DIARY

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...... 2014年11月05日 の日記 ......
■ 葬式は人生最後のイベント   [ NO. 2014110501-1 ]
デンキウナギも停電することがあるそうですぜ

電気代高いからねぇ〜って、え!?

こんばんは、栗は拾うだよね、狩るじゃないよねって思うレカ郎氏です。

っつかさ、リンゴにしてもサクランボにしてもミカンにしても「狩る」ってのはなんかおかしいべ。大げさすぎじゃね?って。モンハンかよ・・・みたいな。


まあ全世界的に水曜ですな。しかしなんというか気温の変動が激しすぎじゃね?って。春先でもこんなのはねえよってぐらいなんだけどさ、なんかこの先の気温見てると札幌市内に限ってはタイヤ交換まだいいんじゃね?みたいな感じだもんな。ただ毎年そんな感じなんだよ。札幌はいいんだけど札幌出るとすぐ冬タイヤ必要ってなって、その範囲がどんどん広がるから、夏タイヤエリアがどんどん狭まってくみたいな感じになるんだよな。

で、そんな今日はと言えば、まあすばらしい青空が広がる快晴だったもんで撮影へ

だったんだが、え〜番組の途中ですが、ここで急な用事のため本日の予定を大幅に変更いたします。

なことに・・・

いやね、朝方留守電が入ってたわけ。なんだべなと思ったら久々の人からだったものの、そういうのって時に嫌な情報のことがあるわけじゃん。その通りで内容聞いてみたら、ワシの初代主治医の奥さんが死んだとのこと。

はひ!?

ちょっとこれは意外ではあったんだよ。ってのは全くそんな気配がない人だったから。で、すぐ新聞見たら出てるんだよ。って、結構歳だったんかい!

普通主治医の奥さんだからまあいいかになるんだけど、何度か世話になったことがあるもんだから。前に何度か半身不随になっちまった主治医の相手を頼まれたことがあったけど、その依頼主みたいな。主治医がそんなになっちまってからというものは奥さんとの付き合いの方が多かったからね。
それにワシが入院してる時も2回くらい夫婦で見舞に来てくれたこともあるもんでさ。

ってなわけで、これは行かねばなるまいな・・・と。その連絡して来たのも患者仲間なんだけどね。
しかし会場が手稲とか言う遠いところ・・・。行くのに時間かかりまくりじゃんってんで、今日の撮影はオジャン(死語)
そんなことやってたら間に合わんもの。

しかしかかるのは時間だけじゃない。交通費もかかるんだこれが。まずウチから駅までが今日はチャリは無理じゃん。礼服来てチャリとかは。なもんでバスになるわけで、それプラス地下鉄ってなるとこの往復だけで千円越えるんだよ。だから1日乗車券決定なわけだけど、さらにすごいのが、宮の沢駅からバスに乗ることになるものの、そのバス、途中までは1日乗車券が使えるものの、ワシの降りるバス停まではエリア外で使えないってんでさらにバス代がかかるんだよ。だから札幌市内の移動なのになんでこんなに金かかるの?なわけ。
ちなみにJRで行ったとしても同じぐらいかかるんだよ。そしてJRは信用ならんじゃん。

ってなわけで、久々にネクタイというものを締めたわな。去年の結婚式以来・・・・
しかし結婚式と葬式同じ服ってのもなんだかな〜って思うんだよな。

もうね、飽きるほど地下鉄乗ったもんな。段々あれ気遠くなってくるんだよ。
やっと着いた・・みたいな。
これ、クルマでも高速代600円以上かかるから結果同じなんだよな。だから何にしろ交通費が高くつく場所なんだよ。もっと行きやすい場所はなかったんかい!

まあ地下鉄もバスもスムーズに来たもんで思ったよりは早く着いたものの、それでも2時間近くかかってんだよなぁ。
会場はバス通りに挟まれてるような立地だから便利ではあるんだけどそこまでの道のりがあんた・・・。

で、ワシが一番乗りだったものの、こちらへ・・・って案内されたのが家族控え室じゃねえか。中で「家族控え室なので」って言われて追いだされたじゃねえか。誰だワシを騙して辱めたのは。ワシを辱めたものは許さ「ぬ」! 怖えぇぇぇ
デスノートに名前書いちゃうぞ。

で、一番乗りで会場に入ったらまあさすがだなって会場で、医療関係から花が送られてる他に、奥さんは書道の師範をやってたもんだからその関係の花もズラリ。そして祭壇にはまあ立派な書の屏風。  なんて書いてあるか分からんけど。

反対側にはイーゼルみたいのに載ったこれまた素晴らし書が。  なんて書いてあるか分からんけど。

いやね、そういう人なもんだか、年賀状来るじゃん。これにも素晴らしい直筆の文字が書いてあるわけ。  なんて書いてあるか分からんけど。  そればっかしだなおい

だから、そういう人なもんだから、ミミズのダンス、ナメクジが這ったあとよりまだひどいワシの字で年賀状出したくなかったんだよ。恥ずかしすぎ・・・みたいな。

自分で流派立ち上げて教室3つも開いてたり、大学に教えに行ってたとも聞いてるからね。そしてワシがその半身不随の主治医の相手をしてたってことになった理由にこれがあって、書道関係で海外に行かなきゃなんない、そのためにワシに旦那を任せたいとこういうわけだったんだよ。
審査員もやるぐらいだし、しかもその祭壇にある屏風なんて出身の流派、まあ書道に関しちゃよくわからんのだが、その流派の70周年記念で近代美術館で開かれた展覧会に出展した作品だって言うからね。なんて書いてんのかは分からんけど素晴らしいのは分かる・・・みたいな。心で感じるんだ!ってやつ

で、ちょっと驚いたのが遺影ね。イエーイってそうじゃねえよ
これ、写真は写真でも画面なんだよ。16:9の画面が置いてあってそこに画像が出てるわけ。  でもなんか味気ないな・・・って思ったな。これからそういう風に遺影もなっていくのか知らんけど、ワシはきちっと画像じゃなく実態のある写真がいいな。

なんでもすい臓ガンだったらしいんだけど、なんか具合悪いってなったのが去年の今頃で、手術して今年の初め頃退院になった後も家で抗がん剤治療なりをやったりしてたものの、先月末頃に再び入院って言うからまあ倒れたとか救急車とかそんな感じだったのかも分からんね。で、結局仏さんになっちまったと。
それまでずっと旦那の介護をしてたから、介護疲れもあったんじゃねえかと思うんだよな。確かにあれは大変だもの。なにせ動くのがやっとだからね。おまけにここ2、3年は疎遠になってたものの、そういう時ってなんかマズイじゃん、TVに最近出て来ないなと思ってた芸能人が死ぬみたいな感じで。
そしたらまあ旦那である初代主治医が2回も転んで骨折するわ、ボケてくるわで大変だったらしいんだよ。ボケ老人の介護ってほんと大変だからね。

だからさ、今鬼のような国は、テメーらのことはテメーらでやれってあんま面倒みてくれないじゃん。じゃそれ誰がやるんだってなったら家族じゃん。そうなれば家族に負担が行く、結果介護疲れで病気になったり、あるいは殺しちゃったりするかもしれないわけじゃん。そういう負担を国民に平然と押し付けて、自分らは金だけ取ってしれーっとしてる、こんなんでいいのかってほんと思うよな。それに間違いなくワシがジジイになる頃なんてもっと面倒みなくなってるぜ。年金出さない、介護保険もなにそれ?で、みんなクソ・ションベン垂れ流しで孤独死コースまっしぐらだぜ。どうすんだこの国。
社会保障に回すとか言って値上げした消費税も公務員の待遇改善とバラ撒きでなくしてるし。

まあそんなわけで、そういう中で書道の方もやってたんだよ。それで70越えてんだぜ。そしてそれで1人で海外行ったりしてたんだからすげえな〜って思うし、そんな元気だった人がまさか・・・になるわけだよ。訃報と言えばまず奥さんじゃなく先生の方だなと誰もが思うわけだよ。

そういう弟子もいっぱい育てた書道の師範だから、多分草葉の陰から、花に刺さってる札とか、戒名が書いてある違背とかにケチつけてんじゃねえかって思ったりして。「ダメね、全然なってないわこの字」みたいな。

その花の中にワシが手術した病院の名前もあったものの、ん!?今の病院がないぞ・・・。

で、通夜が始まるわけだけどもうその時には初めより椅子が増えてるのに会場に入りきらないほどの人が来てるわけ。さすがだね。ワシの葬式にはこんなに人は集まるかな?  まあ無理だね。

まあそんなわけで坊さんの読経があるわけだけど、なんだかね〜「あ〜」だの「う〜」だのがまあ多いんだ。「なぁぁぁぁ〜・あぁぁぁぁぁぁ〜、むぅぅぅぅぅ〜・うぅぅぅぅぅ〜あ〜ぁぁぁぁ、みぃぃぃ

みたいなさ。ちょっと出てって坊さんの頭コンコンって叩いてやったら直るかな〜って思ったもんな。  壊れたレコードとかCDエラーしてんじゃねえんだぜ。 

あれ絶対時間稼ぎだな。それに話もなんかあんまうまくなかったし。ちょっと興味魅かれる話しする坊ちゃんもいるんだけどね。頼むよお坊たん  やだなその呼び方・・・

まあ人が多いもんだから、最後に式が終ってから焼香を改めて祭壇の方まで出てってするじゃん。その時ゆっくり素晴らしい書を見ようと思ってたものの、見てらんないんだよ。一応旧主治医にも挨拶ぐらいしなきゃならんと思ってたし。
ただ、一応喪主じゃん。で、車椅子乗ってんだけど、こっち向けられて施主の息子と参列者に一礼するとかあるんだけど、なんだかね、斜めに座ったまんま状況が分かってないというかそんな感じで見るからにちょっと違うなってのが分かるわけ。
で、最後に挨拶しに行ったんだけどなんだか反応が薄いし、目がね、死んだ魚みたいな目してんだよ。明らかに普通じゃないなってのが分かるわけ。だからありゃきっとワシが誰なのか分かってねえな。それどころか奥さん死んだこともわかってねえんじゃねえか?って思うもの。
元はその分野の先駆者、右に出る者はいなかったなんて言われるほどの名外科医だったってのに・・・。
脳出血で倒れたものの、息子が脳外科医なのに父さんを助けてやれなかったってんで随分悔やんだって聞くんだよな。
だからきっと今の状況、嫌でも息子は分かるだろうな。だってその分野の専門家なんだから。

あの様子じゃなんか旧主治医もそう長くないんじゃないかって感じしたな。
まあ2度目の手術を決断というか、まあやらなきゃならん状況ではあったものの、やって大丈夫かどうかってのを最終的に判断してもらったのがその元主治医なんだよな。もう当時は既に半身不随ではあったものの、一応今よりは分け分かってて、ひっそり予約制で自分の患者向けに外来診療やってたからね。その後奥さんにも励ましてもらったりしたものの、まあ言うなら悲劇の夫婦って感じだろうな。

って、帰りまた遠いなおい。
いちいち遠いんだよここは。ってかこんな田舎じゃなきゃ・・・。患者仲間も親子で来てるのがいたものの、その親に言われたもの、月寒に住んでればもうちょっと来やすかったんだろうねって。  仰る通りで・・・。クソ田舎が
でもやっぱし口々に言うのはあんなに元気だったのに・・・という言葉ではあったね。そらそうだよ。大体2週間くらい前に電話で話ししたってやつもいるぐらいだから。人のエンディングなんてのはいつどんな形で来るかわかったもんじゃねえなほんと。

まあ奥さんよりワシは主治医の方に縁があるというか、関係者なんだけど、今やもう分けわかんなくなってる、そして奥さんが死んじゃったってんでこれが最後になるのかもな。必然的に疎遠でしょそりゃ。わけ分かる人がいなくなっちまったんであれば。

で、帰りも地下鉄に飽きるほど乗って来たものの、途中せっかく1日乗車券だしと思ってどっかより道しようかと思ったものの、この前都心には出たばっかしで特に用事がないってんで却下で帰って来たものの、2時間は切るものの、片道1時間半以上かかるところ、さすがに明日の告別式は無理だなと。9時始まりならワシは7時に家出なきゃならねーじゃん。どうなってる田舎


No.3525

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