DIARY

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...... 2013年12月29日 の日記 ......
■ 終わりから知ることもある   [ NO. 2013122901-1 ]
破魔矢には破魔矢奉製所という会社が商標登録していた時代があり、更新を怠ったため一般名になったそうですぜ。


こんばんは、門松ってさ・・・松じゃねえじゃん、竹じゃん・・・って思うレカ郎氏です。

いや、でもまともなやつには松があるらしい。でも、やっぱメインは竹で、松は葉っぱを使ってるだけじゃん。お前いたの?レベルじゃん。簡単なやつなんて竹しかないからね。
ってことは、門竹というべきではないかと。


で、まあ門松と言えば雪かきだよ。 うわぁ〜門松関係ねぇ〜

いやさ、年も押し迫ったこの暮れに、まあなんだかやけに雪が降りやがって、深夜の除雪にまた出たんだけどさ、玄関のドア開けた途端「なに!?」って感じだったもの。思った以上に積もっててさ、20cmよりは少ないけど15cmじゃないぞって感じだったもの。
深夜と言っても4時前くらいからはじめたから、夏なら朝だよな。
なんだかさ、修行僧みたいだよな。4時頃から寺の掃除をして・・・みたいな。それが吹雪の中だと苦行僧に変るとか。

で、除雪は幹線道路と歩道に入ったんだけど、降ってすぐ除雪されたもんで、除雪車が置いてったものとしては軽い方ではあったし、今度はドチャっと置いて行ってなかったからまあ楽ではあったんだけどさ、1箇所ちょっと困ったのが除雪車の積んだ雪。っても市の除雪ではなく、駐車場の除雪の方。
作業中にワシが9月まで使ってた駐車場の除雪が来てさ、作業してたんだけど、なんだか今年はダメなんだ。やったらやりっぱなしでさ、道路脇に除雪した雪を盛ってくんだけど、道路側に雪崩てるんだよ。で、去年ぐらいは最後ちゃんと車道に出てそれを片付けてってたんだけど、今年はそのまんまでさ、今日なんてそこだけやったら道路狭くなってんだよ。バス停の前だし、お前これはさすがにないべ?と思ってさ、やったよワシが。
ってもそんなこと想定してないから持ってってるのがスノーダンプとハンドラッセルだけだったもんで、ダンプで少しずつ削っちゃ運びの繰り返し。これが参ったね。ちゃんとしてけよ。
まあ最近そういうのが多いんだけどね。きちっと除雪してやったのに、日中チョロチョロ除雪する連中がきれいにしたところを散らかしっぱなしとか雪山崩しっぱなしにしてあるわけ。ションベンした後パンツ上げないのと一緒だからねこれ。  そうか?
自分の散らかしたところはさ、きちんと片付けようよって思うんだよな。だからすぐ幅が狭くなったりするしさ。大変なんだよそういう後始末までしなきゃならんから。ってのは下手すると作業スペースがなくなるから。

で、まあこれだけ降ったからやってやるかと思って、気が向いたらやるちょっと離れたところにある通路をやりに行ってさ、エッサホイサと除雪してたんだよ。その時で6時前だったんだけど、その頃になるともう年寄りなんて朝早いから、暗い中あちこちで除雪し始めてるわけ。で、その通路のところにある家でも除雪してたんだけど、ワシが除雪してたらツカツカとそこん家のばあさんが来てさ、「あそこの人でしょ?」って聞いて来たもんで「はい」なんて答えたらさ、いや〜驚いたね。

「いや〜びっくりしたもんね、あそこの先生亡くなったんでしょ?」

はい?

何のことだかサッパリなんだよ。

「え?」なんて聞き返したんだけどさ、隣が民家兼学習塾なわけ。中高生がよく出入りしてるんだけどさ、そこの先生が死んだって言うんだよ。
最近もその人見てたから、なんのこっちゃ?って思ってたんだけどさ、ばあさんの孫がその塾に行ってて連絡来たらしいんだけど、脳梗塞で倒れて昨日死んだんだそうですわ。でもウチの斜め向かいの家の住人はおとといだかに見てるらしいんですな。で、早いのなんのって、今日告別式でもうこの時間には骨だよ。
2、3日前に見たって人がいるのに今日もう骨だぜ。
明日が友引で、あさってが大晦日だってんできっと急いだんだろうな。でも仮通夜もないの?みたいなね。

で、その先生ってのが離婚して大学生だかの子供がいるらしいんだけど、1人で暮らしてたものの、まあ慰謝料ふんだくられたのか、貧乏だったみたいでさ、ウチが町内の班長だった時町内会費集めて回った時、3000円すぐに払えなかったらしいからね。
カップ麺ばっかし食って生活してたっぽいしさ。まあだから栄養悪かったり健康状態が悪くなってたのかもしらんわね。
で、どこで倒れたのかは知らんのだけど、ウチだとしたら古い物件だから、脳梗塞とかそういうのって寒い時にトイレとか風呂場でなりやすいって言うじゃん。だからその時なのかなぁ〜とか思ったりしたんだけどさ。
まあ脳梗塞で倒れて死んだ、これ以外はよく分からんのさ。どこで倒れたのかとか。でも隣に救急車が来たとか言うのはないからさ。

で、時期が時期じゃん。いっつも生徒を送迎するのに使ってるミニバンがそういえば止まってないし、子供らも出入りしてないわけ。でも塾も正月休みか?みたいにしか思わんわけだよこの時期だと。

でもその塾の庭先で通路をつけるべく除雪してたんだよな。でも見てないんだよ、オカン曰く改めて見てみたら、閉まってることのないカーテンが全部の窓で閉まってたって言うからさ。気づかないもんだな。
でも作業中よそ見してる暇ないからね。夜中とはいえクルマが来るかもしれない、新聞配達なんかも結構ウロウロしてるからぶつかるかもしんないってんでそういう安全確認はしなきゃならんってんで忙しいんだ目がさ。

でもその窓のところでその先生の亡霊がボォォォっとこっち見てたかもしんないよな。

まだ50歳だったって言うんだけど、なんかあんましいい人生じゃなかったっぽいから、あの人は出るぞぉ〜。
もう怖くて夜中除雪できないわ。

たださ、これから受験シーズンだし、冬期講習の時期でもあったわけじゃん。生徒も困ったよなこれは。今更どうすりゃいいの?みたいなさ。飲み会の席でのネタにはなる話かもしんないけどさ。 俺の言ってた塾なんかさ、年の瀬に先生死んで参ったよ〜みたいなさ。

まあワシは外で会うと挨拶交わすぐらいだったからそんな関わりはなかったものの、オッカサンが時々おすそ分けって持ってってたりしたみたいだし、会ったらやろうと思ってたものもあるって言うからさ。

で、そこで初めて知ったのはその人の名前。
塾の名前がいかにも個人名っぽい名前だったもんで、てっきりその名前だと思ってたら違ったもの。死んで初めて本名知ったと言うね。

でも終わりからしる事実と言うのは結構ありますわな

・不正が明るみに出て初めてそんな組織があったということを知る
・死んで初めてそんな人がいたということを知る
・捕まって初めて犯罪と知る
・吸って捕まって初めて犯罪と知る
・終って初めてそんな連載があったことを知る
・終って初めてまだ連載してたことを知る
・死んで初めて実年例を知る
・死んで初めて芸能人の本名を知る
・捕まって初めてそんな議員がいたんだということを知る
・終了のお知らせが出て初めてそんなサービスがあったことを知る
・失って初めて知る有り難味
・終って初めて存在を知る
・タイムアップで初めて制限時間があったことを知る
・あの世に行ってはじめてこんな先祖がいたんだと言うことを知る(はず)
・解散して初めてそんなバンドがあったことを知る
・死んで初めてそんな親戚がいたことを知る
・終って初めて学生時代がよかったことに気づく
・別れて初めていい体だったことを知る
・閉店のお知らせで初めてそんなものがあったことを知る
・事故って始めて気づく原子力の恐ろしさ
・原発事故ったばかりにズラと愛人が発覚する
・失って初めて気づく健康のありがたさ
・失って初めて知る平和のありがたさ
・失って初めて知る日常のかけがえのなさ
・崩壊して初めて知る安全神話は都市伝説だったという事実
・摘発されて初めてそんな天下り団体があったことを知る
・検挙されて初めて40km制限の道路だったことを知る
・検挙されて初めて一般道での後部座席のシートベルト義務化を知る
・逮捕されて初めて隣人がそんなヤバイ人だったということを知る
・振り込んでから初めて電話は息子からじゃなく詐欺だったということに気づく
・嫌な上司がいなくなって初めて知る開放感
・停止命令出されて初めて覆面だったことに気づく
・自主回収になって初めてそんな商品があったことを知る
・年食ってから気づく人生の過ち
・年が明けて初めて去年が平成何年だったかを知る

・終ったことすら気づかれなさそうなワシ
・終ったのにやってたことすら知られずに終りそうなワシ


まあでもほんと人間いつ何があるかわからんなというのを再確認したような気がしますな。
あれだよ、ワシだってポコチンがどうしたとか、ケツの穴がさぁ〜とか言ってるけど、明日ポックリ死んでこの日記が最後になる可能性だって0%じゃないんだぜ。怖いよな。って死亡フラグ?
それ考えるとストレスで死にそうだもの。 そんなにかよ。
人生なんてわかんないもんだぜ。自分の命の残量なんて誰も知らないんだからさ。俺まだ20代だから大丈V(死語)とか言ってても残量があと僅かかもしんないじゃん。分からんもんだよほんと。

でさ、思ったんだけど今ってあんま見ないなってのが誰か死んだら玄関ドアんところに茣蓙下げたじゃん。あれ最近見ないんだよな。
で、ウチはどうだったかって思い返すとウチは下げたんだよ。もうかれこれ15年以上前、20年近いのか?ワシのじいさんが死んだ時、玄関ドアに茣蓙を下げてあったのを覚えてるんだよ。そこで死んだんだなというのを確認、死体を見て再確認って感じだったんだけどさ、ワシがガキの頃は時々誰か死んだうちのドアにそういうのが下がってるのを見たことがあるわけ。でも今は全くと言っていいほど見なくなったな。
でさ、その茣蓙になんて書いてあったか。


分からん・・・

ってのは、ガキの頃だったから、字が読めなかったんだよ。ただ遠い記憶を手繰り寄せると「ナントカ中」と書いてあったような気がするんだよ。
ただそのナントカの部分が読めないんだ。で、今は下げてる家がないだろ?だから謎のままなわけ。
もしかすると喪中と書いてあったのだろうか?なんて思うんだけどさ。
でもあの茣蓙はいかにも誰か死んだんだなってのを感じるアイテムだったななんて思うんだよな。

で、隣を見てみたらやっぱりないんだよ。ただ、夜になっても家が暗いまんまなんだなこれがさ。
これだけスピーディーだったろ?だから出先で倒れたりしてたら家に帰って来ないで骨になっちまった、出てったきり帰って来なくなった、そんな感じなのかもな。
あれって48時間だかおかなきゃ焼けないんだべ?よくOKだったよな。ギリギリだろうなきっと。
最近家族葬とか色々とこぢんまりやるのが流行ってるじゃん。だからスピーディー葬とかも作ればいいのに。写真の現像じゃあるまいし・・・。
通夜から火葬まであっという間!みたいなね。


で、まあそんなわけで、今日は日中に関しちゃチラついてはいたもののそんなに降雪がなかったんだよ。で、どうするかな〜と思った。撮影に行こうかどうしようか。そう思った時間が遅かったもんでさ、それで迷ったんだけど、気温が低くて朝にかけてまとまった降雪があった。これはいい感じで撮影できるんじゃないか、長い冬でもいい条件になることというのは早々ないぞってんでさ、まあ撮り納めも兼ねて行ったよ。徒歩1時間かけて。
まあそれもあって迷ったんだけどね。でも徒歩1時間だべ?みたいなさ。

で、1時間かけて到着したらもうあれだもの、ブルーモーメントの状態に近いわけ。出る時日中でも。この時期の1時間はほんと刻々と暗くなったりするからね。

でもあれだぜ、先週日曜が冬至だったじゃん。そこから見ればいやぁ〜日長くなりましたな。

5分
わかんねぇぇぇぇぇ〜

確か冬至の時は札幌の日の入りが16:03だったんだよ。で、今日が16:08分だもの。
たださ、日の出が遅くなってんだよな。今7:06分だもの。冬至の時より3、4分遅くなってると思うんだよ。だから日中の時間はプラスマイナスで1分前後しか長くなってないというね。

夏至の頃が4時前とかに日の出だから4時間以上遅くなってるってことだよな。日の入りだって19時過ぎとかだから、これも3時間以上だべ?ってことは7時間分日中が短くなってるってんで、今が大体日中の時間が9時間前後だから、夏至の頃から比べて短くなった日中の時間分というのは冬至の頃の1日分に相当するほどだってことだよな。すげえなおい・・・。

まあ、1時間歩いてって2、3枚しか撮らずに・・・というか撮れずに終了。さすがに暗くなりすぎたもんでさ。

で、また帰りも徒歩1時間だもの。チャリなら20分なのに・・・。でもクルマで15分くらいなんだよな・・。

でもまあ季節感がないとかなんとか言うけど、それでもやっぱしなんとなく年の瀬なんだなって感じはしますわな、なんとなくね。そんな空気感というかさ。で、年が変るとまたちょっと同じ風景、景色なんだけどちょっとだけ違って見えるとかね。これ不思議だよな。


No.3216

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