こんばんは、挿入という言葉を見聞きするとどうにも気になっちゃうレカ郎氏です。
今は機械なんかで平然と挿入って使ってるけど昔は違ったでしょ。保健体育の教科書で出てたぐらいか。
だから機械も「カードを挿入してください」とか言うじゃん。あれ、主語がなくて「挿入してください」だけだったら、機械の前でポコチン出すやついる わけねーだろそんなもんは。
ＥＴＣカードが挿入されていませんってのも「挿入されていません」だったら、そうか？ってズボン脱ぎだすやつがいる わけねーだろそんなもん。
でもそれいいな。カップルとか夫婦でまぐわい行為をする時、入れる前、あるいは入れる時そこじゃないよ〜って時に「挿入されていません」って言うの。
あ、まだだったか・・・みたいなさ。
でも男が挿入してるのに「挿入されていません」とか言われたらちょっと傷つくな。俺のそんなに小さいってか！？みたいなさ。
ラブ注入ってのがあったけど、あれもラブ挿入だったらイヤラシイ感じになるな。
ってなわけで、昨日に引き続き親戚のようなものの葬式イベントなわけだが、これほど坊さんとか式進行で言う言葉と気持ちが乖離してる葬式もなかったような・・・。
朝まずウチのバーさんを１人で長時間置いとくわけにはいかんってんで、施設で預かってもらに行ってから会場に行ったというか戻ったわけだが、それから式典だもの。式典言うな。
今日は昨日と同じ住職だったけど来てる衣が違ったな。派手なの着てきたもの。そこで思ったのは「あれって葬式のレベルで変えるんだろうか・・・」というやつ。
この葬儀はなんか金そんなにくれなさそうだからとか、人あんまし集まってないから安いのでいいわとか、この葬儀は人集まってるからとか、金結構くれそうだから高いやつ着てくかみたいなの。どうなんだべね？
万が一別な葬儀で前もみた坊さん来て「あ、あの時と着てるものが安っぽい」とか「高そうなの着てるぞ」ってのがあったらビンゴだべな。
で、まあ「いよいよ、故人と最後のお別れとなります。故人の姿を見るのも最後となりますので、目に焼き付けておいてください」とか言うわけ
「いいよ別に焼き付けなくて・・・」
とかね。ま、ハッキシ言って親戚中の嫌われものだったから。普通は、多少の嫌われ者でも１つや２ついいところがあって、死んだらそこんところを盛って美化されたりするわけだが、死んでもなお、悪く言われる人ってのは相当だぞ。
そんなのとこのクソ田舎に来て１０年以上、その前の段階から数えれば２０年近く同居とか、同居まがいのことやってたんだもの、その苦労は語るまでもあるまい。
だから死んでも人が集まらんのよ。親戚関係以外で来た乗ったら入ってた施設の職員が通夜と葬式でそれぞれ１人ずつだもの。でも施設長とそのもう少し上の人だったらいしけど。
その親戚関係も１５人程度だし。子供４人入れてだからね。
これが人間に下される評価なんだよ。
今棺桶に釘を打たないで、帯で風をするわけだ。その帯がえれー高いらしいんだな。釘でいいよ釘で・・・。そこらのホームセンターで買ってこい、１本数円で売ってるから。
で、その裏に寄せ書きせーって言うんだけどさ、なんも思いつかないわけ。これがだ、ワシの元主治医とかその奥さんの葬式だってなら書くこといっぱい思いつくんだけどね。血縁関係じゃないのに。
そしたらみんな書くことないって悩んでんだもの。これが故人への評価だよ。
こういうのはね、そりゃみんなから好かれてたり慕われてた人なら感動的なイベントになるし、みんな「あそうかそうか、だったら書こうな」ってなっていいのかもしらんけど、そうじゃない場合はみんなその寄せ書きする机の前で「う〜ん・・・」って目上向いたまんまになっちまうんだよ。迷惑なイベントでしかなくなっちまうんだよな。もうほんと気絶するほど悩ましい問題だもの。
まあ葬儀屋なんてそういうの腐るほど見てるから、故人がどれだけ好かれてたかどうかなんてのも分かるんだろうな。出棺ですってなっても誰も泣きゃしないし。
で、焼却・・・じゃなかった、火葬場に行く時のバスでもワシなんて最後尾で靴脱いでくつろぎまくりだし。なんだかこれからどっかいいところに行くんじゃないか？みたいな、高速バスにでも乗ってる感覚になったもの。ゼンコは降りるとき払うのかい？みたいな。
なんかわくわくしてくるねっ。
でもあの火葬場ってのもみんなメシ食ってるその時、炉ではえれーことになってんだよな。すごいらしいよ〜あれも。時々死体がうめき声上げたりするらしいからね。肺の中に空気入ってるとその空気が熱で膨張して逆流してきて排出される時に声帯をふるわせるらしい。ってことはだ、鼻に綿詰めたりするじゃん。そういうのも逆流してきた空気で「ふん！」みたいな感じで吹っ飛んだりするのかね。梅ちゃんじゃないんだから。
あとはペースメーカーが入ってると爆発したりするらしいし、時々デレッキで頭突いて脳出したりするらしいもの。焼け残んないように。
で、今回は人工関節が入ってる死体だったんだが、出てきた出てきた、犬釘みたいなのとそのほかの部品が。焼け残って出てきたってことはプラスチックじゃないんだなあれ。箸で触ってみた感じじゃセラミック？って感じだったな。
にしても収骨ってなってもみんな積極的に拾わないんだもの。ワシなんて積極的だったよ〜。これはどこの骨だ？とか、この黒く焼け残ったのはなんだ？とかで。まるで遺跡発掘してる感覚ね。「こんなになっちゃって・・・」ってんで誰も泣きゃせん。
下あごの骨とかも残ってたんだけど「ふ、あれだけくっちゃべってた口もこのザマか・・・」みたいな。 おっとこれ以上は。
戻って来てから繰り上げ法要になるわけだが、その時来た坊さん、ゆっくりから始まってだんだん加速してって加速しきったところでお経上げるのめちゃくちゃ早いんだよ。よくそんなに口回るね？元アナウンサー？みたいな感じ。経本読んでるとしても１つや２つ支えたりかんだりするじゃん。そういうの一切ないから。
あ、そうそう、お経の中に「あのくたら さんみゃく さんぼだい」ってのがあって「おお！？レインボーマン？」ってなったな。 インドの山奥で修業しちゃうよこれ。
で、まあ一連のイベントが終わって帰って来たわけだが、帰ってきたら今度祭壇作りに来てそこに遺骨祭るんだもの。
それキモチワルイんでさっさと納骨して片付けて。
で、出かける時間はあったものの、完全グロッキーだったもんでそんな気になれず。ダウン、矢吹ダウン！って感じだよ。いや〜葬式ってのは死んだ人間だけでなく、生きてる人間の命まで削ってくな。ＨＰもＡＰもだいぶ減ったぞ。
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