DIARY
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...... 2008年09月06日 の日記 ......
■ がんばらや [ NO. 2008090601-1 ]
また天気悪くなったわな。
こんばんは、古風なレカ郎さんです。
さて、今日はお出かけですわ。一週間前くらいから少しずつ気持ちを高めてきてたワシ、今日が絶頂になるようにしてたわけですわ。え?なんのって?それは愛の告白 なわけがない。ワシの唯一することといえば撮影ですな。うん
午前中はそんなわけで体力温存。まあ午前中から行ってもよかったんやけどね。
で、11過ぎに起きて準備。ピクニック ピックニック♪ って違うから。
12時にウチを出る。今日向かうのは夕張。
夕張といえばご存知財政破綻した自治体。この辺りをあーだこーだまた言い出せば自治体問題だけに止まらなくなるのでほどほどにしておいて。
ま あ国の石炭事業がエネルギー転換によって石油へと変わり、炭鉱は次々閉山され、その代わりにまちを残すためにはと模索して夕張がやったのが観光事業への巨 額な投資だったわけですな。それが裏目に出て結果大赤字でさらにはまちから人口が減ったり高齢化が追い討ちをかけて立ち行かなくなり財政破綻になったって 構図ですわな。まあそのほかにも色々あるんやけどさ。
その夕張へ貧乏人の代表格レカ郎さんが痛み分けで訪問・・・じゃないんやけどね。貧乏は貧乏を呼ぶ・・・
しかし、せっかく行くんだし、貧乏ゆえあまり頻繁に遠出できない身、そこでいっぺんになんでもついでにやってしまおうとまずは三笠へ向かう。
今パンダに捕まれば財政破綻どころか豚箱に入るしかないもんで特にスピード超過には要注意ですわ。(とかいいつつ早い車にはしっかり80km以上で着いていくレカ郎さん)
で、三笠の道の駅へ。ここへ来た目的は「八列トウキビ」
これですわ。
もう2年も3年も通ってるんやけど、時期を外したり売れ切れだったりでまだであってなかったんですわ。
で、今年は・・・
あった!!!
しかもいっぱいあんぞ。
コンロの前にばーさんが座ってたもんで、焼いたのしかないのかと思って聞いたら生も売ってるとのこと。
「好きなのもってって」って言われたもんでちょうどそばにいた若い女の子を・・・ってそうじゃない。
とりあえず3本選んで買ったらワシが愛の戦士で絶世の美男子ゆえ(いや、それは違うぞ絶対)1本おまけでくれますた。
1本タダでもらったと見るべきか、それとも1本100円のトウキビを1本75円で4本買ったと見るべきか・・・。
で、さすがプロのを見るとワシのとは違う・・・。
まず太い、そしてでかい。(ワシのモノはこんな立派じゃねえぞ・・・)
ワシの作ってるけちくさいのとは違うわな。
で、収穫時期のみきわめを聞いたところ「んなもん上の方ちょこっと剥いてみればいいべさ」
え?
え〜、そんなことしたら中に虫が入ってお釈迦になっちゃうじゃん・・・。
でもワシが八列トウキビ作ってるって言ったら反応ありでしたわ。まさかこんな小童が作ってるとは思わなかったってわけですかな。
で、早々に退散。
道の駅のちょうど脇にある道道30へ。その道をまっすぐズンズンズンとぶっ込むだけなんやけど障害あり!
いいタイミングでワシの前にはガスかなんかのタンクローリーちゃんがずらり(泣)
おっせぇ〜
やっと道道38の分岐でオサラバできたのもつかの間、今度は50kmと40km制限に泣かされる。ここでシカトしてぶっ飛ばしたらレダパトさんこんにちはになりそうで・・。あ、あとネズミ捕りさんね。
しかも万字からはいきなり道幅が狭くなる。おまけにワインディングになる。まさかこんなところでニセコに行ってないのにニセコ並みのワインディングを攻めることになるとは・・。
さらに道端にはキツネがあちこちで出没。経営者が死んだから廃業したという万字温泉も見る影もなくぶっつれちゃってますた。
万字から夕張にかけてはなんか昔は人がいたんだけど〜的な寂しさが漂ってますわ。
んで、石炭の歴史村の方へ抜けたら、昔はあった遊具がないし、ロボットナントカ館も新聞で見たとおり前面が抉り取られるように崩壊してるし。
解体作業、せめてなんか見えないようにしてやった方がいいような・・・。街が崩れ去っていく象徴に見えて仕方ないですわ。
で、適当に流してロケハンしていいショバを発見!しかも大駐車場完備。
それは運動公園のすぐ近く。だから公園の駐車場に止めてそこから歩きですわ。
行くとすでに同業者が2人。でもこの前のことを考えればなぜこっちの方が人が集まってもいいようなもんなのにこれだけしかいない?という感じ。橋の上には結構いたけど。
ちょっと微妙なアングルやったんやけど、後は技と美貌でカバーすることに(技も美貌もねえべや!)
で、いよいよその瞬間という時
カシャ!
あ、
カシャ!
のぉ!
2枚とも微妙・・・。
1 枚目は縦アングルで狙ったものの、思いもよらず煙がスカスカだったもんで思ってた場所よりひきつけて撮ってしまった・・・。ということで、メインだったは ずの横アングルを撮る時、たてから横にカメラを直す時にちょうどポイントに被写体が差し掛かってしもたもんで、ファインダーを覗きなおした時には遅い!と いう段階で、急遽望遠を短くしたところ、ファインダー左に近くで撮影してた同業者が入った可能性アリ
・・・・・本番に弱い!
なんかねぇ〜その場の雰囲気に飲まれちゃってねぇ〜。
辺りでワシより先にシャッター音がしだすとどうもあせるのよ。
惑わされやすい、優柔不断・・・これですな。
で、その後返しはどこにしようかとロケハンしておるとレダパトにすれ違ったり。
気づけば新夕張駅の方まで来ちゃってたもんで、駅前のAコープに止めて徒歩で延々と歩く。
1kmくらいあるいただろうか・・・。やっと到着。ウヌ〜意外と遠かった・・・もうちょい近くにあるパークゴルフ場にすりゃよかった・・・。
橋の上でまた何人かと構えてたらやってきたレダパト、なんか文句つけられるかと思ったら「車が通りますので注意してください」
あ、はい・・・
いや〜全然知らんかった!さっきからワシの後ろトラックとかバスまで全然すり抜けてるから気づかなかったわ!
撮影後また歩いて戻るのであった・・・。
で、新夕張駅にも立ち寄ってみる。ん〜なにもない。これじゃいかんでしょうな。
帰り際、栗沢を通るならよってけば?と恩師に言われたんやけど今回はパス。帰りはR274経由なのだ〜。
十三里付近でもう1回狙う。ここで撮るのはもう何年ぶりだろうか・・・。
さらに進んで東追分で撮ろうと考える。と、なんと追いついてしまった・・・。
追い越して少し余裕作って追分で・・・と思ったら見事に手前の信号にはまって「はいそれまぁーでぇ〜よ〜♪」(By 植木等)
東追分でちょこっと撮影して撤退。
なんでそんなに早く帰るのかね?いとしい妻でも待ってるのかね?(ブー!!!)
さっさと帰るに限りますわ。180kmを超えたところで燃料メーターが傾き始める。ん〜リッター17〜18ってとこか・・・。
でも意外と走ってたんやね。4時間くらいで約200km走れるもんか?(走れるか・・・)
しかし、マオイの丘の手前辺りからスローモーションペースに・・。なんか詰まってるんですけど。なんで混んでるの?紅葉でも見に行ったん?(まだだから・・・ちょっと怪しい木々は夕張の山の方にあったけど・・・)
というわけで、北広島からは裏道を屈指して来ることに。
帰ってから早速おっぱじめたのは炭おこし。いや〜ウチついにガス止められちゃってさぁ〜・・・
ってそうじゃない。
せっかく念願だった滅多に手に入らない八列トウキビを手に入れたんだからこだわってみましょうや・・・というわけ。
しまったー豚軟骨を買ってない・・・。
炭はドライヤーを使ったもんであっという間に起きる。
使う炭は前に焼肉した時に使って水かけて消火したあと干して乾かした再利用品。オガ炭はこれが出来るからいいわな。
早速2本塩をつけて焼く。だんだん焼けてくるといいにおいが・・・。
表面が黒くなったようなのが出てきた辺りで引き上げ。早速2、3粒食ってみた感想は、たった1つのシンプルな答えそれは
ビミー!!
なまらうまいよ八列トウキビ!
やっぱしワシが見込んだだけあるわな。
今のトウキビにないトウキビらしさがそこにはあるんですわ。今のは異常に甘いし、食感が好きじゃないし。あんなのトウキビじゃないわっ。
これならワシの育ててるやつの出来が楽しみですな。
その時にはちゃんと豚軟骨とかホルモンも買ってきて〜♪
とか言いつつ冷凍庫にあった鳥のナントカってのをついでに焼いて食ってたり・・・。これもまた乙ですわ。
何人でやってたのかって?そりゃ1人に決まっておろう。1人でわりーか!
最後消火して片付けをして全部終わって車庫から出た途端に雨・・・危なかった〜。
というわけで、夕張には実に10年以上ぶりどころか15年ぶりでも利かないほど行ってなかったけど、あんま変わってなかったって感じですわ。
これからまだまだ約15年も国の管理下におかれて住民サービスの低下、増税等々で住民は減り、市役所をはじめとした公共施設もぼろくなり、ゴーストタウンのようになってしまうかもしれませんわな。
でも希望を捨てずに夕張にはがんばってほしい、それは石炭で日本経済を支えたという事実があるのだから、そのプライドを忘れちゃいけませんわ。ワシも可能な限り毎年出向こうと思うから是非とも踏ん張ってほしいと思いますわ。
夕張、がんばらや!
※「がんばらや」は高校時代とあるアホなダチが携帯で「がんばれよ」を「がんばらや」と打って来たことに由来する造語。ん〜二文字も間違えるとはお見事。
さて問題です。
夕張まで行ったのになぜ今日は紹介画像が1枚もないでしょうか。
正解:コンデジを忘れたから(超バーロー・・・)
No.(1276)
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