DIARY

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...... 2017年05月25日 の日記 ......
■ 山菜採りは欲との戦い   [ NO. 2017052501-1 ]
こんばんは、野球帽被って遊んでる子供って絶滅危惧種だよなって思うレカ郎氏です。

なんでなのかね?だって今は昔以上に球場に野球見に行く人はレプリカユニホーム着てんじゃん。でも野球帽被ってる人ってほとんどいないじゃん。そもそも売ってなくね?って思うし。

で、ワシがガキだった頃は外で遊ぶ時は大体男は野球好きなやつもそうでないやつも野球帽被ってたんだよ。で、北海道だと大体ジャイアンツの帽子というね。で、それ以外だとそいつはそのチームのファン、つまり野球が好きなやつって感じだったわけ。

で、野球嫌いのワシも当時は被ってたわけだが、なぜかワシの場合被ってたのが近鉄だったんだよ。なんでか知らんけど。自分でほしいって買ってもらったわけじゃないからね。親が買ってきたまんま被ってたという。
だから、ジャイアンツ以外の帽子の場合、野球が好きでそのチームが好きか、あるいはなんだかよく知らないけど被ってる、この2パターンがあったんだと思うんだよ。
じゃ今巷に日ハムの帽子被ってるのいるかったらいないんだよな。なぜ?今こそって感じするんだけど。

聞けば野球帽被って遊ぶって文化はワシどころかずっとずっと上の世代、そろそろ定年かって世代ぐらいまでさかのぼるらしい。でもワシらの世代を境にピッタリその文化が途絶えてるって感じらしいんだよな。
これだけ野球がどうした、日ハムがどうのって言ってるわりには野球帽被ってるのいないし、球場であれだけいるレプリカユニホーム着て遊んでる子供もいないんだよ。なぜだと。
まあ結局子供の間では野球ってあんまし浸透してないって言うか流行ってないってことなのかもわからんな。言うほどじゃないというか。
そもそも帽子被ってる子供ってそんなにいない気がするんだけどそれは気のせいかしらね?紫外線がどうのとか言う時代こそ必要だと思うんだけど。

で、それで言うと大抵ついてた装置が網ね。帽子の内側に折りたたみ式で着いてた網戸みたいなやつ。目んとこに当てるあれ。あれ使ったことなかったな〜。何のためについてたんだあれ?グラサンという意味合いではなさそうだし。ほんと網戸って言うかメッシュって言うか。メッシュっても髪染めるアレじゃなくてよ。あれなんのためについてたのかね?あんなの目のとこに降ろしてたら前よく見えなくて危ないような気がするんだが。


さて、そんな今日は木曜。どうもスッキリハッキリしない天気が続いてるわけなんだが、今日もだったわけだよ。ただ今日は午後にかけてやっと日が照ったかなと。この時期日照不足になると農作物の生長に影響でるからね。

で、今日はと言えば第二回フキ採り2017開催。この前採ってきた分があっという間にさばけてしまったもんで。地方だと京都と岩手に散ったからね。まあ量もそんなおおかったわけじゃないってのもあるんだけどあっという間だったもの。
ってなわけで行ったんだが、今日も風が弱くて助かった〜。なにせ行きはあの難所越えだもの。んで森の区間に入ったらエゾハルゼミの声が聞こえるんだよ。ほ〜今年も出る時期になったのか・・・と思ったものの、考えてみりゃフキ採りの時期ってハルゼミの声聞きながらやってること多いから平年並みなんだなと。あとフキの葉っぱにもぬけがらがついてることあってかなりビビったりして。あ、抜け殻じゃなく中身入って生きてるのも見たことあるっけ。

それと今日は綿毛がすごい舞ってたんだよ。たぶんフキノトウから飛んだやつだと思うんだが、ものすごい飛んでるわけ。あれ車庫に入ってきたりすると汚いんだよな〜。あとチャリのチェーンについたりするし。

で、現地到着。今日は20度前後だったらしいんだが、なんかそれ以上に感じたような。そんな中上下ジャンパーに軍手は暑いんだこれが。
見渡すと辺り一面フキ畑って感じで、前回から一週間になるわけだが、大幅にフキが成長してるわけ。と当時に下草も伸びて来てるもんだからなんだか気分は川口浩探検隊みたいな。 あれはやらせだったろ。だから動かないサソリとか尻尾からヘビが落ちてきたりもしない。腕に時計の跡があるような新人類も出て来ない。

前回はそんなに大きくなかったフキも今回は採り応えのあるようなのがゴロゴロあるわけ。いつもはその森の中全体を歩いていいのを探すんだけど、今日はほんと一角で採ってただけでもうゴミ袋満タンだもの。まだいいのがいっぱいあるのになぁ〜って感じながらもう袋に入らんぞこれってやつ。
感覚的に今年はフキ豊作かもわからんね。これはニセコが楽しみだ。
で、もう1つ多いなと感じるのが蚊の野郎とクモね。こんな時期からなんかやたらカンスが飛んでるし、その後今日はちょこっと撮影もしたんだけど待ってる時にもカンスが来るわけだよ。ってことはニセコではヤブカが大量発生してる可能性があるんじゃないかと。
まあその場所ってのは蚊が多く出る場所で、8月9月に撮影で行くと大量の蚊に悩まされたりするんだけどね。
待機してる時蚊に襲われるから払うわけじゃん。でも傍から見るとただ暴れてるだけにしか見えないわけだよ。で、そういう人がカメラ向けながら謎の動きしてるというね。あの人たちなに暴れてんの?みたいな感じになるわけだよ。
今日も虫よけかけてったのに来るんだなこれが。
森の中にある小川が悪いんだと思うんだよ。流れが遅い小川だからボウフラ湧き放題って感じで。漂白剤流したろか。

もうダメだ、ゴミ袋には余裕があってもチャリのカゴに入らなくなるってんでそこで試合終了。いやいやいや、それでもいいのを選んでしまうんだ目で。山菜採りは欲との戦いでもあるんだよ。その結果遭難になるんだと思うんだよな。もうちょっと奥に入ればいいのがあるかもしれないとかで。だから絶対このラインから先は行かないこととか、自分ルールを徹底することが必要なんだよ。
ワシもタケノコ採りの時は登山道から見える範囲のものしか採らない、ササやぶの奥には入らないって決めてるからね。
フキも遭難するような場所では地元でもニセコでも採ってないものの、収穫物を入れるゴミ袋を置いて、そこをベースに活動すると。で、片手で持ちきれなくなったら一旦戻るってことにしてるわけ。こうすればむやみに奥地へ入り過ぎたりしないんだよ。
でも下草が高くなって来るとその袋が見えなくて、さて一旦戻るかってなったらどこだかわかんなくなりかかったりなんかして。

行ったついでに撮影もする、今日は三脚もいるって場合は三脚を目印に立てたりすることもあるし。測量やってんじゃねーんだからよ。

さて戻るかってなったらもう立派なフキがゴロゴロなもんだからゴミ袋なんて簡単に破いてるわけだよ。で、持とうとすると袋があちこち裂けてくるわけだよ。とりあえず両手で抱えてチャリ留めた場所まで戻ったんだけど重たいんだこれが。ここでカゴに入る入らない以外の疑問が出るわけだよ。こんな重量チャリにかけて大丈夫なんだろうか・・・と。

で、その場でもう1枚持ってってるゴミ袋にゴミ袋ごと入れてさ、カゴに入れたっけいっつもチャリにフキ積むとスタンド使っても自立はしないんだよ。ワシが支えるか壁なんかによしかけるしかないわけ。ところが今日のは重さが違うんだ。ちょっとハンドル左右に振ってみたらカゴがゆらゆらするわけ。マズイよこれは・・・
たぶん今までチャリでフキ採りに行って最大の重量だったんじゃないかって感じだもんな。それでもその後撮影してんだから。
まあ撮影はに行ったものの結局撮影に至ってないと。お目当てのものはなかったし、じゃせっかくだからもうちょっと待ってこれでも撮ってくかと思ったのは重いっきし被ってダメだったし。ただただ機材が重かっただけに終わったと。こういうの最近続いててさ、カメラ自体は持って出てんだけど撮影に至ってない、だからフィルムが減らない、そんな状態なわけだよ。

で、帰りなんだが、カゴからフキの束がビシっと飛び出した状態なわけ。そしたらすれ違う人なんかが見て笑ってんだよ。  なんで笑うんですかッ!チャリにフキ積んだらいけないんですかッ! 何か問題でもあるんですかッ!

・・・・まあ笑うわな。

ハンドルはスポーツカーなんてなんのそのってぐらい重たいのなんのって。とっさの動きができないからね。ヤバいんだよ。
今日は途中ちょっと気になってたところがあって、そこチャリ止めて見てたんだけど、なんかガサガサって音がするわけ。誰かワシみたいのが森の中で山菜でも採ってるのか?と思ってみたらなんか草の中で動いてんだよ。よく見りゃタヌキじゃねえか。おお!具じゃねえかお前。
こんなところにタヌキいるんだな〜と思ったものの、よく考えたらあれはタヌキじゃない可能性もあるかなと。札幌でも郊外にはアライグマいるからね。エゾアライグマ・・・ってそんなのいるか!
ペットが野生化して増えたという所謂外来種で郊外の畑荒したり、野幌の原始林辺りじゃ野鳥なんかが被害受けてたりするわけなんだが、ひょっとするとタヌキじゃなくアライグマだったかもしらんなと。だから野沢雅子みたいな声だったかもしれないんだよ。  んなわけあるか!

でもすごいよな。アライグマもクマもイヌ亜目なんだぜ。それどころかアザラシとかセイウチとか所謂海獣と呼ばれるやつらもイヌ亜目なんだぜ。ネコ目イヌ亜目なんだよ。えぇぇぇ!?って感じだわな。

で、ようやく無事帰って来たわけなんだが、先週そうでもなかった急勾配、500mちょっとで20m以上も上がるという急勾配を今日も上がったんだが、さすがに重い・・・。あ〜もうダメかも、下りて押そうかしらと前を見るともうちょっとなわけ。なもんで全部上がり切ったよ。いや〜あれは参った。大体ウチんとこは坂が多すぎんだよバカタレが。小樽か、函館かこの野郎。
都心部と違ってほんとチャリには厳しいところだからね、ウチの方は。坂だらけ山だらけ。

おまけにもうちょっと、あとウチまで100mくらいってところで袋突き破って出てたフキが1本落下。んもぉぉ!って散らかしちゃいけないってんで拾いに戻ったら今度もう1本も落下。あ”ぁぁもおぉぉぉ!おとなしく乗ってろバカ野郎。

で、着いたら着いたで今度カゴにはまってるし重たいしで出て来ないんだよ。いやいやいや参りましたなぁあれは。

最後に次の備えてカマを研ぎ直して今日の任務完了。たぶんフキ採りは2回目が一番ベストな状態だと思うんだよ。3回目になると虫が入り始めたりするし、4回目ってなると固くなって来るからね。今回のが一番ベストなものではないかと思うんだが、さて今回のはどのくらいもつか、次はいつになるのか。まあ一週間がいいところなんだ。茹でて皮剥いておくと1週間が限度だもの。それ以降になると味悪くなるし溶けてくるし。でもフキは効くぞ〜。便秘にはほんと効く。効果覿面って感じでさ、普段便秘気味な人でも立派なのが出るようになるからね。自然分娩もいいところって感じだもの。大腸がん予防にはもってこいなものだと思うんだよ。で、山菜の時期は腸内が1年で一番きれいだったりなんかして。変なもん食わないでこういう自然のものを食うに限るんだってやっぱし人間も動物だから。


No.4425

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