DIARY

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...... 2009年10月17日 の日記 ......
■ 温泉は火山の熱を肌で感じることができる場所だ   [ NO. 2009101701-1 ]
遠征ですた


こんばんは、オタクが占める経済効果ってかなりあると思うレカ郎氏です


さて、今日は遠征なのら。

先週も撮ったものの、ついで的要素が強い撮影だったんですな。で、毎年1回は行ってるこの撮影、これも通い始めて10年近くになるのかしらね、そんな撮影、そのためだけに行ってきっちり撮ってこようというのが今回のミッション。
とはいえ朝は早いのよね。深夜32時に起きて32時半過ぎにウチを出る。今回は撮影後の行事に弟も参戦することになったもんで弟のクルマでいくことに。圧倒的にインテRより運行経費がかからんクルマですからな。
まずは高速で小樽へ高飛び。まあ小樽経由になるのはワシ理由なもんで高速代を半分出すことに。
小 樽を経由して余市、仁木と通ってまずは目的地へ。ん〜何気に時間かかったのぉ。正直今日通ったフルーツ街道といつもの毛無経由。どっちが早いかと言われる と微妙かもね。同じぐらいかもしらんし。ただし、毛無は前にダンプとか入ったらアウトやからねぇ〜・・・。20km30kmで山道走られた時にはあん た・・・ってやつですわ。

で、到着するとやすもも殿の姿が。この撮影、若者よりおじさん、あるいはじいさんとかおばさん、ばーさんの姿が多いんですわ。対象物で年齢の比率が変わるってのもなかなか面白いもんだったりしますな。まあ一生懸命夢中に追い続けてるのはある程度の年齢層でしょうや。

して撮影。どうも望遠より手前が広く入る標準の方がいい気がして今回は標準で撮影。ん〜ズームちょっと足りなかったかも。まあでもいいとしますか。

んですぐ追っかけ。さぁ〜問題の区間ですわ。ここでチンタラドライバーが入るともうアウト。後ろものすごい大名行列こしらえててもしら〜ん顔して自分だけのペースで走ってるのね。そういうことしたかったら避けるということも覚えなさい。
車 間距離取締りをやるのも結構やけど、どうしても詰まっちゃうような走りしてるトロットロドライバーも検挙するような道交法なり作ってほしいわな。トロット ロ走るのが果たして絶対安全かといえばそうじゃないだろうし。それが原因で無理な追い越しで事故とか追突するとかイライラが原因で事故るとかもありえる話 だし。

で、安全パイで今回も先週撮った場所に陣取ることに。
到着後気づいた事実


やべえ!ガキんちょがいる・・・

動画撮影の時、ガキんちょがいるとピーピー騒がれるから困るのよね。なもんで作戦その1、動画を撮るコンデジと静止画撮影のワシがそれぞれ適材適所に散ることに。
コンデジは三脚に固定してガキのいる場所から離して設置。ワシ自身はガキの近くでもいいアングルで静止画撮影。静止画には音入りませんからな。
ただここ、どうしても避けられない騒音があるのよね。それは背後の国道。特にトラックとか大型が来ると風圧で画像揺れますからな。あとマイクが風を拾っちゃってきれいな音が入らないのね。これだけはどうにもならない事実。

でもコンデジ動画、全部お任せじゃなくもうちょっとお好み設定ができればな〜と思いますな。
自 動だと録音機材もそうなんやけど、コンピュータが勝手にその場その場で一番大きい音にマイクの音量設定をするもんだから、騒音が多い場所とかで撮ると肝心 な方の音を広い切れなかったり、音が合ってなかったりするんですわ。当然自動調整ですぐその時その時で一番おっきい音に機械が調整はするんやけど、そうな ると妙な音の入り方とかになっちゃうんですな。これはワシの持ってるポータブルMDレコーダーも同じなんですわ。ただしこっちはちゃんとマニュアル設定が あるもんだから、これを使いこなせるようになるまで、どのくらいの音ならどのくらいのレベル設定がいいのかってのを覚えるのに苦労したもんですわ。その代 わり音設定が自動でコロコロ変わらずに常に一定なもんだから安定した集音が可能だったりするんですな。
あと露出設定ね。ちょっと上向きにカメラを 構えると空の方が当然地面より明るいもんだから、そっちに明るさをあわせちゃうんですわ。そうなるってえと肝心の空以外の部分が黒つぶれしちゃうんです な。これも自分で設定できるようにしてもらいたいもんだな〜と、そうすれば今以上に使えるコンデジになるはずやな。

まあ今こういう機器 類って使えないやつ、分けわかってないやつに合わせて作る傾向があるから、なんでもオート、なんでもお任せでしょ。裏返せば撮影の失敗の責任を機械のせい にしてるってのもあるんやろうけどさ。撮影の失敗は自己責任ってもんですわ。機械に考えてもらったりするんじゃなく、機械を使いこなせる人間にならなアカ ンのに今って逆なのよね。そう、人間が機械に使われてるってやつですわ。だから何にもできない人間が増えつつあるのよね。
学校の勉強だけが勉強じゃないんだぞ うん。


で、能書きは言いとして、その後また移動。今度は時間的にも余裕が出ますな。今回は先週ばっちり撮影中ヤカン頭にカメラの目前通過されていい動画が最後の最後でお笑い動画になっちまったアレのリベンジですわ。
ショバについてどこにしようか迷っておったらなんと


またヤカン頭がいる!


先週のヤカンですわ。やべぇ〜・・・

ってことでヤカンの邪魔にならん場所でヤカンの前に入ることに。これでヤカンは回避かと思ったら


今度は出すぎで構えてるのがいる

許容範囲ギリギリでカメラをセットしても、三脚を伸ばしてもフレームの隅に入っちゃうんですわ。
もちろん普通の撮影じゃ許されない範囲。でも無法地帯化するのがこの撮影。
ま、 今回もなかなかいい感じで撮れたものの、やっぱり撮影中フレームの中に出すぎてるのが入っちゃってたり。まあチラチラっとやけどね。めっちゃローアングル で撮ってたもんで、別にちょっと断りいれて隣で撮ってた人の前に入れさせてもらえばいいのに・・・と。「前しゃがんで撮ってもいいですか?」と言われて 「うっせえ!バカバカバーカ!」というヤツは早々いないんじゃね?

これで今日の任務は完了。この本務機と動画の同時撮影ってのは結構難しいもんなんですわ。どっちかに集中しちゃうと片方がお粗末になっちゃうもんで、両方両立させるのがなかなか・・・。犠牲になる比率的には実は本務機だったりして・・・。

その後ニセコの道の駅にお立ち寄り。今回は先週みたいなバカ混みはなかったですな。あれはすごかった・・・。

で、今度は一路南下して長万部まで。今年3度目の長万部ですな。なぜそんなところに行くのかって?そりゃそこに長万部があるからよ。(登山家かあんたは)

いやぁ〜自分で運転しないってのは楽でええね。でも同じ横に座ってるだけでも自分で運転した方がマシだと思う場合もあったりするのも事実。それは



相手の運転がド下手だった場合



楽 だな〜と思えるのはあくまである程度信頼性のある運転であることと言うのが必要条件になってくるわけですな。そこへ来るとどこぞやのネコっぽいヤツだと 「いい、あんたはいいから、ワシが運転するから!」って思いながら座って足踏ん張ってることも。そういや今思い返してもそうだよねぇ〜、学生時代、運転す るのは大体決まった面々だったものの、時々ワシらが「疲れた」って言うと「んじゃ俺変わろうか?」というヤツが出てくる、でもその人間次第で「いや、いい わ」ってなるかならないかだったもんですな。
はるか昔の教習の時聞いたっけ「同乗者が安心して乗ってられる運転をしろ」と・・・。あと周囲のクル マにブレーキ踏ませるような運転をするなってのね。よくいるやん、急にウィンカー出してみたり、ウィンカーつける前にブレーキ踏んだり、ちょっとのカーブ でもすぐブレーキチョロチョロ踏んだり、交通の流れにあわせないで走ってたりとかさ。仕事もそうやけど、周囲の人の邪魔にならんようにやるのがスジっても んじゃなかろうかと。

で、途中立ち寄った蘭越の道の駅、前に寄った時に便所に妙な張り紙があるのを思い出して1枚(ほんとは2枚)記念撮影。









そうか、そうだったのかぁー!!便所もまともに使えないやつは出世なんてありえないってことなのか?

んで長万部到着。で、86歳になる親戚のテンション高いじいさんとすぐ買い物に。
こ のテンション、ほんとに86か?と思うようなテンションなじいさんなんですな。長万部には年1回ペースで来てるんやけど(今年は3回目)、通いだしてもう 5,6年になるかしらね。その間にずいぶんと弱ってはいるものの、年相応ではないわな。86でも「生きてるのか?」と思うような年よりもすくなくないの に。

で、買い物を終わらせて戻ってからはチャンチキ宴会。当然飲み物はお茶。ワシ酒飲めない、弟、運転だから酒飲めない、じいさん、糖尿で酒飲めないってわけですわ。

このじいさん、うちのばーさんの兄になるんやけど、ばーさんから聞いてる話をじいさんアングルで聞いてみたり、ばーさんが詳細を知らないことを聞いたり。
そ れにしてもすごいところに住んでたんですな。黒松内は熱郛に住んでたんやけど、兄弟はうちのばーさんが一番下で生まれた時にはもう20歳を越えてる姉がい たんだとか。10人前後兄弟がいるんだそうですわ。しかも年子とかで・・・。昔は今みたいなアイテムがさぁ〜だからすぐ妊娠ってことに・・・(コラコラ)

そ の生活を聞くと、朝は酔っ払って道路に寝てるおっかないゴリラみたいなおっさんがいて「う゛〜」ってうなってるからおっかなくて学校行けないとか、起こっ たらそいつは皿を食うとか(実話らしい)、帰りは牛に追っかけられてドブ飛び越えて逃げたとか、学校から帰ったら前にいじめた鶏が顔覚えてて屋根の上で 待ってて襲い掛かってくるとか、蛇獲って食ったとか、昔はいっぱい山持ってて山仕事用の小屋がその山々にあったらしいんやけど、見てたら煙が上がって「な したべ?」と思ってたら兄貴達が山小屋火事にしてて、道具から着る物まで燃やして、残ったシャツを履いて長靴はワンセットしか生き残らなかったから、1人 が残った靴はいてもう1人をおんぶして疲れたら交代ってのを繰り返しながら山降りて来たとか、春は馬一頭連れて山に入ってって現地で笹小屋作ってその中で 1週間ばかり山菜採ってきちゃその場で煮炊きして帰りはそうやって作ったのを馬につけて帰ってくるとか、昔話の世界みたいな中に住んでたんだそうですわ。
おまけに飼ってたネコはストーブで手あぶってる時、こっち振り向いて声出さないで「ニヤ〜」って笑ってたとか。このネコ、ぜひとも見たかったもんですな。今なら特ダネやな。ネコ駅長なんかよりずっと面白いわ。
鍋の底叩いて呼ぶとずっと向こうから鶏が土煙上げてエサだと思ってダッシュしてくるとか。半分飛ぶやつ、足が追いつかなくて転がるヤツなんかもいたらしいわな。これも見てえぇ〜・・・。


自然と一体の、自然と隣り合わせで共生してた、そんな生活をしてたらしいですな。だからデジカメは持ってるものの、なんぼ使い方を教えても分からんのかも・・・。
でもこんな汚い空気、うるさい音に囲まれてごみごみしいところで暮らしてる
よりずっといいでしょうな。文明の発達が全ていいってわけじゃないってことですわ。

で、17時頃退却。
退却して国道に出ようとしたら



レーダーパンダ目前通過


〜♪


早速撮影っと。しかしあたりはもう夕闇に飲み込まれてる状態。ISO1600にして走行撮影が可能なギリギリラインの1/250で2カットキャッチ。

1カット目はこれ







で、2カット目を撮ろうとしたらパンダが急に右ウィンカー。何?っと思ったらちょうどいい案配にある路肩のスペースに入っていったんですわ。その時のがこれ。






それ故こんな変な画像になっちまったんですわ。
150系クラウンパンダでしょうな。非常にザラついてる汚い画像ではあるんやけどさ。

で、後ろを見てたら前進、後退を何度かやってたご様子。そう、セッティングってやつですわ。なるほど〜、蘭越方にも測定ポイントがあったんやな。勉強になったよ。
場 所は長万部市街方向から来るとオービスを通過して二股駅を通過して少し走った辺り、蘭越側からはもう少し行ったらオービスだな〜って感じの場所。そう、両 方油断する場所で、速度が出やすい環境で、おまけに辺りに証明のない場所。こんな場所に灯火を消されて張り込まれたら見えないってもんですわ。パンダに気 づかないぐらいの位置からレーダーを遠方放射すれば気づいて減速した時にはもう遅いってやつですわ。非常に小汚い手使うよな〜と思う反面、ここで見てたら バクバク捕まるんだべな〜、コンデジのメモリーカードすぐ満杯になるんだべな〜と。

で、一路蘭越へ。え?札幌じゃないの?

タダじゃ帰らんってもんですわ。その足で今週も行ってみよう

雪秩父


好きやなぁ〜、はい好きですけど何か?

個人的に今まで回った中でのランキングをつけるなら

1位雪秩父
2位薬師温泉
3位アヨロ温泉

って感じでしょうな。

1時間ほどで到着。長万部にあった看板に函館まで120kmって書いてあったんやけど、その位置からなら明らかに函館の方がうちより近いわな。

今日の雪秩父は内湯が熱め。いいじゃないの〜、ちょっと熱めの湯に浸かって前身をあっためてから浴槽のふちで汗流してるのが好きなんですな。

じいさんじゃん!

1時間ほどで1回目終了。しばらく休憩室で休んでますた。先週来た時見つけた天井のクモ、どうなったかな〜と思ったら


まだ張り付いてますた

これ、寝そべってる時万有引力の作用でポテって落っこちてきたら最悪やな。

んで日帰り終了の1時間前に2度目。
いや〜、ワシを癒しあっためてくれるのは温泉だけよ。

んで21時に退却。帰りは真狩じゃ羊蹄が見えてたのに留寿都、喜茂別辺りから雨・・・。なんか月曜とシチュエーションが似てね?

うちに着いたのが23時半過ぎ。日付が変わる前には戻ってこれたってか。
で、荷物を運んで全部終えてウチに入ってすぐ雨降ってきてますた。

今年の長万部はこれで終了かねぇ〜。ま、また来年慰問しますか。
って終わった頃には撮影メインで行ってたことを忘れかけてたり。
紅葉は今が一番ピークで、来週末にはもう終わりを迎えてるかもしれませんな。そうなると後は嫌な季節が来るわけか・・・。

No.(1682)


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