こんばんは、夕焼け小焼けの小焼けってなによ?と思うレカ郎氏です。
夕焼けは空一面が夕焼けで小焼けはちょこっと夕焼けになってるとか。 ねーよ 空の一部分だけ夕焼けになってるとか。だからねーって。
さて、早いもんで週末金曜になったわけだが、今日は9月6日、あの未曾有、どっかのバカ大臣は「みぞうゆ」と言ってたが、あの災害から丸1年になったわけだ。
ってことは「あり得る」も「ありえる」とか読んじゃうやつだなあいつは。それで一流大学卒業?学歴詐称でしょあんなん絶対。クリスマスもXmasじゃなくX’masって書いちゃう系だな。あれはアポストロフィの「’」いらないからね。
で、まあ6日の3時7分を迎えたわけだが、ま、いろいろ思うところはあったな。突如伝わって来たダダダダというような振動に続いて膝からガクっと崩れ落ちるような振動に続いて激しい揺れとチラつく照明、なすすべもなく崩れゆく部屋のもの。そしてその20分後くらいにはブラックアウトで真っ暗闇だったもの。同じ札幌市内でも色々聞いてみるとすぐ停電したところもあればウチのように20分程度で停電したところもあり、半日で復旧したところもあれば1日半以上かかったウチみたいなところもあり、2日かかったところもあるとかなりまちまちだったらしいな。
ま、北海道がかつて経験したことのない震度7という地震に続いて国内初、日本では未経験だったブラックアウト、そしてこれもまた未経験だったであろう災害からの災害、台風に続いて翌日大地震というやつね、今まで経験のないようなことがてんこもりだったのが胆振東部地震だったわけだよ。
今頃は停電で真っ暗な中ランタンの明かりだけでラジオから聞こえてくる災害情報に耳を傾けるだけという鬱々とした時間を過ごしとったわけだ。 で、昔は停電ってのはよくあって、停電したら寝ちまえばよかった・・・とか言うものの、あの時の停電とは別問題で、同じ停電でも暗闇の中余震が度々来るような状況だったからね。だからおちおち寝てもいられない状況だったわけだよ。いつまたでかい余震が来るか分からないって感じだったから。
いや、今も実際そうよ。いつまたでかい余震が襲ってくるかわからんから。2月にでかい余震が実際に起きてるわけだし。 だからあの震災を機に道民の多くはどっかまたいつ来るかもしれないって心のどっかで思ってるはずだもの。
ま、暗い中なのに上空を複数のヘリが飛びかい、辺りにはいろんな緊急車両のサイレンが鳴り響き、その上空には今まで札幌で見たことがない満天の星空が不気味に広がってた、あの光景は一生忘れないだろうな。もう来世まで持ってくと思うもの。
いやね、あの星空をものすごいきれいだったって言う人もいるんだが、ワシの目には不気味に写ったんだよ。トラウマクラスの地震に襲われたばかりってのもあるものの、札幌じゃまず見られないまるで宇宙空間に投げ出されたかのような星空だったから。天の川なんてまさにミルキーウェイで、普段絶対出ないような星空が広がってるってのはこれはただ事ではないでしょ。それでワシは不気味に感じたんだよ。 おそらくあんな星空はもう一生目にすることはないと思うし。あるとすれば太平洋のど真ん中とかね。
で、まああの震災では災害からの災害だったわけだが、今日も防災訓練というのを各地で行ってたらしい。ただその防災訓練とか、防災訓練、災害の想定というのはどこまでのものなのかという疑問を覚えるわけだよ。 はたして台風からの大地震というのは想定されていたのかだな。 最悪な条件下での最悪な事態をどこまで想定してるかだと思うんだよ。
北海道なら爆弾低気圧による暴風雪が襲ってる最中に大地震が来るとか、大混乱になるほどのドカ雪の最中に大地震が来るとか、今年の2月みたいに最高気温がー10度とかそれ以下の気温で大地震が発生してブラックアウトも起きるとか、そういう想定をしてるのかどうかだな。で、その場合どんな被害が出るのか、予想されるのかってのもきちんとシミュレーションして対策してあるのかだよ。
絶対ないわけじゃないでしょ。ドカ雪で道路脇に高く積まれあ雪山が大地震で道路や歩道に崩れて避難路がなくなってるかもしれないわけじゃない。しかもブラックアウトして真っ暗闇ならその状況も掴めないわけでしょ。避難所がすぐ近くでもたどり着けなくなってる可能性もあるし、破損した水道管が凍結してそこから破裂する可能性もあるわけでしょ。 雪の重みで家が倒壊するってのもあり得るわけだよな。
除雪するっても雪の下の地面が隆起したり陥没してて重機が使えないかもしれないわけだよ。
どこまで最悪な状況を想定してるかだな。ブラックアウトしてもおそらく夏場より復旧に時間はかかるだろうしさ。鉄塔まで雪でたどり着けないとかで。 断水だって雪の下の水道管の状況が分からないとか、雪でなかなか修理できない、凍結してて修理が難しいなんてことになってるかもしれないんだよ。そうなりゃ夏場より絶対断水だって復旧に時間かかるだろうしさ。
ま、あの災害では色んなことを感じ、学んだな。札幌は比較的大地震の少ないところだったものの、報道で見たような光景が目の前に広がってるってのを見て札幌も例外なんてないしこういう災害とかもっと大きな災害だって十分起きる可能性があるんだってのを改めて実感したもの。
そしてあの異様な光景ね。日中でも生活音がほとんどしないんだよ。まるで深夜のように静まり返ってて道行くクルマもまばら、そしてそんな中聞こえるのはサイレンと交通整理に当たる警察官のホイッスルの音、そして上空を飛び交うヘリの音だけみたいな、あの異様な光景は生涯忘れんだろうな。
ま、道民なら今日はいろんなことを思い感じた日だったんでないかと思うわけだが、ただ東京はまるで関係なかったってんで全国ニュースじゃほとんどスルーだもんな。だから同じ失敗を繰り返す。おおよそ他人ごとだと思ってるから。前例がここにあるのに。
あの災害が東京で起こったらどうするの?市街地に出没して危険なのにそれを駆除したからって「クマたんかわいそ〜」とか言うような頭ん中が花畑牧場な連中ばかりの東京じゃワニワニパニック間違いなしでしょ。ワニワニパニックじゃねーし。 道民は冬への備えがあったこと、アウトドアが盛んだったかからある程度そういうアウトドア用品を持ってる人が多くてサバイバルにも比較的慣れてたってのはあったけど、シェフがついてるようなキャンプ場じゃなきゃいや〜みたいなこと言ってるような連中の集合体で、しかもテメーのことしか考えないような連中ばかりの土地ではたして対応できるかだよ。だから報道も自然とテメーんとこさえなんでもなければいいやってなるんじゃないの?
台風の時もそうだけどさ、東京に影響なければ台風情報がおろそかでしょ。こういうのそろそろやめないと。同じ大都市の大阪とか名古屋とかで災害発生してても東京がなんでもなければ軽く扱って終わりってところがあるでしょ。ふ〜ん・・・って思っちゃうんだよなそういうのを見聞きすると。 で、東京に数センチ雪が積もっただけで死人が出るほど大混乱に陥るというね。
平時はあって当たり前ではなく、常に綱渡り状態にある、こう考えておくべきなんだよ。
ってなわけで、チンコ・・・じゃなかった鎮魂の1日だったわけだが、天気は下り坂。ただし台風が来てるせいか28度まで上がったんだよ。去年の震災の時も暑かったな。真夏日になったでしょ確か。エアコンどころか扇風機も使えない中。停電で冷蔵庫止まってるのに暑いんだもの。試されまくりでしょ北海道。
で、今日も暑かったわけだ。蒸し暑かったな。昨日までと違って夏の暑さを思わせる感じだったものの、でもやっぱり無理してんなって感じはした。
で、雨が降り出しそうな中折りたたみ傘持参でウォーキングへ。先週数分のスコールを食らって一時コンビニの軒先に避難したコースをたどったわけだが、今日も途中で雨が・・・。とはいえ傘を使うほどではなかったもんで傘の出番はなし。 ま、こういうウォーキングする範囲でもあちこち出っ張ったり引っ込んだりしたまんまで震災の爪痕はまだまだそのままって感じだったりするんだ実際。
確実に震災後は道路状況悪くなったからね。車道は補修するけど歩道ってほとんどしないから大変だよ。歩いてても突っかかりそうになることすらあるもの。
で、帰って来てからチャリで出かけるわけだ。今日は天気予報的にはチャリ無理かと思ってたんだけどね。 でも暗かったね。日が短くなって来てるとは言えやけに暗かった。 まあ行きはそんなに雨に当たらず行けたわけだ。問題は帰り。もうすっかり帰りまでには本気で降ってるでしょと想定してて、靴は濡らしてもいいやつを履き、レインコートがカバンに入ってるのを確認して頭では帰りはレインコートを着て帰ってくる図があったわけだが、いざ外に出てみると小雨程度だったんだよ。 小雨 小雨ムーチョ♪ そりゃベサメだろ
ってなわけで結局レインコートの出番なし。いいことじゃないか。時々メガネをティッシュで拭くだけでいいほどだったもの。 週末の天気も当初よりいい方向になったみたいだもんな。さすがにまずいだろ〜って空気読んだんじゃね?イベントがあちこちである土日なのにクソ雨とか台風ならどんだけ恨まれることか・・・ってんで。
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