DIARY

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...... 2014年06月06日 の日記 ......
■ 6月6日はUFOがあっち行ってこっち行って落っこちる   [ NO. 2014060601-1 ]
いかなごというのは、イカが「如何」とか「如何なる」という意味で、「な」は魚、「ご」は子で如何なる魚という意味だそうですぜ


こんばんは、高級ホテルで過ごそうと小屋で過ごそうとテントで過ごそうと同じ夜なんだよね・・・と思うレカ郎氏です。


しかしまあなんなんだい、34度とか言ってたのにいきなり今日は長袖だぜおい。昨日夜帰って来たからよく分からんけど、その時点ですら強風だったんだが、どうも札幌は日中襟裳よりずっと風が強かったらしいからね。ほら始まった・・・雪解けの時期からずっと続く強風が。
でまた今日もなんとなく強風だし。参るよなほんとに。しかも今日はウスラ寒い。こう温度変化が激しいと体だって参っちまうってもんだよほんとに。どうなってんだいって。今週前半が妙にがんばりすぎただけとか。あるいは夏が中折れしちゃったとか。 中折れはいけません、せっかくのムードが台無しだもの。ってなんの話しになってんだい。 でも中折れってようは途中で萎えちゃうってことじゃん。終始興奮状態じゃない、それを維持出来ないってことであって、そうなると相手に魅力を感じてないってことの現れなのではないかと思ったりするんだよな。

そんな中折れ天気がこの先ずっと続くって言うからさ。浦河の天気運んできちゃったか?え?

思うけど苫小牧から襟裳にかけての太平洋側、こういっちゃなんだけど地味なところ多いよな。厚賀とか今新ひだかになって1つになっちまってるけど、旧名の静内とか三石とか日本海側の市町村に比べるとなんか知名度低い気がするんだよな。

で、まあそんな今日はと言えば、昨日の疲れが・・・とは思ったものの、ちょっと夕方に撮影へ。風も少し収まってきたもんで、気になってるし行ってみようかなと思って。
今日乗ってったのは1号機のチャリだったものの、月曜以来じゃねえか?動かしたの。 いやね、1台体制は負担が大きいという意味からも2台にして負担軽減しようかなと思ったわけだよ。ワシの場合何せ乗る距離が乗る距離なもんでさ。そうするとチャリの寿命も伸びるかな〜とか思って。

で、現着したものの30分以上前に着いちゃったもんだから暇でねぇ〜。しかも撮れるかどうか分からん状態だったもんで、とりあえずせっかく来て手ぶらはねえなと思ったもんで1枚は撮影してお茶を濁しておこうかなと。
まあちゃんと狙い通りのものは撮れたんだけどさ結果として。

にしてもこの温度差はひどい。あの暑さはどこへ行ったんだ?って感じだもの。ハルゼミは鳴いてたけど。こんな温度差ってありなのかね?

温度差と言えば襟裳だよ。  って、えぇぇぇ!?

いやね、昨日は適当に終らせちまったもんでさ、今日はばっちしだじぇ。


まず様似のキャンプ場に4日の日に到着して、粗方荷物を降ろしたりチェックインしたりしたんだけどさ。なんともゆるいところで、普通管理事務所というものがあって、そこでチェックインとか鍵の受け渡しするもんだけど、ここは違う。チェックインが終ったらまず小屋に行くんだよ。鍵を渡されずに。施錠してないの?ってなるんだけど、その鍵がすごい。南京錠がストロング掛金に引っかかってるだけなんだよ。で、室内に南京錠の鍵が持ちだし用の鍵としてフックに引っ掛けてあるというね。で、帰る時は特にチェックアウトというものがなくて、室内に南京錠の鍵を戻して、掛金をして南京錠でロックしたらはい終わりなんだよ。じゃ室内にいる時のロックは?って言えば昔ながらのリングにフックを引っ掛ける掛金だけ。ワシも色んなキャンプ場の小屋使ったことあるけど歴代の小屋でここまでフリーダムなのは初めてだったもんな。

で、その後襟裳岬まで行ったんだけど、道すがらこれは見覚えがあったね。





この覆道は覚えてた。ってか9年前にも撮ってたはずなんだよなこれ。






ウヒャッホー    じゃねえよ


まあ今回霧が霧が・・・と言ってるものの、どんなだったかというと、今までなんともなかったものが突如







お?この先がなんかおかしいぞ






煙たっ!  って煙じゃねえよ

まあこんな感じ。これはまだ薄い方で濃いところだとほんとに濃霧。
晴れてるのに霧がかかってるという妙なことになってるわけだこれが。








ついたぜ襟裳岬  ってこれどこの山の山頂だよって感じの雲海状態な霧。 そば焼酎かよ。
これじゃアザラシなんざ見えるわけもない。ってかここでアザラシ見たことないんだけど、過去何度か行ってるものの。






多分釧路沖の方角になると思われる方もこんな感じ。露天風呂みたいに局所的に霧が湧きでてるという感じ。

で、付近をウロウロしてたら





こっち見んな!
なんかキツネに見下ろされてる、見下されてるし・・・。


岬のあとは9年前泊まった民宿を見に行ったりした後、近くの遊歩道を歩いてみたんだよ。襟裳砂漠とも言われた地点に植林をして緑を取り戻そうってんで、海草の干からびた所謂ゴダというのを敷いて、植林した木々が暴風の吹き荒れる襟裳でも定着出来るようにしたというやつなんだけど、それを9年振りに歩いてみたらば、9年前に行った時は下に敷いてあったチップはまだ真新しかったのにすっかりコッタコタになってておまけに案内看板がロクになく、道もどっちが道なのか分からんような状態だったもんで、こっちじゃね?って行ったのがなんと獣道で思いっきりコースアウト。 まあ人生が既にどこまで行ってもコースアウトなんだけどね・・・。

結局分岐まで戻って逆の道を進んだら遊歩道の木道が現れるという状況だったんだけどさ、もうちょっと案内看板出そうぜ。なんか襟裳岬の海岸に降りれる、そこには2mの花崗岩があるとかあったのに、これも案内がほとんどなくて行けなかったし。


で、その遊歩道で見たものは




ない!

説明する気すらねえのかよwwww

意図的に撤去したのか、それとも暴風でぶっ飛んでったのか。襟裳の風なら海まで結構あるものの、ぶっ飛んで海岸の手前にある家々の上空を飛んで海にドボンしたって考えられなくもないんだよな。


まあ結構歩いちゃったなって感じで戻ったんだけど、帰り9年前に撮ったものを再度撮ったんだよ。それがこれ






ソフトパンチ、ソフトパーマってなんだよ!

同じこと9年前言った気が・・・。
ここ、震災の時の津波で床上浸水したとかTVに出てて「おお!!ソフトパンチだ!」ってちょっと感激しちゃったんだよな。






ウヒャッホ〜   だからうひゃっほー画像はもういい


で、その日は帰って鍋で米を炊いて、レトルトのカレーをあっためて、鍋でカレーを食ったんだけど、その小屋ってのがこれ




なんだかお堂のような祠のような御社のようなありがたくなって来る小屋だなおい。





くぱぁぁ

じゃねえよ

両開きの戸で2つがぶつかる事で止まるようになってるもんだから、片方だけ閉めるとやがて脱線するらしく、ドアのケツにはチェーンがついてて必要以上行かないようになってたりして。

またこの階段、ここ照明がねえから落ちそうになるんだよこれが。






内部はこんな感じ。天井から蛍光灯式電球が1個下がってるだけでコンセントすらないというね。
ほんとにお堂だなおい・・・。


で、翌日はゴリ氏がアポイ岳へ、ワシは山とは正反対の海辺へ向かったんだけど、その時キャンプ場から乗ったバスからの車窓がこれだもの





札幌じゃまずないぜバスからの景色がこれって。この時もまた霧が発生してて所々飲み込まれてるのが分かる。


これだけじゃない。多分日本でもここだけか数少ないと思われる光景があって、それがこれ




廃線になったわけじゃなく、今も現役ボリボリの線路。 ボリボリってなんだよ

バラストは?枕木は?柵は?

こんな光景見たことないもの。柵すらないんだぜ。なんてフリーダムなんだ。

でもさ、都会じゃホームに入って来た汽車にぶつかって死んだとかあるけど、ここはそんな事故ないよな。ってかここは昆布を干す場所になってんだけど、そのすぐ脇を汽車が通り抜けて行くって感じで、海岸に直接線路を敷いたに近いものがあるんだよ。
東南アジアじゃあるまいし。汽車が来ると露店を避けるとかね。
漁師が昆布引きずって線路を普通に渡ってるし看板にあるのは「線路内立ち入り禁止」じゃなく「横断の際注意」だもの。渡るなとは言ってないんだよな。


で、昼は砂浜に座ってボンジョルノ(という名前の6枚入り角食)を食ってたら




果敢に海に挑むユンボたん

波が来ようとお構いなしで戦車のように進んでったものの、ずっと「ピーッピーッピー」って鳴ってたってことはこれシャーシはバックした状態だったんじゃね?


15時頃に東町駅でゴリ氏と待ち合わせてどうするかって考えた挙句、せっかく来たしってんで親子岩まで戻ったんだけどまあ見事な夕景だこと







9年前はね・・・


9年前の写真かよ

じゃ昨日はどうだったか







煙たっ!
またかよ!なんも見えねえよ。おかげで今回夕日なんて一切見れなかったもんな。

で、タオルがあったもんだから、足だけ海に入ってみたらば、まあなんとシャッコイ水だこと。キャンプ場の水ぐらいシャッコイんだこれが。 キャンプ場の炊事場も水がシャッコくてね。ありゃ参ったよほんと

南の島がある同じ太平洋とは思えない冷たさなんだこれが。まあまだ6月だからってのもあるんだろうけどさ。でも雪解け水かよってぐらいシャッコかったなありゃ。


で、その帰り、東静内でこんなのを





ん!?あのオケツは・・





おお!!今や絶滅寸前スカイラインレーダーパンダたんじゃありませんか!

事故で潰しまくったんだよなwwww
交機のくせにかっこ悪〜い

ってかコイツもっと寄れ!!
なんで検挙車は寄ってるのにお前寄らないんだよ。おかげで画面右側に写ってるトラックが交わせなくて対向車途切れるまで止まっちゃったじゃねえかよ。ノルマ稼ぎごときで渋滞作ってんじゃねえ。
これだから何台パンダを税金で与えてもすぐ壊してお釈迦にするんだな。

今は交取り覆面もパンダもレガシーになったけど、レガシーレーダーパンダというのはありえないからね。レーダーが車検規格に引っかかるってんで搭載できなくなったとか、メーカーの撤退があって載せれなくなったからレーダーパンダというのは今後減る一方、その代わり日本無線の独占市場になった設置式レーダーはガンガンやるだろうけどね。新しいおもちゃも随分買ってもらってるらしいし。


ってなわけで、景色は霧のせいで半分も堪能できんかったわけだけど、5月から8月までこれが続く、やなところだなおい・・。

やっぱ襟裳は秋に行くのがちょうどいいのかもね。空気も澄んで来るから星もよく見えるだろうし。

さて、次は何年後になるのかしら。撮影面ではすごく魅力ある場所だらけで、あそこでもこっちでも撮ってみたいなとは思ったんだけどなぁ。


No.3374

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