち補充しとかなきゃならんな。
リムバンド、チューブ、そして軸受けのベアリングだけは新品を必ず1つはストックしてあるからね。
新品のタイヤだってあるし。いつパンクしてもいいように。パンクしてから買いに行くなんてやってらんねえし。

今日はここまでって終了したらもう19時すぎてんだもの。今日はこんなはずでは・・・。
ってなわけで夜になってからちょこっと出かけたりなんかして。その時の気温が一桁・・・。半袖でチャリ乗ってる時もあれば上下ジャンパーに軍手で乗ってる時もある、しかも6月でこの服装はさすがにおかしい。でも実際すげえ寒いし。
ほんと今年の寒暖の差は異常だな。今になって低温注意報出てるぐらいだし。やっぱし今年の農作物もダメなのかねぇ・・・。


No.4433

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: