DIARY

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...... 2024年12月22日 の日記 ......
■ 記録映像は時と共に歴史的価値を持つようになる   [ NO. 2024122201-1 ]
こんばんは、天気が下り坂とは言うけど「明日は天気が登り坂でしょう」とは言わないよなって思うレカ郎氏です。

なんか登り坂って言われると天気悪くなるって感じはしないけど辛そうな感じするわなぁ。辛そうな天気ってなんだよ。 酷暑とか?晴れてても極寒とか。

天気関係で言うと1つ思うのがさ、−10度もあるというべきなのか、−10度しかないというべきなのか。「もある」だったらその前はー20度だったの?−30度だったの?ってことになるし、とはいえ今日が例えば―5度で明日が―10度だったら「明日はー10度しかないらしいわ」って会話はしないよな。なぜなんだ。

でもさ、東京辺りのレベルで話し聞いてりゃ「明日は日中でも10度しかないですから、万全の防寒対策が必要です」とか言ってんじゃん。バカ言うなって。10度?プラスのでしょ?十分暖かいじゃねえかと。北海道が次プラス二桁の気温になるったら来年の4月中旬か下旬だぞ。それまでプラス二桁になることはなくてもマイナス二桁になることはザラだからな。これを寒いっちゅーんじゃい。プラス5度くらいでダウン着なきゃとか暑くてしゃーないべ。ワシなんてウィンドブレーカー重ね着でー3度でもチャリ乗ってたぞ。 まあそれはダウン着ると動きにくくて嫌だってのがあったからだけど。

とりあえず寒いと言いたかったら、電話ボックスのガラスに氷の花が咲いてから言えやって話し。
昨日の夜なんてウチの部落はー13度だったぞ。

さて、もう今年も10日くらいしかないんだよな。なんだかついこの前除夜の鐘聞いたような気がするんだけど。あれは夢か幻かって。

で、まあ今週はまだましだったな、除雪は2回くらいか。いや〜岩見沢には申し訳ないな。でもそっちのドカ雪はいらないから。
どっか人のいない山奥とかでそういうのやっててくれないかなぁって感じだな。
でも風向きの関係でちょっとでも北よりの風が入ってたら札幌であの豪雪になってたわけだからこえーよ。また雪の中泳ぐように生活しなきゃならなくなるんだぜそうなったら。勘弁してくれよって。
問題はこれからだよな。今は西風傾向だけど、年明けからまたちょっと気候が変わったりするからさ、北寄りの風が多くなったらたちどころに札幌がえれーことになっちまうんだよな。

今年は1カ所通常の除雪の時はめんどくせーから脇の方に積んでおいて、ある程度溜まったり大雪の予報が出た場合事前に時間ある時にでも定期的に排雪しようって作戦にしてるところあるんだが、まあ近々1回目はやっておいた方がいいべな。
一番嫌なのが31日とか正月三が日にトチ狂った天気になることだな。今年がそうだったもの。31日分で1日の深夜に除雪、元日も除雪・・・せっかく歩兵休みにしてんのに体が、膝が休まらない・・・ってなったもの。
こういうの一番腹立ってムカつく天気なんだよな。

で、まあ連日今年は徒歩往復90分弱って例年よりもさらに歩く距離長くなりながらも膝を騙し騙し速度落として歩兵してるわけだが、今年は行き先がちょっと例年と違ってるからさ、余計距離が延びてんだよ。こんな余計なクソみたいなもんさえ降らなければ膝がおかしくなってくることもないのに。

そんな中、今年も恩師の家に家庭訪問で参上して来たわけよ。
毎年しょうもないもんを届けに行って顔見てるわけだが、今年で恩師82歳、もうすぐ83歳、恩師と出会って35年だで・・・。
ちなみに恩師が一番最初に受け持った人たちは68歳だそうな。すげぇ〜・・・。

で、まあいろんな話をしたわけだが、大人とクソガキって違いがあるもんで、ワシは当時のことろくに覚えちゃいないんだよな。もとい、当時のこと「も」覚えちゃいないだったか。恩師は名簿の名前見てすぐ顔浮かぶって言うんだが、ワシは名前聞いたところでそんなやついたっけ?だもの。でもさ、そんな昔の話しだけじゃあないぞ。大学のゼミだって同級生の名前「なんだったかなぁ」だし。ワヤだなオイ。先輩に至っては顔も名前ももう浮かばないぞ。
恩師とワシは正反対なんだなその辺。ワシはほんと顔と名前覚えらんないもの。これは生まれ持ったもんだと思うわけ。だからしばらく会ってない人の顔も薄らぼんやりしか覚えてないとかあるからね。ワシの主治医ですら「ん?どんなだったっけか?」と・・・。
でも一方で恩師とか、もっとすごい人は接客の仕事してて1回で客の顔覚えるなんて人もいるわけでしょ。すげー能力だと思うんだよなそれ。
恐らくワシのことで考えるとだ、根底にあるのはいかに他人に興味があるかないかだと思うわけ。それ比較的近年気づいたんだけどさ、ワシって基本人に興味ないんだな。テメーのことにも興味ねえけど。それに人の顔あんまし見ないようにしてるってのもあるんじゃないかと思うんだよ。だから顔覚えらんないし、名前もどうでもいいって感じでなかなか覚えられないんじゃないかと。

人間って興味のあることはするする知識頭に入るけど、そうでない場合は覚えるの大変じゃない。だから好きで取る資格の勉強は進んでも、仕事の都合とかで嫌々取らなきゃなんない資格の勉強は全然頭に入らないわけでしょ。つまり興味の問題だと思うんだよな。それでワシは人に興味ないから名前も顔もなかなか覚えないんじゃないかと思うわけだよ。いかんなぁほんと。
あとはバカだから覚えが悪いってのもあると思うし。ワシの脳の容量おそらく256MBくらいだから。20年前のPCじゃんそれ。そのうち3分の2はクラッシュして使えなくなってっからね。で残り3分の1にはしょうもない知識と間違った性知識で満たされてると。終わってるぜ君。

で、話の成り行きで「そういえば研究事業のビデオってのが5つくらいあったっけ」って恩師が部屋に探しに行って出てきたのがなんとワシが2年生だった時のビデオ。ワオ!まさかのお宝映像じゃあないか。
そういわれてみればなんかそんな授業あったなぁ〜と思い出したんだよ。学校内外の先生方が教室の後ろとか横にズラっと立って授業見物するってやつで、そのビデオだったんだよ。

何十年ぶりに見る当時のクラスメイトの顔と何十年前の恩師の若々しい姿。え!?こんなだったっけ?ってのがまず思ったことだったな。そして恩師はこれが誰、これが誰って分かってんだけど、ワシは一切分からん・・・。あ、幼稚園時代から今もダチってやつだけ分かったか。
そいつともう1人コイツは授業中落ち着きねえな!と思ったらワシだったし・・・。前より横向いてる方が多いんだもの。だから今は立派なバカになっちまったんだね。

恩師は「いやぁ〜懐かしいなぁ」ってしみじみ見てたんだが、ワシはなんか初めて見る感覚でなつかしさはなかったな。おかしいなぁ、人の名前と顔は置いといても教室内の記憶とかはある程度残ってると思ってたのにダメだな。思い返してみれば小学校時代の記憶っていつの間にか断片化されてんだよ。デフラグしなきゃダメだなこりゃ。ワシの脳デフラグの前に分析したら断片化された部分でイメージが真っ赤っかで表示されるべな。

しかしまあ恩師の記憶力はたいしいたもんで、この子は途中でどこどこに転向してったとか、この子の家の家業はなんだとか、この子は今どこで何してるとかつかんでたりするんだよ。
今でも当時のクラスメイト数人から年賀状とかメールのやり取りしてるらしいんだけどさ、そのうちの1人はワシなわけだ。で、リアルな付き合いしてるのはワシだけと。
で、ビデオの終盤ワシは見逃さなかったぞ。教室の後ろの方で未来の担任が授業見に来てたのを。だから当時のワシとしては前で担任が授業してるのを後ろで未来の担任が見てるってすさまじい状況になってたわけだ。
で、思い出したのが、そういえば研究授業がある時ってこれやっとけって問題やらされたりして先生が資料持って教室から出てったりまた戻って来て授業したり、また出てったりってのを繰り返してたことあったなと。これだったんだぁ〜って今気づいたもの。

あのビデオは当時なら記録として撮ったものだと思うんだが、今はいろんな歴史的価値を持ってるな。親だって持ってないしみたことないべあんな映像は。参観日とかじゃない普通に授業してる風景だからね。

あの頃は純粋だった当時の連中も今はみんな擦れて薄汚れちまってんだべな〜心も体も・・・ってヲイ!

で、この後さらにすごい出会いがあったと。この前恩師がTV見てたら近所の店が出てて、その店長の名前でピンと来たらしいんだな。それでその店に行ってみようってことで行ったんだよ。
で、オーダー取りに来た店員に事情を話したら少しして店長が来たんだが、もしかしてこれこれこういう小学校に通ってた〇〇君?って聞いたらビンゴと来たもんだ。
恐らく何十年ぶりの再会だったはずだな。ワシより一回り上の人で恩師がワシの小学校に赴任してくる前の学校で受け持ってた子らしいんだよ。
で、さすが恩師、歴代受け持った子供の一覧作ってあるんだが、何年に受け持った子供らは今いくつになってるってのが一覧になってる恐ろしい資料なわけだよ。それ見れば一発で歳が分かると。
で、その店長が一覧見て、あ〜こいつ知ってる、コイツも覚えてる、コイツも知ってるって言うわけ。あ、やっぱワシがダメなんだ・・・と。ワシなんて昔馴染みのダチ以外覚えてねえし。

2カ月くらい前恩師がTVで見て知るまで、店は13年くらい前に出してたらしいんだが、それまで知らないでその前を何度も通ってたと。しかもその教え子の店長も比較的近くに住んでるらしいんだな。おまけに別の同級生も近くに住んでるらしい。知らないってこういうことなんだな。
店に新旧の教え子が恩師といるってあり得ないような状況になってんだもの。これも恩師がもたらせた奇跡だわな。恩師がいなければその店の店長なんてワシからすれば赤の他人なわけだし。すごいなぁ〜

でもさ、今でも60代になった教え子とかワシらより下の世代の教え子がクラス会開いて呼ばれて行くことあるって言うんだが、やっぱし恩師の人がらなんだろうな。嫌われるようなクソ教師とか今のリーマン教師なら担任外れたり卒業しちまったらそれまでの関係じゃない。大体クラス会なのに隣のクラスだった人も来るらしいからね。合同で授業やってた関係で恩師のこと知ってるってんで。やっぱし人がらなんだよ。
そして教え子がこうやって社会で活躍してる姿を見るのがうれしいし楽しいらしいんだよな。 す、すいません・・・バカなことしかしてなくて。

だからある時バスに乗ったら運転手が教え子だったことがあったり、近所の整形外科の勤務医が教え子で主治医になってお互い先生って呼び合ってるとか、色々あるらしいんだよ。
でも教師って仕事に就いてなかったり、あるいはリーマン教師だったりしたらこういうことってないんだろうな。
恩師は教師って仕事と子供が好きで教師になったような人だからさ。
やっぱし慕われる先生ってのは手離れても慕われるもんだよ。恩師も教え子は宝って思ってるだろうし。
やっぱり結果ってのは後々ついてくるもんだよな。で、人生の結果は最後死ぬときに分かると。ああいい人生だったと思って死ぬか、最悪な人生だったなって悔いて死んでいくか。ワシは言うまでもなく後者だな。

ちなみにその店長、バツイチらしいんだが、去年だかおととし随分若いのと再婚したらしいんだよ。で、その相手が店のスタッフ・・・ってスタッフに手出したんかい店長ッ!まあ出したのは手だけじゃないんだけど・・・ってやめろッ。

ま、今はこういう恩師みたいな教師って皆無なんだろうな。教師は敬遠される職業になっちまったし。恩師も定年した直後ぐらいにモンスターナンチャラってのが問題化してきたから一番いい時代に教師生活出来たって言ってたもの。
今はガキもその親もめんどくせーやつだらけになっちまったからさ。そりゃ教員って仕事も敬遠されるわけだわな。
なるべく人と関りを持たないようにするって時代になっちまったし。だから教師だけでなく接客業とか客商売って職業ほど敬遠されるでしょ。嫌な時代になったもんだ。ま、それだけ世の中に余裕がなくなったとも言えるんだろうな。人を許すとかちょっと考えるってことが余裕がなくなった分出来なくなったんだろうし。

何食って育ったらそうなれるわけ?みたいなのウジャウジャいるでしょ。


No.6547

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