「べん」は物の言いよう、話しぶりを示し、「ちゃら」は出まかせやデタラメという意味で、それに「お」をつけたものがおべんちゃらだそうですぜ。
こんばんは、100均の電池ってなんか液漏れしやすくない?って思うレカ郎氏です。
確かに昔はアルカリ電池って言うと結構いい値段したもんなんだけどさ、それが今は100均で売ってるからありがたい。ただし、なんか100均電池って液漏れしやすくない?って思うんだよ。 でさ、使ってないやつも古いのは液漏れしてたりすんだけど、問題は使ってるやつでさ、あれって液漏れすると機械とか止まるじゃん。それで気づくことあるんだけど、液漏れしつつまだ動いてたりするんだよな。だからあれは定期的に点検しないと機械を液漏れでダメにしちまう恐れがあると思うんだよ。 ちょっちゅう電池変えるものならいいんだけど、時計とか電池食わなくてそんなに交換しないってやつは気をつけないと液漏れしてるかもしれないぜあれ。
で、まあそんなわけで、早いもんで金曜だったりしちゃうわけだが、それにしてもほんと暖かくならない。まだ夜になるとマイナスだものな。田舎は特に。よくてプラス1度2度とかだもの。そして日中も寒いし風も相変わらず強い。まだ北風だもの。毎年春先はまだ暖かくならんと言ってる気がするけど、ほんと寒い日が続いて全然春らしさを実感できないんだよな。
まだオホーツクじゃ流氷が居座ってるしさ。こういうのは珍しいと思うんだよ、4月になっても流氷が・・・ってのは。知床半島じゃ接岸してるところもあるって言うからさ。 で、もっと北のサハリンとかはもう流氷なかったりするらしいんだよな。海氷情報でよく聞くアニワ湾なんてのももう流氷がないらしいし。それほど今年は北風ばっかし吹き続けてるってことでさ、これは多分夏の間もこういう傾向は続くと思うんだよな。
で、異常気象がどうもシナの大気汚染が原因らしいって言うしさ。ろくなことしねえよなあいつら。船と共に沈めばいいのに・・。ってそれ別のならず者だったか。
で、まあそんな今日はと言えばまたチャリンコいじり、何だかんだで今週はずっとこれやっとったなぁ。まあ風は強いし寒いしで出かける気にならん、というか出かけたくないような日が続いたのも理由にあるんだけどね。そらぁそうだって。暴風の中チャリンコなぞ乗りたいわけがない。
んで、今日の作業内容はと言えばグリスアップ。いや〜オーバーホールってなるとチャリも時間かかるもんですなぁ。 今日は最も今までやりたかった場所。BBの分解整備。BBってのはマスコットでもクルマでもなく、ボトムブラケットのこと。まあ早い話しペダルの軸なんだけど、これを分解整備したかったんだよ。
ってのは前のチャリンコ、廃車にした理由はペダルを漕ぐとギシギシなったから。もうダメだってことをチャリンコ屋にも言われたもんで、お釈迦にして部品はあちこちで生きてるわけだけど、この解体の仕方が当時わからなかった。 ところが今は解体の方法を得とくしたもんだから是非やってみたくてさ。 で、早速使ったよ、昨日買ってきたペダルクランク抜き、またの名をコッタレス抜きを。 まずペダルの軸にあるロックナットを外してこれをねじ込んでくんだけど、ねじ込んだ後ダブルナットになってて、下のナットを固定しながらもう1本のレンチで上のネジを締めてく感じ。これが硬いんだ。こりゃ殴ったって取れないわなぁってぐらい硬くて、レンチに体重乗せて回したもの。
で、ペダルクランクを取ってからいよいよ軸なんだけど、ほんとは専門の道具がいるらしい。ってか形状次第では専門の道具じゃないと取れないらしい。 ところがいいものがあるんだ。まず外側のロックリングを外すんだけど、ここで活躍するのが水道用のプライヤー。あれって普通のプライヤーよりも大きく口を開けることができるもんだから、でかいものも挟むことができるんだよ。ワシのポコチンから外人のポコチンまでもうオールマイティさっ!みたいな。
で、ロックリングを外そうと思ったらまあ硬いのなんの。すっかり固着してて回らないのなんの。半分諦めかけたもの。ってのはプライヤーが滑るごとにロックリングがぼろくなっていってたから。ローレット加工が潰れてきてたもの。ローレット加工ってのは金属に細かいデコボコをつける加工で、まあ例えばチャリンコのエアバルブのネジとか、カメラのレンズにもあるし、ちょっと高いシャーペンのグリップ部分とか、ツマミとかがローレット加工のがあるな。
それがナメってきてたから、あんまやるとこれダメにしちゃうぞと思ってたんだけど、がっちり掴んで思いっきり回したらやっと回ってさ、それでほんとはモンキーレンチでその後BBを回すといいらしいんだけど、モンキー壊れてんだよウチにあるの。一定の範囲以上開かないんだもの。あのネジを回しても。ってか回んないんだよそのネジが。もんのすごい硬くて。買えよって話しではあるんだけどね。なんぼもしないしあれは。まあ薄型とかちょっと高いのはあるけど。
で、外して見たらBBと初対面だよ。もう10年以上前に入手したチャリだからBBのペアリングもダメになってるんじゃね?と思ったんだよ。外す前に軸回したら鈍かったし。しかし期待に反してなのか、ペアリングの鉄球もリテーナーも問題なし。ってんで、全部パーツクリーナーと雑巾で拭いて清掃してさ、グリスアップをして元通りに納めて調整して回して見たらまあこれがすこぶるよく回る。 あのグリースも油と違ってものすごい塗るんだよ。ハブだと溢れるぐらい塗るからね。組み立ててから回すとニチャニチャ音したりなんかして。
で、ついでに今日はペダルそのものも分解してみたりして。 あれ外側の中心部分に蓋があって、それをこじ開けると中にロックナットがあるから、12mmのソケットレンチかなんかで開けてやるといいんだけど、今回の作業ではほんと今までハブナットを緩めたり締めたりするぐらいだったチャリ用十字レンチが大活躍だもの。10年以上か?買って、やっと本領発揮って感じだもんな。
で、ペダルのベアリングと軸も清掃、グリスアップしたんだけどさ、ついでだってもう1台今乗ってるチャリもペダル、BB共に分解整備したんだよ。で、やっちまったんだ。 まずその1はペダルのベアリングを1つ入れ忘れてたこと。気づかなかったんだよ。鉄球を磁石で転がってかないように引っ付けておいたんだけどさ、グリスアップして戻してさて次ぎって思ってその磁石触ったら鉄球が1個ついてたりなんかして。あれぇぇぇ!?だよ。そうならないようにものすごい見たのに。 鉄球1個のせいで今組み立てたペダルもう1回分解だもの。
で、もう1つは、ええい、ついでだってオッカサンのやつもやったんだよ。そしたらさ、ペダルの玉押し、入れる向き間違ってたのに気づいてさ。なんか締めにくいと思ったらこれか!って感じで再度分解だもの。
で、オッカサンのは水分前から、ワシが前のチャリでペダルがギシギシ鳴ってるって言ってた頃から時々ペダルが「ガッ」と突っかかったりするって言ってたし、田舎に引っ越してくる前から乗ってるもんで、10年は軽く乗ってんだけど、症状といい、経年といい、これはリテーナーも鉄球も粉砕だろうと思って恐る恐る分解したんだよ。ってのはハブ用のベアリングは予備あるけどBBはないから。 そしたら意外にもリテーナーも鉄球も無事だったものの、左側のリテーナー、少し精度が狂ってるらしくて、リテーナーから鉄球がボロボロ落ちてくるんだこれが。ピッチを計測してみたらやっぱり微妙にずれてるから、片方が狭くて片方が広いってなってたりするわけ。 直すか?と思ったものの、失敗こいたらえらいこっちゃなもんでまあ清掃してなんとなく鉄球をはめて元通りに。 点検したら軸の方にもかじり跡があったりして。多分突っかかるってのはこれが原因なのかも。削るか?と思ったものの、やすりがない・・・。あるんだけどない。やすりは工具箱じゃなく、今プラモ用の道具箱に入ってんだなこれが・・・。
まあ軸もベアリングもそのうち交換した方がいいのかもね。
で、元に戻して締めなおして作業終了。 ちなみに今回大活躍した水道用プライヤー、100均のだったりして。 いやね、マルチなものをって広く口が開くのが欲しかったんだよ。持ち歩きセットに。プライヤー1本あれば応急処置する時色々便利かなと思ってさ、それで普段持ち歩く応急処置グッツにそのプライヤーが入ってんだけど、今回特別ゲストとして応急処置グッツから起こしいただいたんだよ。 こりゃもう1本工具箱用って買ってもいいな。100均のじゃなくたっていいなこれだけ使えるなら。
まあ復活作業の方は終盤って感じになってきてて、来週調整すれば試運転できるかなと。シフトの調整も一応やったし、あとはもう1回全体をチェックして試運転だなと。 まともに使えるのが分かれば2号機として活躍開始で、近いうちもう早いもんで今年で3年目になる今使ってるチャリのオーバーホールをしようかなと。まあまだガタは出たりしてないんだけど、乗る距離がねぇ・・・。そろそろお手当てが必要な時期か?って思ったりするし。
まあね、BBの分解整備ができれば、廃車になったチャリも部品交換で廃車の危機を乗り越えられたのかもしれないんだけどさ。 で、ここまで出来てて意外にもシフトなしチャリの後輪外しができなかったりして。 あれ難しいんだよ何気に。いや、やろうと思えばできんだけど、すんげえめんどくさいの分かってるもんだからさ。
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