鳥の卵は転がっても元の位置に戻るように楕円形になっていると言われていて、穴の中にタマゴを生み転がる心配のないフクロウの卵は丸いんですぜ
こんばんは、なんでストラップのマスコットってすぐ汚れてくるんだろうねって思うレカ郎氏です。
なんかキャラクターの顔とか黒くなってきて、あんたSLで来たの?みたいになるもんな。あれ消しゴムでこするときれいになったりすんだけどね。 電気のスイッチと一緒かよ
しかしまあ急に寒くなって来て。昨日は暖かいなって思ったのに今日は宣言通り時間の経過と共にどんどん気温下がってきたもんな。ただ今季経験してない寒さではないんだけどね。たった1日の暖かさでも感覚が鈍るというかなんというか。
ただいきなり週末になると気温上がるとか言うからね。まあ上がるっても35度とかになるわけじゃないから、たいしたことないものの、17度18度まで上がるらしいからねぇ。
で、今日はと言えば当初雨とか言ってたのに曇りで経過。まあ降らないことに越したことはないんだよ。ただなんだか1日中暗いなって感じだったもんな。1日中夕方みたいな暗さだったもの。太陽仕事しろよ。
でも角度的に見れば、地球の地軸なんてほんの僅かな傾きなわけじゃん。なのにこれだけ季節がハッキリ別れるってのもすごいよな。あれだな、宇宙空間に空気があって太陽から赤外線だけでなく温風が来ればもっと違うのかもね。パラソーラーとファンヒーターの違いみたいなもんでさ。
で、今日はちと借りたいDVDがあったもんでそれを借りあさりにまずは。近くになければ遠くまで行く覚悟で行ったわけ。出た時は確かに寒いわって感じで昨日と全然違う気温なのはすぐ分かったもんな。 ってかこの暗いのも寒気のせいだべ?寒気が来ると大気の状態が不安定になったりするからさ。
で、店に到着したらあっさりと今日予定のものを確保。ってなわけで、大幅に時間が余ったもんだから、早速途中で止まってたチャリの整備を再開。今日の箇所は大物だぜ。この前やり残したペダルのもう片方を分解整備するところから始めたものの、まあこれは比較的すぐ終るんだよ。問題はこの後で、今日のメインは後輪外し。結構めんどくさい作業なんだこれが。ただシフトなしのチャリよりはシフトありの方がやりやすかったりはする。ただ部品点数が多いんだなこれが。だから外した部品の数とか覚えてらんないんだよ。 なもんで、なるべくネジ類は車体から外さないようにすること。後輪は固定ナットの他にブレーキとチェーンで脱落しないように固定されてんだけど、ブレーキの部品とかワイヤーを外さないとならんわけで、この時ネジをなくしたり、どこのネジかわかんなくならんように部品だけ外したらネジはネジ穴につけたままにしてナットで外れないように固定しておくわけだよ。
で、まあ後輪を外したんだけど、さらに今回はもっとバラバラに。 ギア、専門的にはボスフリーという部分だが、これも外す作業。サブちゃんの復活作業の時ガンガンに閉まってて外れなかったあれだね。 さてメインの1号機はどうかな・・・外れない。
ボスフリーを外すにはフリー抜きという専門の工具がいるわけだけど、それを差しこんでレンチで回そうとしても回んないんだこれが。
俺はフリーしか泳がねえ。 そのフリーじゃねえよ
まあ色々やったわなぁ。バイスを引っ張りだしてきてフリー抜きをバイスに挟んで固定して車輪の方を回すという方法とか。ただ決めては意外な工具だったりして。 ふと思い出してタイヤレンチを使ってみたんだよ。柄の長いレンチなもんだからテコの原理としてはやっぱ柄は長い方がいいわけじゃん。 そしたらゆっくりながら周りだしたじゃねえか。フリーというのはチャリを漕ぐと閉まる構造になってるもんだから、乗ってるうちにガンガンに閉まっちゃうわけだよ。
ただ今回はなんとか自分で外すことに成功。
なぜ今日の作業が大物か。 最大に汚い作業だから。なにせあのチェーン周りの整備なもんだから手は当然これでもかってぐらい真っ黒け。ただフリー自体は毎月点検する時にパーツクリーナー吹いてブラシでこすったりしてるからペダルクランク側のチェーンホイールよりはきれいだったかなと。
なぜフリーを外すか。 これを外さないとハブのメンテナンスができないから。 チャリンコというのはほんとにうまいこと考えられてんなって思う機械だぜほんと。たかが部品の組み合わせだけでバラけないようになってんだからさ。 釘使わないで建立した法隆寺みたいなもんだよ。 そうか?
で、ハブを外したものの、1度も後輪のハブはメンテしてないからグリースは干からびてカラカラになってるんだべなと思いきや、意外にもグリースが残ってたりして。なもんでそれを取ってパーツクリーナーで洗ってついでに普段手が届かないチェーンがスポーク方向に脱落しないようにしてるカバーも吹いてさ。これワシはブレーキの方に油飛ばないようにするガードだと思ってたんだけどね。もう新車並にビカビカだじぇ。
で、ハブのグリスアップをしたものの問題発生。
ん?どうやって組むんだけ?
おいおいおいおいおい 頼むぜ
いやね、前輪の場合ベアリングの鉄球を押す玉押し、それをロックするロックナットって構造になってんだよ。ところが後輪の場合片方にスペーサーが入ってんだけどさ、これがどこだったか忘れちまったんだよ。ん?玉押しのなか?そんなわけねえよな・・・みたいな。
バラす時そっとやったんだけどバラバラっと一気に取れちまったもんでさ。チャリをバラす時、特にシャフトとか固定ネジを抜く時は慎重にやらないと1つのものになんこも部品がくっついてる場合があるもんで、バラバラっと落ちたりするわけだよ。
ペダルとかハブもその1つで、1本のシャフトを抜くと反対側にもベアリングがあるもんだから、片方だけ集中してるともう片方から鉄球が地面にバウンドしながら落っこちていなくなっちまうわけだ。特にペダルのベアリングは細まいからいなくすると地面に落ちてるゴミなのか鉄球なのかわかんなくなっちまうんだよな。
・・・ま、まあ明日にしようってことで適当に組まず保留。いやね、ワシもボケが来てるってのもあると思うわけだよ。スペーサーを抜いた記憶はあるもののどこで抜いたかが分からない・・・。ヤバイよワシ、マジで。
まあ作業は他にもあるしってんで次にタイヤを外す作業を。 リムテープの状態を見ておきたかったもんでさ。ただ、後輪はパンクしにくいチューブに加えてタイヤもだから大変なんだよ。硬くて・・・ 硬いタイヤというのは柔軟性がないもんだからまあ外れてこないのなんのって。やっと片側のビードが外れたと思っても、通常のタイヤならあとは力任せに引っ張るとリムから外せるものの硬いゴムなもんでなかなかそうもいかないわけだよ。まあ結局はやっと外したものの、ただし、これを後でつけなきゃならんという苦行があるわけだよ・・・。つけんのも大変なんだよなこれ。チャリンコ屋も嫌がるほどだからね。
リムテープはまあなんか微妙な感じ。チューブに張り付いてたものの前輪と違って千切れたり千切れそうになってたりはしてないもんだから、交換なしでいっちゃおうかな〜と。
これで車輪周りはとりあえず終わり。次に変速機、ディレーダーの整備。といっても変速機を完全にバラすんじゃないんだよ。変速機についてる小ギア、ガイドプーリーをバラすって作業。
構造は至って簡単で、ネジを外すとそれが軸になっててスペーサー、カバーしかないわけ。回転部なのにベアリングがないんだよ。なもんでそれを洗浄して潤滑して元に戻せば作業終了。解体できるもんなのかは前に廃車解体品で実験して実証済みだったりすんだけどね。
ただ、清掃はいいんだけど、拭くのに使ってる油物よう雑巾がもう限界で、それで拭くと逆に汚れる状態。元々はクルマ拭くのに使ってたほどきれいな雑巾だったってのに今は見る影もないもんな。この作業が全部終ったらいよいよお釈迦だな。 燃やしてその灰を畑に・・・って江戸時代かよ。
最後に触れるだけで手が真っ黒になるチェーンの洗浄。何かいい容器になるものは・・・とふと目に留まったのがプラスチックゴミが入ってるゴミ箱。そこにトレーが入ってるのに気づいたんだよ。これだ!と思ってゴミ袋から出して見たらちと魚臭い・・・。ま、まあいいや、洗うものはもっとコキタナイもんなんだしってんでトレーにパーツクリーナーを出して溜めてそこにチェーンをつけてブラシでこすったらまああっという間に真っ黒け。しかも底の方に黒いヘドロみたいのが溜まってるし。 たださ、スチロールのトレーじゃん。対するチェーンって重いじゃん。重さに負けてトレー2、3回ひっくり返してさ、車庫の床がワヤ・・・。 そこで油用雑巾で拭いても雑巾自体汚いもんだからその油汚れもパーツクリーナーで溶け出して逆に汚くなったりして。 チャリの中でも最大に汚い部分の清掃なもんだからそりゃもう大仕事なわけだよ。 床だって手だって汚れるってもんで。
エライ目にあって作業終了。最後に外したスタンドの塗装。結構ハゲたり錆びたりしてるところがあったもんでねぇ。そうそう、前に塗装した部品、作業中に傷入らないように養生テープ巻いたもんな。ただ、剥がす時塗料も剥がれる場合が・・・。
まあ今日の作業はここまで。とりあえずハブの組み方を再度確認しておかねば・・・と。 ただ結構先が見えてきた感はあるんだよな。後輪を組んでタイヤまで付ければあとは車体につけて外したブレーキ類を使える状態にして各部分調整すれば完成なはずなんだよ。 サブちゃんと違ってあれもだめ、これもダメって部品があれこれダメになったりしてないからなんだべな。 サブちゃんは今でこそ全く問題なく走ってるものの、復活作業の時は随分色々てこずってくれたからねぇ。
あと1、2回作業すれば完了かなって感じではあるものの、さてどうなるかだねぇ。
No.3510 |
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